5月21日(火)のレーザーテック研究です。
5月8日に続いての高値売りサインが点灯。これはTOPIXの概況で述べた通りのロジックで点灯します。レーザーの場合は、昨日高値の43480円を上から下に抜ける時。
分足を見ると、この43500円ラインを挟んでの攻防が9時半頃から前場終了まで見えるかと思います。そして、後場の開始がまさしくこのラインでした。そこからの圧巻の下げ。一旦下に持っていかれたモーメンタムはそう簡単には変わりません。前日終値付近で少し揉み合った後、14時頃にかけてジリジリと押されての安値更新。
この43480円が割れる段階で、筆者の変化点環視表のアラートが出現。ちょうど監視表の手直しを行っておりました。それまでは、Index/Match関数のMAX値が点灯していました。43500円以上での朝方の攻防の時です。
しかし、アラートが出たとは言え、今日は朝方から外出もしており、全体的な流れを見ていなかったので、迅速に売りを仕掛ける暇はなし。あっという間ですね、レーザーは。
とは言え、こうしたアラートがきちんと作動することが確認できただけでも、本日は収穫あり。
変化点監視表として、最終的に行き着いた形については、週末にでも詳細な説明をする予定。
それで、今後のレーザーテックですが、最後の切り返しでOSCも更に上げ62.1%に上昇。42920円まで今日は押し込まれましたが、しこり玉が残っている訳ではありません。42500円レベルまでの下方圧力を凌げば、再度高値圏に浮遊する可能性はありますね。
しかし、今日の後場の急落のように、あっという間のつるべ落とし技が、いつ炸裂するかも知れないのが、レーザーテックです。そこは気をつけた方が良さそうですね。
以上です。