誰しも、「底値で買って高値で売る」ということを目指して、日々研鑽に励んでいるものと思います。これは永遠の課題ですね。これが出来れば、通算で株で大儲けできるのは確実ですから。
こうした「難題」にここ3年ぐらい取り組んで来ました。
もう、これで底値を捕捉できるだろうと思ったことは数限りなくあります。しかし、結果は、眼の前の値動きに翻弄されて見過ごしてしまうことが通例です。それは、値動きというのは過去の「履歴」に他ならず、今回のケースを、その履歴に当て嵌めても、過去のパターン通りには動かないことから来ております。
多分、今流行りの生成AIでも、これはなかなかうまくいかないだろうと思います。筆者も生成AIの助けを借りながら、様々なエクセル上での関数式やマクロを変更してきましたが、毎回の値動きの奔放さに翻弄されているのが現状です。
しかし、そのまま座視している訳にもいかず、せめて、底値拾いのパターンだけでも整理できないかと思い、昨日から挑戦してきたのが、以下の3パターンのどれかに合致すれば、買い出動をかけるという方法です。例によってトレーディング参加者が多く、データの偏りが少ない6920レーザーテックの4本足データを使って簡単に解説します。
1.パターン1(2024年4月26日ケース)
前日:MIN値=0、売られ過ぎサイン=点灯
当日:MIN値>0、売られ過ぎサイン=消灯
前日終値<=当日安値(マイ転防御パターン)
前日安値<当日安値(安値防御パターン)
Index/MatchのMIN指数値=”Go”かブランク
2.パターン2(2024年3月12日ケース)
前日:MIN値=0、売られ過ぎサイン=点灯
当日:MIN値>0、売られ過ぎサイン=消灯
前日終値>当日安値(マイ転パターン)
前日安値<当日安値(安値防御パターン)
Index/MatchのMIN指数値=”Go”かブランク
3.パターン3(2023年12月18日ケース)
前日:MIN値=0、売られ過ぎサイン=点灯
当日:MIN値>0、売られ過ぎサイン=消灯
前日終値>当日安値(マイ転パターン)
前日安値>当日安値(安値防御失敗パターン)
Index/MatchのMIN指数値=”Go”かブランク
まあ、ざっくりと上記の3つのパターンがあります。赤い文字のところだけご注目下さい。
それぞれのパターンについて、どのタイミングで買いを仕掛けるかがポイントとなります。1つの回答は、Index/MatchのMIN指数値が点灯している間は駄目ということになります。
当然ながら、売られ過ぎを構成していたMIN値が0に戻ったり、売られ過ぎサインが再点灯したりした場合は、買い出動は厳禁となります。
以上、3パターンを考慮して、エクセルの関数式を使っての「買い時サイン点灯」がなされるように「監視表」を修正しましたので、このパターン分けで実際の有効性を検証をしてみたいと考えておます。
どうしても、実際の値動きがある環境で検証をしないと、株価の縦横無尽な値動きのパターンが様々なので、頭で考えた関数式ではうまく機能しないことがありますね。
以上です。