9月6日(金)のレーザーテック研究です。
ところで半導体銘柄の中では、特段レーザーテックが悲惨な状態という訳でもなく、8035東京エレクトロンがひどいことになっておりますね。この10日間で9日も売られすぎサインが点灯。
OSCは例の8月5日の31%をも下回る29%です。レーザーテックは43%で、5日の26%よりはるか上。MAX値は東京エレは7月11日以来点灯なし。これは監視44銘柄中、デンソーと東京エレだけです。
今日のレーザーテックは、やはり朝高からはマイナス圏で揉み合っていたのですが、前日安値を挟んでの攻防が、例によって10時ごろまで続き、そこからドスーンと23000円前後まで落とされ、一気にS1ラインが決壊。
この段階では、ボリンジャーバンドの3δが抵抗線として機能。だらだらと横ばいが続きます。しかし、後場から今日の安値に突入し22830円。S2の22682円までは押し込まれず。その後は、引けにかけてS1ラインを下から奪還。よく戻したと思います。
その結果、OSCは43%に上昇。一時は前日のOSCを割りそうでしたが復活。8月30日以来、OSCはダウントレンドでしたので、今日のこのコンバージェンスは、明日以降に期待が持てる形ですね。
しかし、5日連続売られすぎサインが点灯。どこかで反転する筈ですが、1つの指標が総合判断指数です。今日は0.372まで落ちております。これは8月5日の0.301以来の低さ。
そろそろ、5日のレベルに近づくまで落ちてきているという証左になります。実値段は4000円ほど高いですけどね。
そしてこの総合判断指数というのは、2022年6月20日に14450円まで奈落の底に落とされた時でさえ、0.562だったのです。それ以前を見ても、同年3月11日に0.429をマーク。終値は16710円でした。2021年3月18日からのデータしかありませんが、とにかく、歴史的?な低さ。
まあ、テクニカルには落ちるところまで落ちている感じ。もう一段落ちて、8月5日の0.301を突き破る0.28ぐらいまでくれば、幾ら何でも自律反発するのではないでしょうか。
以上です。