9月19日(木)のレーザーテック研究です。
市場概況でも書きましたが、まさかR3の抵抗線まで突破するとは。前日までは、寄り付きで大きめに上げても、その後はハンコを押したように失速しておりました。その余韻?が残っているせいか、22685円で寄り付いた時、R1の22700円あたりを超えたところからは、例によって失速するのだろうと待ち構えておりました。
今日、このR1抵抗線の22700円で売りを仕掛けていたらどうなっていたか? 安値をマークした9時9分の22540円で買い戻しを余儀なくされたとして、そこからのとんでもない上昇を目の当たりにすると、うまく立ち回れていたかどうか? 多分、あっという間に23000円レベルまで持っていかれていたことでしょう。
こうした経験が、また、明日以降の「残像」として目に焼き付いてしまうので、まあ、デイトレでの立ち回りは、何かの指標がないと難しい。
レーザーテックの激しい値動きを見れば分かるように、あらかじめ自分が勝手に想定したラインを抵抗線とみなして売買するのは、かなりのリスクを伴います。
従って、今日はR3ライン突破を見破れなかった筆者の負けですが、そのようなとんでもない上昇を演じる日もあることを、頭の片隅に置きながら、再度、S1-S3の下値抵抗線。R1-R3の上値抵抗線を目安に置きながら、トレーディングする以外にありませんが、銘柄の中には例えば4062イビデンは、今日の高値はR1突破のみ。安値はPIVOT割れ、そして終値はかろうじてPIVOTの上といった軌跡を辿る銘柄もあり、そうした不振銘柄と好調銘柄を両睨みしていると、これは誰でも頭の中が変になりそうです。
さて、レーザーテックに話を戻すと、これだけ上げてもOSCはまだ39%です。9月5日の安値ラインの23415円を終値でクリヤーしただけ。その上は1000円ばかり空いております。それより、6日の安値の22900円あたりまでの押し目を覚悟しておいた方が良さそうです。
今日の上げで、何とか10日MAラインの22700円あたりをクリヤーしております。その上の25日MAラインまではまだ2600円ほどもあります。
ここは、一旦調整を余儀なくされることを覚悟しておいた方が良さそうです。アメリカ市場も停滞しておりますので、後は為替の動向次第か。
以上です。