12月15日(木)の市場概況です。日経先物は午後3時15分現在。 下に15日の海外市況
◆日経先物:8370(-130円)OSC43%(-3%)12月8日のOSC62%、終値8680円から下落に転じる。RSIは58%(+1%)
◆日経平均:8377円(-142円)OSC49%(-1%)12月7日のOSC68%、終値8722円から下落に転じる。RSIは57%(+-0%)
◆TOPIX:725(-12)OSC51%(+-0%)12月7日のOSC68%、終値750ポイントから下落に転じる。RSIは59%(+-0%)
◆マザーズ指数:390(-10)OS59%(-2%)12月8日のOSC79%、終値402ポイントから下落中。RSIは64%(-3%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:90.36%(-10.98%)-12月15日現在。
マザーズ:89.71%(-3.2%)-12月15日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率9%(-14%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率72%(+24%)
全く酷い相場展開ですね。リバウンドらしいリバウンドはなし。朝の9時過ぎぐらいが高値で、後場に入って下落スピードが増す始末。今日は9984ソフトバンクと3632グリーのリバウンド狙いの買いで薄利撤退。この下落モードじゃリバウンドしても知れてますね。グリーにしても10円ぐらいが精一杯。
後場の相場急落に逆行して上げたのが、6054リブセンス。気が付いたら上場来高値の2536円を超えておりました。頂点は何とそこから164円高の2700円。そして、その切りのいい数字を見届けてからの下落は激しいもの。2350円までの下落を想定して待ち受けておりましたが、もう少しでヒットするところでした。
新興市場銘柄のこうした動きは長年経験しておりますので、高見に昇った後を追うことは決してしない習性がついておりますが、この上場来高値を下から突き抜く仕掛けをやる輩がいることを、きちんと見ていれば、100円ぐらいは抜けたかも知れませんね。
持ち越しはありません。
【以下は15日の海外市況】
◆ドル・円:77.9円(-17銭)OSC62%(-2%)12月7日のOSC40%、終値77.65円から円安方向へと切り返し中。RSIは53%(-14%)
◆ユーロ・ドル:1.302ドル(+0.004ドル)OSC34%(+-0%)12月8日のOSC42%、終値1.334ドルからユーロ安へと転じる。RSIは37%(+6%)
◆USドルインデックス:80.32(-0.27)50MA(77.78)上で揉み合い中から伸びる。(15日現在)
◆10年債利回り:1.92%(+-0.0%)50MA(2.07%)を挟んでの揉み合いから下落基調。
◆米3ヶ月国債:0.01%(+-0.0%)対10年債スプレッド:1.91%(-0.04)3%切ると要注意。
◆NYダウ:11869ドル(+45ドル)OSC46%(-1%)RSIは68%(+2%)12月6日のOSC64%、終値12150ドルから下落に転じる。
◆Nasdaq:2541(+2)OSC44%(-1%)RSIは61%(+3%)12月6日のOSC60%、終値2649から下落に転じる。
◆上海総合:2181(-48)OSC29%(-6%)RSIは24%(-2%)11月29日のOSC55%、終値2412から下落中。
◆VIX指数:25.11(-0.93)200MA(25.67)の下を停滞中。
◆WTI原油先物:93.87ドル(-1.1ドル)200MA(95.98ドル)を割り込む大幅下落から回復できず。
◆CRB指数:294(-1)50MA(313)を再度割り込み大幅下落中。
◆NY金:1577ドル(-3ドル)200MA(1615ドル)をも大きく割り込み急落中。
◆バルチックドライ指数:1912(-10)50MA(1949)を割り込み、その下で揉み合いから接近中。(14日現在)
◆セミコンダクターインデックス:350(-1)50MA(373)を再度割り込み下落中。
◆シカゴCME(円建て):8415円(+45円)
スペイン債の入札が順調だったことや、12月のニューヨーク連銀の製造業景況指数が予想を大きく上回る9.53ポイント、また新規失業保険申請件数が12月10日までの週で366千件と大きな改善が見られたことから、ダウは一時160ドル程度まで値を上げるも、上値は重くプラスながらもじり安。
商品関連はわずかな下落にとどまるのが精一杯。債券の金利は上がりVIX指数は下げております。
要するに、経済指標がこれだけいいと100ドル以上は必ず上がったものが、今は欧州情勢に一喜一憂するため、霧が晴れない状況で株価も暗中模索状態。
なお、ユーロ・ドルはパリティ(1.0)までユーロが落ちるとの見方がアメリカのアナリストにも出てきておりますね。