今日の休日のバッハは、カンタータ第63番《キリストの徒よ、この日を彫り刻め》から、第5曲のテノールとアルトのアリアです。
この曲は、バッハがワイマールの宮廷楽師長に任命された1714年の12月25日のクリスマスの日に演奏されました。何となく浮き浮きとするクリスマスの雰囲気が伝わってくる曲ですね。ちょっと早いのですが、街もクリスマス気分が盛り上がっているようですので、あえてお届けします。
対訳は以下のようになっております。(訳:川端純四郎)
Ruft und fleht den Himmel an, 天に呼びかけ、切に祈りなさい、
Kommt, ihr Christen, kommt zum Reihen, 来なさい、キリスト者たちよ、列に加わりなさい。
Ihr sollt euch ob dem erfreuen, 喜びなさい、神が、今日、
Was Gott hat anheut getan! なさって下さったことを。
Da uns seine Huld verpfleget なぜなら、神の恩恵が私たちに供与され、
Und mit so viel Heil beleget, 感謝しきれないほどの多くの救いで
Das man nicht g'nug danken kann. 私たちを満たして下さったのだから。
演奏は、先週と同じゲオルグ・クリストフ・ビラーの指揮のゲヴァントハウス管弦楽団と聖トーマス教会合唱団です。このメンバーの今年録音のCDは録音が素晴らしく、カンタータ第190番《主にむかいて新しき歌を歌え》の冒頭の合唱もあわせてお聴き下さい。さすがに歴史あるオーケストラと合唱団だけあって、いい装置で聴くと臨場感溢れる素晴らしい演奏です。こちらは新年のためのカンタータです。どちらかと言うと、こちらの曲の方が聴き込んで行くにつれ魅了されるほどです。
第190番の合唱の日本語訳は以下の通りです。(訳:大村恵美子)
主に むかいて 歌え 新たなる 歌を
聖徒らは 主を ほめ讃えん
かなでよ 鼓(つづみ)と 琴もて
ほめよ 楽の音もて
われら 歌わん
いのち ある もの みな 主を 讃えよ
神に 感謝せん
アレルヤ
いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。
この曲は、バッハがワイマールの宮廷楽師長に任命された1714年の12月25日のクリスマスの日に演奏されました。何となく浮き浮きとするクリスマスの雰囲気が伝わってくる曲ですね。ちょっと早いのですが、街もクリスマス気分が盛り上がっているようですので、あえてお届けします。
対訳は以下のようになっております。(訳:川端純四郎)
Ruft und fleht den Himmel an, 天に呼びかけ、切に祈りなさい、
Kommt, ihr Christen, kommt zum Reihen, 来なさい、キリスト者たちよ、列に加わりなさい。
Ihr sollt euch ob dem erfreuen, 喜びなさい、神が、今日、
Was Gott hat anheut getan! なさって下さったことを。
Da uns seine Huld verpfleget なぜなら、神の恩恵が私たちに供与され、
Und mit so viel Heil beleget, 感謝しきれないほどの多くの救いで
Das man nicht g'nug danken kann. 私たちを満たして下さったのだから。
演奏は、先週と同じゲオルグ・クリストフ・ビラーの指揮のゲヴァントハウス管弦楽団と聖トーマス教会合唱団です。このメンバーの今年録音のCDは録音が素晴らしく、カンタータ第190番《主にむかいて新しき歌を歌え》の冒頭の合唱もあわせてお聴き下さい。さすがに歴史あるオーケストラと合唱団だけあって、いい装置で聴くと臨場感溢れる素晴らしい演奏です。こちらは新年のためのカンタータです。どちらかと言うと、こちらの曲の方が聴き込んで行くにつれ魅了されるほどです。
第190番の合唱の日本語訳は以下の通りです。(訳:大村恵美子)
主に むかいて 歌え 新たなる 歌を
聖徒らは 主を ほめ讃えん
かなでよ 鼓(つづみ)と 琴もて
ほめよ 楽の音もて
われら 歌わん
いのち ある もの みな 主を 讃えよ
神に 感謝せん
アレルヤ
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