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市場概況(12.22.11)

2011-12-24 09:28:55 | 市場概況
12月22日(木)の市場概況です。日経先物は午後3時15分現在。 下に23日の海外市況

◆日経先物:8370(-70円)OSC39%(-7%)12月8日のOSC62%、終値8680円から下落中。RSIは40%(-11%)
◆日経平均:8395円(-65円)OSC42%(-2%)12月19日のOSC40%、終値8296円から切り返し転じる。RSIは40%(-11%)
◆TOPIX:723(-3)OSC40%(-2%)12月7日のOSC68%、終値750ポイントから下落中。RSIは38%(-11%)
◆マザーズ指数:393(-4)OS47%(-3%)12月8日のOSC79%、終値402ポイントから下落中。RSIは49%(-11%)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証1部:100.48%(+2.83%)-12月22日現在。
 マザーズ:91.7%(-0.1%)-12月22日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率17%(+1%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率56%(+3%)

後場も前場同様にジリ安。3連休%欧米のクリスマス休暇を控え、買い手控えられたようです。海外投資家も2週連続で売り越し。一方、個人は2週連続の買い越し。

後場はノートレード。6758ソニーの1379円の売り玉を、1382円に変更したのが痛かった。1380円が節目の数字だったんですが、ここを少しオーバーランする勢いを感じての変更でした。その後、1370円に近づく時に、少しずつ売るのが正解。そして、上値抵抗線の1370割れで買い戻しでしたね。実際はこれを2円上回っての終了。

3632グリーの後場はほとんど下値抵抗線の2552を挟んでの動き。しかし終盤にここから2538円まで押し込まれましたが、大引けでは2553円に戻すという、よく分からない動き。この株は、機関投資家が成り売り・買いのオペレーションをしているようで、あまり、節目の数字を超えたからと言って、そこに乗っても駄目ですね。先の動きを察知して、仕込みつつ、節目を超えたら決済するという戦法を余儀なくされるので、個人投資家としてはかなりやりにくい銘柄。しかし、今日は昨日と違ってほとんど過熱せずでしたので、こういう日は動きが読めないので手がけないのが無難。

持ち越しはありません。

以下は23日の海外市況

◆ドル・円:78.09円(-7銭)OSC62%(+-0%)12月7日のOSC40%、終値77.65円から円安方向へと緩やかに切り返し中。RSIは58%(+5%)
◆ユーロ・ドル:1.305ドル(-0.001ドル)OSC37%(+-0%)12月8日のOSC42%、終値1.334ドルからユーロ安へと転じる。RSIは27%(+-0%)
◆USドルインデックス:79.93(-0.03)50MA(78.06)上での揉み合いから下落基調。(23日現在)
◆10年債利回り:2.03%(+0.06%)50MA(2.06%)を上限にしての下落基調からの急反発中。
◆米3ヶ月国債:0.01%(+-0.0%)対10年債スプレッド:2.02%(+0.06)3%切ると要注意。
◆NYダウ:12294ドル(+124ドル)OSC59%(+6%)RSIは56%(+1%)12月19日のOSC41%、終値11766ドルから上昇に転じる。
◆ナスダック:2619ドル(+19ドル)OSC4953%(+4%)、RSIは46%(-1%)12月19日のOSC38%、終値2523ドルから上昇に転じる。
◆上海総合:2205(+18)OSC50%(+4%)RSIは26%(+8%)12月15日のOSC29%、終値2181から切り返しに転じたか?
◆VIX指数:20.73(-0.43)200MA(25.74)を割り込んでから下落中。
◆WTI原油先物:99.8ドル(+0.4ドル)200MA(95.78ドル)を一気に回復し上昇中。
◆CRB指数:306(+-0)50MA(312)を再度割り込み下落中からの急回復中。
◆NY金:1610ドル(+2ドル)200MA(1621ドル)を大きく割り込むも再度接近中。
◆バルチックドライ指数:1738(-49)50MA(1915)を割り込み、その下で揉み合いからの下落中。
◆セミコンダクターインデックス:369(+2)50MA(373)を再度割り込み下落中から反発中。
◆シカゴCME(円建て):8550円(+180円)

米週間新規失業保険申請件数が36万4千件と予想を1万6千件も下回る好結果。このところ節目の40万件を割り込んでいますので、米国経済は株価が低迷するほどには悪くなく、むしろ、リーマン・ショック以来の雇用の改善傾向ですね。
3Qの個人消費は前期比年率1.7%と鈍化はしておりますが、ユーロ債務危機がまだアメリカには影響していないのか、また、このところのドル高による輸出の鈍化の影響が現れていないのか。

後は、ユーロ危機がこのままじりじりと改善していけば、もともと、プライマリーバランスが黒字のイタリアまで、ファンドが空売りのターゲットにすることの理不尽さが市場で認識されていけば、来年はもう少し相場が好転するかも知れません。

何よりも、ゴールドの停滞ぶりが、このところの債務危機の一段落と米景況感の上昇を物語っております。

シカゴCMEの日経先物は+130円と、意外に大きな上昇で帰ってきておりますが、後は今晩の海外動向次第で、来週の動きが決まると思います。

-------23日の海外市況へのコメント-------

NY株は、個人支出(11月)が前月比+0.1%と、予想より0.2%下回ったものの、耐久財受注が予想を大きく上回り、新築住宅販売は予想を少し上回ったこと等で続伸。欧州株も大幅プラス。

なお、英国債の10年債の利回りが初めて2%を切っております。ポンドは弱含み。やはり景気の先行きに対する懸念がポンド債へも資金が向かっているようです。

来週月曜日の日本市場は、先物が8510円~8550円というレンジのどちらに抜けるかによって、8600円台へと行くのか、再度8400円台へと戻るのかが試される展開と予想します。
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