真摯な姿

毎日　テレビのニュースで選挙の街頭演説の模様が写しだされている。民主党の岡田さん　何か命をかけているような真摯な姿がみえる。好感もてますなぁ。自民党の小泉さん　髪振り乱して郵政民営化を訴えてますなぁ。
日頃　私の尊敬する哲学者の梅原　猛　先生が以前記述されていた記事を紹介します。

最近、大相撲のテレビ中継をみていると、ある力士が立ち合い変わってはたき込みで勝ったのに、元横綱北勝海の八角親方は「このような勝ち方ではだめである。今場所の星がどうのというよりは、数年後、自分がどんな力士になるかを考えてもっと前に出て正攻法で相撲を取らねばならない」と評した。私はこの批評はもっともであり、政治も五年先、十年先あるいは百年先をみて行わなければならないと思う。｛日本の首相は、今場所の星だけをあげようとする力士のように口八丁手八丁のあらゆる手を使って支持率をかせいで自分の地位を守ることのみに汲々としているかのようにみえる。｝
あのときあのことをやってくれて日本は救われたと後世の人から思われるようなことをする政治家こそ真の政治家であろう。支持率という浮薄ともいえるもののみに頼る政治はいい加減にやめて」ほしいと私は思う。

と記述されています。
｛　　　　｝のところを括りましたが、小泉さんは郵政民営化を否決されて衆議院を解散し、郵政民営化に反対した党員には刺客といわれる小泉さんの奴隷ようなイエスマンの立候補をたてるなど梅原先生がこのような事が起こる前に小泉さんの本質を見破ってみえる。小泉さんはとても後世の人から日本は救われたと感謝されるような政治家ではないと私は断言する。それどころか小泉さんが首相になって日本は沈没の方向に行ったといわれかねないと心配になる。

それとは違い民主党の岡田さんの真摯な姿は後世の人に感謝される政治家になる素質がある。
今回は岡田さんに託そう！！そう考える人が増えるのを期待したい。