団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「大切なものは、目に見えない」

2022-07-31 01:39:01 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「目に見えないから大切」というタイトルで、高校1年生の女子生徒さんが投稿されていました。

 「大切なものは、目に見えない」

 小説「星の王子さま」の言葉だ。

 キツネが王子さまとの別れの際に大切なこととして教える。

 心で見ることの大切さを伝えている。

 この言葉は「人は見た目で判断してはいけない」ということにも通じるのではないだろうか。

 見た目よりも大切なものは中身だと教えてくれる。

 「大切なものは、目に見えない」のだから、見えるものよりも見えないものを大切にしていきたいと考えている。

 「星の王子さま」は世界の人々に愛され続けている。

 星の王子さまがかわいいからというだけでなく、さまざまな言葉が多くの人の心に残るからだろう。

 以上です。

 サン・テグジュペリの「星の王子さま」を、20代頃に買って読みました。

 まずは絵が綺麗で、印象に残ります。

 星の王子さまもかわいいです。

 大人のために書かれた童話のようで、本の中身はけっこう難しいと思いました。
 
 キツネが王子さまとの別れの際に大切なこととして教える「大切なものは、目に見えない」。

 たしかに印象に残る言葉ですね。
 
 「大切なものは、目に見えない」、なかなか大切なものは分からないのでは?

 
>この言葉は「人は見た目で判断してはいけない」ということにも通じるのではないだろうか。

 私のように年寄りになると、見た目を大切にしますね。

 年寄りが清潔な格好をしていないと、胡散臭く見られます。

 私は外出する時には、良い物ではなくとも清潔な服装をするよう心掛けています。

 これが年寄りには大切な事だと思っています。

 他人は中身が分かりづらいので、外見で判断します。😅
 




松山千春/貴方のことで
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紙をむくと芯が出てくる赤鉛筆、懐かしい。

2022-07-30 01:24:32 | 日記
 7月17日の中日新聞の「中日春秋」に下記の事が書かれていました。

 中日春秋
 2022年7月17日 

 作家の向田邦子さんがバスの中で見知らぬ小学生の男の子を助ける話を書いていた。

 救ったのは十円か十五円の小銭。

 この小学生、定期券を忘れてしまったらしい

 「忘れたの?」とたずねると、「怒ったような顔をしてうなずいた」。

 向田さんは小銭入れからバス代を出し、手に握らせた。

 子どもは降り際に使いかけの赤鉛筆を黙って差し出してきた。

 紙をむくと芯が出てくるもので当時としては珍しく、この子の宝物だったに違いない-

 宝物を差し出してもかまわないほどの優しい十円玉だったのだろう。

 十円玉の「今」に向田さんの話を思い出した。

 財務省は二〇二二年度の貨幣製造計画を改定し、十円硬貨の製造枚数を当初計画から四割程度減らすそうだ

 十円硬貨の製造数は過去二十年で最少となる。

 キャッシュレス決済の普及で硬貨の流通量が減ったことを受けての判断らしい。

 なるほどコンビニの支払いでもスマートフォンをかざす方が増えてきた

 時代の流れとはいえ、子どものときに十円玉を握りしめ、駄菓子屋さんに向かった世代には少し寂しく感じる話か

 お小遣いやお手伝いのお駄賃。

 十円玉は子どもにはお金の入り口のような貨幣で、そこからお金のありがたみを学んだものだろう。

 十円玉をそっと嗅いでみる。

 懐かしい青銅のにおいに、子ども時代が浮かんでくる。

 キャッシュレスではこうはいくまい。

 以上です。


>子どもは降り際に使いかけの赤鉛筆を黙って差し出してきた。
 紙をむくと芯が出てくるもので当時としては珍しく、この子の宝物だったに違いない-

 この小学生、帰り際にお礼に宝物の赤鉛筆を向田邦子さんに渡されたとの事ですが、よく渡されたなあと感心しました。

 私なら助けて頂いたとしても、そこまで気が回らないでしょうね。
 
 紙をむくと芯が出てくる赤鉛筆、懐かしい。

 私も使った事があります。

 確かに普通の赤鉛筆より、値段が少し高かったように思います。

>十円硬貨の製造数は過去二十年で最少となる。
 キャッシュレス決済の普及で硬貨の流通量が減ったことを受けての判断らしい。

 キャッシュレス時代になりましたが、まだまだ現金しか通用しないお店もあります。

 先日 弟・妹と入った鰻屋さんも、クレジットカードは取り扱っていませんでした。

 将来はともかく、今は少しは現金を持っていないと困るでしょうね。





ラブレター - YOASOBI | Choreography by Sota(GANMI) | **CJDA MV21**
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もしあの日、レジャックでの出逢いがなければ

2022-07-29 01:30:58 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「逆ナン」というタイトルで、65歳の男性が投稿されていました。


 名古屋・名駅の商業ビル「名鉄レジャック」の閉館が決まったことを新聞で知りました。

 もし、レジャックがなかったら、私の人生は全く違っていたに違いありません。

 昭和五十五年十月。

 私はこのビルにあったディスコに通っていました。

 仕事後の毎週金曜日の夜です。

 映画「サタデー・ナイト・フィーバー」を観て影響を受けたのです。

 気分はジョン・トラボルタでした。

 その日、「一緒に踊っていただけませんか?」と、女性が丁寧な言葉で声を掛けてきました。

 当時十八歳だった妻でした。

 女性から男性に声を掛ける「逆ナンパ」というパターンだったのです。

 妻は看護学生でした。

 病院に住み込み、午前中は仕事、午後は高校の看護科で勉強、夜も仕事というハードな生活でした。

 卒業と同時に無事、准看護師に。

 後に我々は結婚しました。

 妻は五十代で正看護師とケアマネジャーの試験に合格。

 頑張り精神は若い頃と変わりません。

 現在の私たちには子ども三人、孫三人。

 私は前期高齢者になり、妻は昨年還暦。

 今も現役バリバリの看護師です。

 もしあの日、レジャックでの出逢いがなければ、妻と結ばれることはなかったわけで、閉館はとても寂しい。

 一度ビルの前で手を合わせようと思います。

 以上です。

 逆ナンされたんだ、羨ましい!😁

 そういえば、私がかみさんと最初のデートで待ち合わせたのは、レジャックの近くにある名鉄セブン館前にあるナナちゃん人形のところでした。
 ナナちゃん人形の背の高さは6メートルもあるので、待ち合わせ場所には便利でした。













恋 松山 千春
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古い懐かしい出来事を、なぜか思い出しました。

2022-07-28 01:46:51 | 日記
 一昨日の夕方 食事を終えてかみさんが食器を洗い、私はその食器を拭いていました。

 かみさんが「今日 冬瓜が入っていたのに何も言わずに食べたね」と言いました。

 私は「オレも気付いたけど、食べれた」と返答しました。

 「あれほど『冬瓜は嫌いだ、入れるな!』と怒ったくせに」とかみさんは言いました。

 「子供の頃 夏休みにおばあちゃん宅へ遊びに行くと、よく冬瓜汁が出てイヤになったから」と言いました。

 そういえば、この前のくらしの作文に「長男さんが『赤飯嫌い』と知っているのに、誕生日に赤飯を炊かれ、長男さんから『誕生日という嬉しい日に、なぜ僕の嫌いな赤飯を炊くの』と叱られた」という話が載っていたねというと、かみさんが知らなかった、
てっきり長男さんは赤飯を好きだと思っていたと言いました。

 昔 小学校3年の時に医者の同級生の誕生日会に呼ばれ、何かしらお袋が用意したプレゼントを持ってその誕生日会に出席した事があったとかみさんに言いました。

 金持ちは、誕生日に友達を呼んでお祝いするんだ。

 居間に虎の絨毯の様なものが敷かれ、テレビは24インチぐらい(当時は14インチが一般的でした、それでも自宅にテレビがある家は少なかったです)の大きなテレビが置かれていたことを鮮明に覚えています。

 招かれた子供たちは、勉強の出来る子ばかりでした。
 私は小学校3年生の時そんなに成績が良かった覚えはないですが、お呼びがかかったということはそこそこ出来たんでしょうね。

 かみさんが私の話を聞いていて「誕生日なんて、家族で祝うものだよね」と言いました。😁

 
 古い懐かしい出来事を、なぜか思い出しました。

 台所の一コマでした。






吉田拓郎 旅の宿
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3年間の苦労が実って、人の為に役立って良かったですね。😁

2022-07-27 02:09:32 | 日記
一宮の小6男児、3年伸ばしヘアドネーション達成 「人の役に立ちたい」
中日新聞Web2022年07月24日

ヘアドネーションのために髪を切った久保田結陽君(左)と母美香さん=一宮市開明の美容室「モンルル」で




 一宮市神山小六年の久保田結陽(ゆうひ)君が二十二日、市内の美容室で、三年間伸ばしてきた髪を切った。

 病気や事故で髪を失った人の医療用ウィッグを作るために頭髪を寄付する「ヘアドネーション」のため。

 「女みたい」とからかわれ、途中でやめようと思ったときもあったが、「人の役に立ちたい」との意志を貫いた。

 きっかけは三年前、母親の美香さん(47)がヘアドネーションをしたこと。

 切った髪を郵送しようと準備している美香さんを見て、「何をしているんだろう」と興味を持った。

 活動の説明を受けると、「すごいなあ」と思い、自分も髪を伸ばし始めた。

 四年生になったころには、髪は結ぶほどの長さになった。

 同級生や上級生に「女」「おかま」などと言われ、五回ほどやめようと思った。日常生活でも「女子トイレはあっちだよ」と言われ、多目的トイレを使うときもあった。

 一方、取り組みを理解してくれる友達がいた。

 同級生からは「誰に何を言われても気にしちゃダメだよ」という手紙を受け取り、勇気づけられた。

 一年生に「女の子なの」と質問されたときは、「これは、がんとかで治療して髪がなくなってしまった人に、髪を切ってプレゼントするために伸ばしているんだよ」と説明してあげた。

 この日、三年ぶりに美容室の椅子に座ると、気持ちが高ぶった。

 四十三センチ分の髪をカットすると、八つの毛束ができた。

 久しぶりのショートヘアに「さっぱりした」と笑顔。

 美香さんも隣でヘアドネーション用に伸ばした髪を切り、親子の髪を、子どもに医療用ウィッグを提供する大阪市のNPO法人に送った。

 結陽君は夏休み中の登校日、他の児童に何を言われるか、わくわくしている。

 学校ではジェンダー平等について学んだ。

 この三年間を振り返り、「男性が髪が長くても、別に気にしなくていいと思う。

 もっと不平等がなくなったらな」と語った。

 美香さんは「嫌な思いもしたと思うが、最後まで頑張った」とわが子を褒めた。


 以上です。


>学校ではジェンダー平等について学んだ。

 学校はジェンダー平等を教えているようですが、それならこの小6の児童が「同級生や上級生に『女』『おかま』などと言われ、五回ほどやめようと思った。日常生活でも『女子トイレはあっちだよ』と言われ、多目的トイレを使うときもあった。」。

というようなイジメに遭っているのに、ほったらかしにしているのは、先生方は実践は何もされていないように思ってしまいました。

 校長先生が朝礼などで、「この生徒は、病気や事故で髪を失った方の為に髪を伸ばしているんだよ」と一言いえば、イジメに遭うのも少なかったように思うのですが。

 3年間の苦労が実って、人の為に役立って良かったですね。😁




吉田拓郎 - 結婚しようよ
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