団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

 私も二十年前ぐらいに、オレオレ詐欺の電話を受け取った事があります。

2021-10-31 00:55:54 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「詐欺電話 またも自宅に」というタイトルで、85歳の女性が投稿されていました。


 9月上旬、自宅に電話がかかってきた。

 「愛知県警の〇〇です。犯人グループを逮捕したら、あなた名義の金融機関の通帳が出てきた。まだ二人逃げていて、手元のものを調べてください。またすぐ電話します」と。

 実は三、四年前にも同じ内容の電話があり、「またか」と思った。

 〇〇の名も同じだった。

 「そちらの電話番号は?」と尋ね、教えてもらった番号に電話してみた。

 警察につながり、詐欺とみられるかかってきた電話の内容を警察官に伝えた。

 電話の主は見破られたと気付いたのか、以降連絡はなかった。

 振り返れば三、四年前は大いに慌てた。

 自分はだまされないと思い込んでいたのに、信じてしまった。

 心配になって銀行に電話して残高を調べてもらったら、行員に「詐欺です。落ち着いてください」と言われ、われに返った。

 後で長男に「通帳だけでは預金は下ろせないでしょ」とたしなめられた。

 以上です。


 私も二十年前ぐらいに、オレオレ詐欺の電話を受け取った事があります。

 「もしもしオレだけど」と言った瞬間、息子でないと気付きすぐに電話を切りました。

 向こうは呆気にとられていたと思います。

 うちの息子は、オレだけどなんて横着な電話の掛け方はしないですし、声も違っていました。 

 その後、電話はかかってきませんでした。

 念の為、息子に電話しましたら、私の家に電話なんかしていないと言う返事でした。

 私はそのような経験がありますので、電話がかかった時 気をつけるようにしています。

 知らない電話番号は出ないようにしています。

 本当に用があれば留守録に吹き込まれる筈ですから。

 かみさんには、「変に自信を持っていると、だまされるよ」と注意されます。

 だまされない自信はありますが、敵も巧妙です。

 油断は禁物だと思っています。





ジリオラ・チンクェッティ あこがれはいつも心に 1965 / Ho Bisogno Di Vederti
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それにしてもスペインから日本へやって来るのは、コロナ禍だと二重に大変ですね。

2021-10-30 01:59:52 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「娘に感謝」というタイトルで、80歳の男性が投稿されていました。


 ひとり暮らしの私がコロナ禍の中、春先から体調を崩し、脳と心臓のMRI検査をしました。

 結果は両方の血管に狭窄(きょうさく)が見つかりました。

 追い打ちをかけるように、コロナワクチン 2回目接種の二日後、座骨神経痛と鼻づまりの息苦しさに見舞われました。

 食欲もなく、体重も5キロ減り、頭は一日中ボーッと。

 シニア体操は中止。

 何もかも中止で精神的に不安になってきました。

 スペインにいる一人娘にメールで報告をしました。

 八月初旬に突然、娘から「いま羽田空港に着いて、PCR検査後にホテルで三日間の隔離だけど、待っててよー」の声。

 三日目の陰性判定の後、公共交通機関は使用不可のため、羽田空港からハイヤーで豊橋の自宅まで来ました。

 二年ぶりの再会。

 遅い夕食を囲んで笑顔に。

 嬉しかった。

 11日間の自宅待機中に毎日、本人の位置情報のチェックのメール音。

 ようやく解除されて二人で外出できたのは約一週間。

 友人の多い娘は、残念ながら誰ひとり再会できませんでした。

 毎晩、パズルなど二人だけのゲーム遊びに熱中。

 娘が気遣ってくれて嬉しかった。

 再びPCR検査のため成田空港のホテルへ。

 成田からフランス経由でスペインに帰っていきました。

 ありがとう。


 以上です。


 とても親孝行の娘さんですね。

 お父様が精神的に参ったとのメールが着た時、なんとか都合をつけて日本へやって来られた。

 やってくるだけでも大変なのに、いろんな検査を受けなければいけないのでそれだけでもイヤになる程大変ですね。

>友人の多い娘は、残念ながら誰ひとり再会できませんでした。

 これはコロナ禍では致し方ないですね。

 その代わりお父様はパズルなどのゲーム遊びを満喫されて嬉しかったのでは。☺️

 娘さんも親孝行が出来てよかったですね。

 それにしてもスペインから日本へやって来るのは、コロナ禍だと二重に大変ですね。





ジリオラ・チンクェッティ 花咲く丘に涙して(日本語)1978 / Le Colline Sono I
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取り敢えずの目標をクリアしたようです。

2021-10-29 00:20:56 | 日記
 中日新聞の「今週のことば」に和田重良さん(NPO法人・くだかけ会代表)が、「父によう似た声が出てくる旅は悲しい    種田山頭火」の句について語られています。


 アチコチの寺から「たより」がよく来ます。

 尾崎放哉(ほうさい)や種田山頭火の自由句は皆さんお好きなようで昔からよく目にします。

 この句もそんなところで目にしたのだと思います。

 昔、何かの作業をしている時に「おやっ? この手の形や仕草は父にそっくりだ!」と思ったことがありました。

 先日、ラジオを聴いていたら「父は七十五歳で亡くなったのだから僕もあと数年です」と言っている人がいました。

 年齢を重ねてくると父や母の人生の軌跡となぞらえて、自分の老いを背負っていくものなのですね。

 父と僕は別人格で、そりゃあなぞらえることはないと思います。

 そっくりなハゲ頭の形、クシャミや咳の仕方もまるで生き写しとなり「人生」を味わいながら複雑な思いになるのです。

 「かなしい」は哀しいのか愛(かな)しいのかとても複雑ではありますが。


 以上です。


>父によう似た声が出てくる旅は悲しい 

 自分の声と父の声が似ていたのかどうか分かりませんが、息子と孫三人の声はそっくりです。

 電話に出る声は、息子か孫か判別できないので「誰」といつも聞いています。☺️
 
>先日、ラジオを聴いていたら「父は七十五歳で亡くなったのだから僕もあと数年です」と言っている人がいました。

 私も父の歳を越えるのを目標にしていました。

 うちの父親は七十四歳でなくなりましたので、とりあえず七十四歳を越えるのを目標にしていました。

 かみさんが「もうお父さんの年齢を越えている」と言いました。

 父親は3月生まれで8月に亡くなりましたので、七十四歳と五ヶ月、私は4月生まれですので七十四歳と六ヶ月。

 確かに一ヶ月父より長く生きたようです。

 取り敢えずの目標をクリアしたようです。




内気なジョニー/ジョニー・ソマーズ
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 税金税金って言うのなら、とある恋をされた元皇族の方の件よりもこっちの方が個人的には遥かに腹正しいと思う。

2021-10-28 00:44:26 | 日記
 国調達の布マスク115億円分、未配布のまま倉庫に アベノマスクも
10/27(水) 10:20配信

 会計検査院によると、
 新型コロナウイルス対策として国が全世帯や福祉施設などに配った通称「アベノマスク」を含む布マスクについて会計検査院が調べたところ、
 国が調達した計2億9千万枚のうち3割近い約8300万枚(約115億1千万円相当)が今年3月末時点で配布されず倉庫に保管されていたことが27日、関係者への取材でわかった。

 保管にかかった費用は、昨年8月~今年3月で約6億円に上るという。

 国は新型コロナ感染拡大に伴うマスク不足を受け、当時の安倍晋三首相の肝いり政策として、2020年4月以降に全世帯向けの布マスク約1億3千万枚を調達し配布。

 アベノマスクと呼ばれたが、配布した布マスクに汚れなどの不良品の指摘があり、納入元が未配布分を回収、検品するなどのトラブルも起きた。

 また、同年3~9月には介護施設など福祉施設向けや妊婦向けに計約1億6千万枚を調達し配布した。

 検査院がこれらの布マスクについて調べたところ、全世帯向けのアベノマスク約400万枚と、福祉施設や妊婦向けの約7900万枚の計約8300万枚が配布されず、倉庫に保管されていた。

 政府は2020年3月以降、全世帯向けの布マスク、通称「アベノマスク」のほか、介護施設など向けに布マスクを配布した。

 日本経済新聞が27日付朝刊で、介護施設などに配るために調達したマスクが倉庫に保管され、昨年8月~今年3月の保管費用が約6億円に上っていることなどを報じ、 磯崎氏は会見で「おおむね事実」と認めた。

 磯崎氏は「当時の調達は、全世帯向けの必要な枚数、介護施設向けの必要な枚数を想定して調達した」と説明。

 その上で、「全世帯向けは全て配布されたと承知しているが、介護施設向けは配布方法が一律の配布から希望に応じた随時配布に見直した」とし、「調達等について特に問題があったと考えていない」と述べた。

 一方、保管されているマスクの利活用について、磯崎氏は「必要に応じて検討したい」と語った。


 #アベノマスク 『介護施設などに配るため政府が調達した布マスク約1億4千万枚のうち、今年3月末時点で約8300万枚(約115億円相当)が倉庫に保管されていた。

 昨年8月~今年3月の保管費用が約6億円に上ることも判明した。』(抜粋) 日本経済新聞 

 ネット上の書き込みには、
 税金税金って言うのなら、とある恋をされた元皇族の方の件よりもこっちの方が個人的には遥かに腹正しいと思う。

 未だに家にあるけど、使わないって分かってたし、今後使う予定もないし、受け取らないってオプションも与えて欲しかったな。

 普通に不織布マスクやもっと使える布マスクならまだしも…😞😞😞

 以上です。

 私はまだアベノマスクを保管しています。

 きっと誰もが役に立たないので捨ててしまうと思ったからです。

 十年後には貴重価値が出て、高く売れるかもしれないと思っていました。

 ところが約8300万枚ものアベノマスクが倉庫に残っているなんて。

 私の目論見もあえなく消えてしまいました。

 いまだに使う予定のないアベノマスクを保管して、倉庫料を約6億円も使っているなんて、税金の無駄遣いもいいところです。

 今は安倍さんもアベノマスクを使われていないようです。

 倉庫に保管などしなくて、早く燃やすなりして処分して欲しいです。




Memories, Memories (Japanese Version)
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仮に気付く方がいらしても、医師に向かって指摘するなんて方はいないでしょうね。

2021-10-27 00:39:29 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「踏みにじる」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを投稿されていました。


 今年の初夏、開業したばかりの近所のクリニックへ、新型コロナワクチン 接種に出かけたときのこと。

 接種後、真新しいピカピカの待合室で経過観察のために何十分か留め置かれた。

 暇なので壁に貼られている印刷物を読んでいると、中に院長の自己紹介文があった。

 出身地や略歴のほかに趣味や好物などが書かれていた。

 そこにおじさんが目を疑う一文があった。

 「高校時代から始めた登山が趣味で、全国の山を蹂躙しておりましたが・・・」

 ”蹂躙”には「踏みにじる」「踏み荒す」意味しかなく、これだと山を踏み荒らしてきたことになる。

 ”縦走”の間違いではないだろうか、と思うが、おじさんには医師と面と向かって指摘する勇気はない。

 ある言葉を間違った意味で覚え込み、それをずっと使い続けることは結構ありがちだ。

 自分自身、これまでどれくらい恥ずかしい思いをしたか数え切れない。が、ありがたいことに原稿については編集者や校閲の方から指摘され、ミスを逃れている。

この”蹂躙”は私的なものだし・・・と思いつつ「早く気がついてね」とおじさんは余計なお世話ながら気をもんでいる。

 以上です。


>この”蹂躙”は私的なものだし・・・と思いつつ「早く気がついてね」とおじさんは余計なお世話ながら気をもんでいる。

 まずは気付かれないと思います。

 私もその一文を拝見しても、気付かないと思います。

 飛島圭介さんは物書きだから気付かれたでしょうが、普通の方は気付かれないのでは。

 仮に気付く方がいらしても、医師に向かって指摘するなんて方はいないでしょうね。

 医師はプライドが高いのでそんなことを言ったら、その後の対応が怖いです。

 飛島圭介さんでも指摘されなかったようですから。☺️





One Boy by Joanie Sommers 1960
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