中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「面倒だからこそ」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセーを書かれていました。
民主主義は面倒くさい。
多数決が原則だが、少数の意見や意思を無視することは許されない。
それで、話し合い、議論し合って、何とか集約して一つ一つ何かを決めていく。
多数派だからといって「正しい」とは限らない。
民主主義の面倒な手続きを経て「正しさ」が保障される。
だから面倒くさい民主主義は大切なのだ。
その点、独裁は面倒がない。
独裁者が決めたことに従えば済む。
ただ異議を申し立てればイノチに関わる事態となる。
独裁者は「自由」を敵視する。
個人の思考や行動の自由など絶対に認めない。
今、世界のあちこちで面倒くさい民主主義でなく、モノを考えなくて済む独裁政治がパワー全開だ。
ロシアのウクライナ侵攻も独裁的大統領が決めた。
ミャンマーは軍事政権が独裁を敷き、アメリカ前大統領も独裁志向を隠さずフェイクを拡散している。
中国も香港市民の自由を根こそぎ奪い、その上、さらに・・・。
ワシらの国はどうだ。
おじさんは、権力者におもねる忖度は独裁を育てる栄養素だと考えている。
ワシらの自由を守るためには忖度などせず、ダメなことはダメと言う異論が欠かせない。
以上です。
>民主主義は面倒くさい。
以前マスコミはなかなか決められない政治の現状を嘆いて、決められる政治を望んでいましたが、なかなか決められないのが民主主義なんですね。
>ワシらの国はどうだ。
おじさんは、権力者におもねる忖度は独裁を育てる栄養素だと考えている。
安倍元首相の時は、安倍さん、やりたい放題でしたね。
安倍さんに、忖度する人ばかりでしたから。苦笑
今の岸田さんは、周りが岸田さんを自分の利益に繋がるように使っているように思います。
岸田さんは、信念に欠けるような気がします。
これじゃ、国民が離れていきますね。
安倍元首相は怖いですが、岸田さんも周りの言う通りに進む、これもある意味怖いですね。
ヴィッキー Vicky/恋はみずいろ L' Amour Est Bleu ( Love is Blue ) (1967年)