団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

学生時代は軽い気持ちで女性と付き合ったら

2017-06-30 03:39:46 | 日記
 中日新聞ヤング投稿欄に16歳の高校生が「彼女と別れ つらすぎる」という作文が載っていました。


 「別れよう」
そんな重い言葉をぶつけられたのは、高校に入って間もない4月のことだった。
桜の花びらが宙を漂いながら散っていた。

 僕には中学生のときから付き合っていた彼女がいた。
にこやかな明るい性格で、好きなタイプの女の子だった。

 冬に僕から彼女に告白して付き合うようになった。
それこそ毎日が天国のようだった。
学校に行くのが楽しくて仕方なかった。
彼女も僕と同じ高校を目指していたので、二人で一緒に勉強を頑張った。
そして同じ高校に合格することができ、二人で喜びを分かち合ったものだ。

 だが、間もなくして彼女から別れを告げられた。
悲しくて悲しくて、僕は布団に入って泣いた。

 「彼女を一生幸せにする」と心の中で決めていたのに、
それができなかったことが僕は悔しくて悔しくて。
彼女のことが本当に好きだった。

 僕の気持ちは今も変わっていない。

 以上です。


 16歳にして、失恋。
キツイですね。
でもいっ時は天にも昇るほど幸せだったんだから、後から考えれば良い思い出になるのでは。

 この高校生、短い間でしたが、初恋が実ってよかったと思います。
彼女と同じ高校はちょっとつらいですが、今度は大学を目指して勉強してほしいです。
大学に入って、1、2年もすれば、彼女のことを忘れると思います。

 私も高校時代大好きだった女の子がいました。
ところが東京へ行って半年も過ぎたころ、今から考えると失礼ながら彼女ほど素敵ではなかったのですが、
身近にいるということで、東京で知り合った子に心が動いてしまいました。(苦笑)
その子と話していると高校時代の大好きだった女の子のことをすっかり忘れていました。
私は軽すぎますが、人間ってそんなもんだと思います。

 今は一番辛いでしょうが、大学へ入って新たな環境になれば彼女を忘れることが
できると思います。
スポーツ好きなら、スポーツをやったり、本を読むのが好きだったら、本を読んだり、
音楽好きだったら、音楽を聴いたりして高校生活を楽しんでほしいです。
あまり真剣に彼女のことを考えずに、学生時代は軽い気持ちで女性と付き合った方が良いと思います。
女性もそれを望んでいるのでは?

 できれば新しい彼女を見つけ、付き合うのが一番失恋を忘れる特効薬だと思いますが。





布施明 おもいで
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弱いものをいじめて何が楽しいんでしょうか。

2017-06-29 05:49:47 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」という読者投稿欄に、83歳の主婦さんが
「思い出すこと」というタイトルで作文を書かれていました。

 それは40年余り前のこと。
「くらしの作文」に投稿して、採用されたうれしさに浸っていました。


 末の息子が身体障害児で、学区の中学に通っていました。
毎日のように、いじめがありました。
そうしたことを書いた内容だったと思います。

 隣の県の女子中学生の方が読んで、手紙をくださいました。
その方も病気のせいで、耳がだんだん聞こえにくくなって、
そのことから同級生のいじめが始まったそうです。

 「私は死のうと思い、最後に新聞を開きました。
そこに堤さんの作文がありました。
障害を負っても、頑張って生きておられる方を知り、
私も生きようと決心しました」
 読んでいくうち、涙があふれてきました。
それからずっと、お友達のお付き合いをしています。

 でも今では、私のお母さんのようです。
いつだったか、私が転んだと手紙に書いたら
「転んでは困ります。気をつけてください」とありました。
この時ばかりは、一人で声を出して笑いました。

 花か何かの目印をつけ、30年くらい前に初めてお会いしました。
あまりにも美しい娘さんで、感激しました。
今は結婚されて、子どもさんたちも成人されました。

 作文を通しての、このご縁に感謝いたします。


 以上です。


 この83歳の奥様のお子様も、今は子育てを立派に終えられた奥様も、
障害があるということでいじめにあったんですね。
なぜ弱いものをいじめるのかわかりません。
弱いものをいじめて何が楽しいんでしょうか。
同級生が苦しんでいるのをあたたかく励ますのが同級生、いや人間の役割でしょう。

 でも83歳の奥様が40年余り前に、ご子息がいじめにあっていたことを
書かれて、今にも死のうと思っていた女子中学生が、思いとどまってくれてよかったです。
読んでいて泣けてきました。

 作文が結んだご縁、いつまでもこのお二人が、親子のように仲良くされるといいですね。









Dream Ami / はやく逢いたい
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ここ10年ぐらい焼肉屋へ食べに行ってないね

2017-06-28 03:46:24 | 日記
 1昨日の月曜日の夕食時、今夕のメインのおかずはカルビーの焼肉でした。
かみさんが「かたい?」と訊くので、「ちょっとかたい」と言いました。
「カルビーなんだけどかたいの?カルビーって豚肉もあるの?」と
訊きますので、「カルビーは牛肉だけだよ」と答えました。(笑)
「カルビーにしてはちょっとかたい」と言いました。

 かみさんが「ここ10年ぐらい焼肉屋へ食べに行ってないね」と言いました。
50代は結構行きましたが、60代以降は行ってないです。
いつも行っていた焼肉屋さんが閉店したこともありますし、娘は肉嫌いなので焼肉屋へ
行くのが遠のいてしまいました。

 「〇〇(息子の名前)は、昔は肉を食べれなかったが、今は食べれるようになったようだね」と言ったところ、
かみさんが「肉を食べないと体が持たないのでは。でも子供達と焼肉屋へ行っても子供達優先で自分は
あまり食べないのでは。
お父さん(私のこと)は、子供達が幼かった頃、子供達を無視して、自分の食べたいだけ食べたけど」と言いました。(苦笑)

 たしかにそうですので、苦笑いするしかなかったです。






半崎美子「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」アニメver.(ショート)
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次男の孫は、おばぁちゃんの味噌汁がお気に入りです。(笑)

2017-06-27 04:51:42 | 日記
1昨日の日曜日の夕方 息子と小6の次男の孫と小4の末っ子の孫がやってきました。
野球の練習を終えてきたようですが、この雨がしとしとする中それも夕方に来なくても良いのにと思いました。

 瀬戸の14歳の藤井聡太くんに刺激されたのか、次男の孫と末っ子の孫が将棋を始めましたので、
駒の動かし方の方法を説明している文章をパソコンで打ち出して渡しました。
まだ駒の動かし方をよく知っていません。(苦笑)

 その後息子と末っ子の孫が対戦しました。
しばらくすると末っ子の孫が「まいりました」と言いました。(笑)
以前は負けると将棋の駒を腹立ち紛れに将棋盤から手で振り払って無茶苦茶にしたのに。
これは野球効果ですかね。(笑)
監督・コーチの躾かもしれません。

 先日ネットの記事で、負けたことを素直に認めることによって、人間は進歩するというような記事が載っていました。
末っ子の孫も「まいりました」と、素直に負けを認めるようになったようです。(笑)

 次男の孫がかみさんに「おばあちゃんの味噌汁が飲みたい!」と言っていました。(笑)
次男の孫はかみさんの味噌汁が大好きなようで毎回私の家へ来ると「おばぁちゃんの味噌汁を飲みたい!」と
言います。(笑)
かみさんも悪い気はしないようです。
どうも濃い赤味噌の味噌汁がお気に入りのようです。
でも1昨日の夕飯は、味噌汁が入っていないメニューでした。
かみさんが「来るならもっと早く電話してくれれば作るのに」と次男の孫に言っていました。
次男の孫は、事前に電話することをきっと忘れると思いました。(笑)






半崎美子 "明日へ向かう人" (MV Full Ver.) "The One that Heads to Tomorrow"
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苦労や悲しみ、不幸といった『影』があって初めて、幸せが分かるんです。

2017-06-26 05:41:07 | 日記
 中日新聞の考える広場という欄に「終活しますか?」というタイトルで特集が組まれていました。
3人の著名人の方が終活について書かれていました。

 私が尊敬するひろさちやさん「仏教思想家)さんの考えを取り上げさせていただきます。
「お浄土への心構えを」というタイトルで話されています。

 私は今八十歳ですが、いわゆる「終活」は何もしていません。
子どもには「お父さんが死んだら、お骨はどうしてもいいよ」と言っています。
私は死んだ瞬間に極楽浄土に行き、阿弥陀仏の弟子になると信じています。
物質などどうでもいいのです、私にとっては。
それが信仰です。

 人生には二つの物差しがあります。
一つは「世間の物差し」。
金持ちや優等生は良くて、貧乏人や劣等生は悪い。
悪い人間には存在価値がないという物差し。
終活している人は、世間の物差しで一生懸命やっている。
死後の自分を良く見せたいとの願望はありませんか。
「もういいじゃないか」というのが私の意見ですね。

 もう一つは「仏様の物差し」。
金持ちでも貧乏人でも、優等生でも劣等生でもいいんだよという物差しです。
「じたばたするな。死後のことは仏様にお任せしておけばいい」。
私が信仰する浄土宗では、阿弥陀仏が金持ちも貧乏人も、悪人も善人も、
優等生も劣等生もみんな迎えてやるよ、そのまんまでいいんですよと言っています。

 遺言状があれば、うまく行きますか。
かえって家族がもめる。
「こうしてほしい」というのはエゴイストだと思います。
遺言やエンディングノートがなくても、「死んだら、よろしく頼むね」
とだけ言っとけばいいんです。

 仏様を信じ、お任せするのが仏教。
日本人の多くは「皆さんそうしているから」と世間の物差しだけで物を考えている。
「就活なんておやめなさい」(青春プレイブックス)という本を出したら、
お坊さんからは「営業妨害だ」と言われました。

 母が2012年に96歳で世を去りました。
その数年前に「お浄土へのお土産は準備した?」と聞いた。
母は「お土産って何を?」と言う。
私は「美しい思い出を持っていくんだよ」と答えました。
お浄土は光ばかりの世界。
光ばかりでは物が見えない。
影があることで物が見えるんです。
美しい思い出とは「影」です。
苦労や悲しみ、不幸といった「影」があって初めて、幸せが分かるんです。
それを持っていく。
そう言ったら母は嬉しそうに「ありがとう」と言いました。

 真の終活は、お浄土に持っていくお土産の準備や、
お浄土に行く心構えづくりだと思います。
それこそが仏様の物差しです。


 以上です。

 私は都合の良い時だけ神様・仏様を信じる者ですので信仰心はないです。(苦笑)


 「私は『美しい思い出を持っていくんだよ』と答えました。
お浄土は光ばかりの世界。
光ばかりでは物が見えない。
影があることで物が見えるんです。
美しい思い出とは「影」です。
苦労や悲しみ、不幸といった『影』があって初めて、幸せが分かるんです。
それを持っていく。」

 この言葉には感銘を受けました。
苦労や悲しみという影があって、初めて幸せが分かる。
なるほど、これが美しい思い出なのかと思いました。

 ひろさちやさんはエンディングノートはいらないと言われましたが、私は世間の物差しのために
エンディングノートが必要だとは思っていません。
死んだ後の処理を子供達に委託するので、子供達がやりやすいようにエンディングノートを書かなければと
思っています。
私の要望ではなく、伝えておかなければいけないことを書くということでしょうね。

 あまり世間の物差しは気にしていません。
そのように思う方が増えたから、家族葬が増えたように思っています。






Sadao Wtanabe・My Country(緑で潤う清澄の庭)
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