一昨日の夕方から宿直でした。
夜の7時20分頃 80歳近いご婦人がフロントに来られて「相談したいことがある」と言われましたので、
相談員の部長さんをお呼びしました。
どうも自宅へ帰りたいとのご相談でした。
「娘に騙されてここへ来てしまった」、「お金は持っていないがタクシーを呼んでほしい!」、
「あんな娘に育てた覚えはない!」、「こんなところで泊まるなんて、死にたくなった」などと言われていました。
事務所前の椅子に座り、部長さんと話しをされ、部長さんがこのご婦人のお部屋まで送って行かれました。
今夜は施設に泊まることになったようです。
このご婦人はショート・ステイのお客様で2泊3日の予定で、この施設に来られた方でした。
それから30分ぐらいして荷物を持ったご婦人がデーサービスの入り口辺りでうろうろされていましたので、
お声をかけますと先ほどのご婦人でした。
「出口はどこ?」と訊かれましたので、先ほど対応された部長さんを呼びに行きました。
今度は部長さんの説得にも耳をかさず出口の方へ向かわれました。
私と部長さんとショート担当の女性とで職員出口の方へ向かいました。
帰ろうと出口へやってこられた職員の女性の服に手をかけ、「私もいっしょに送って!」と言われました。
出口の錠を自分で開け、外へ出られてしまいました。
部長さんとショート担当の女性が追っ掛けて、説得に当たられました。
なんとか説得されて、今夜は施設に泊まることになりました。
私は夜中寝ている時にエスケープされたら、困ると思いました。
深夜担当のワーカーさんがいらっしゃいますが、階毎に1名しか常駐されませんので目を離した隙に施設から出られてしまう危険性があります。
部長さんがご婦人の荷物に「GPS用の携帯を念の為に忍ばせた」と言われたので、少し安心しました。
深夜担当の女性ワーカーさんにも「何かあったら、宿直室に連絡して!」と、頼んでおきました。
朝起きて深夜担当の女性ワーカーさんにお会いしたのですが、何事もなかったようで安心しました。
昨日の夜はまた自宅に帰りたくなって、一悶着あったかどうかは知りません。(苦笑)
私の推測ですが、ゴールデン・ウィークということもあり、娘さんに何か用があり施設に預けられたかも知れません。
私はショート・ステイに預けることができる条件などはまるっきり知りませんが、当事者のご婦人が泊まることを拒否しているのに、娘さんの依頼にもとずき施設側は説得するって、事情はあるにせよ何かご婦人を大人扱いしていないように思えました。認知症があるような方には思えませんでしたが、詳しくは私には分かりません。
私も将来 施設に行くのを拒否しても家族の依頼で施設に入れられてしまって、カゴの鳥になってしまうのでしょうか?
何か考えされられた出来事です。
No,4003 ひまわりの小径 チェリッシュ 1972
夜の7時20分頃 80歳近いご婦人がフロントに来られて「相談したいことがある」と言われましたので、
相談員の部長さんをお呼びしました。
どうも自宅へ帰りたいとのご相談でした。
「娘に騙されてここへ来てしまった」、「お金は持っていないがタクシーを呼んでほしい!」、
「あんな娘に育てた覚えはない!」、「こんなところで泊まるなんて、死にたくなった」などと言われていました。
事務所前の椅子に座り、部長さんと話しをされ、部長さんがこのご婦人のお部屋まで送って行かれました。
今夜は施設に泊まることになったようです。
このご婦人はショート・ステイのお客様で2泊3日の予定で、この施設に来られた方でした。
それから30分ぐらいして荷物を持ったご婦人がデーサービスの入り口辺りでうろうろされていましたので、
お声をかけますと先ほどのご婦人でした。
「出口はどこ?」と訊かれましたので、先ほど対応された部長さんを呼びに行きました。
今度は部長さんの説得にも耳をかさず出口の方へ向かわれました。
私と部長さんとショート担当の女性とで職員出口の方へ向かいました。
帰ろうと出口へやってこられた職員の女性の服に手をかけ、「私もいっしょに送って!」と言われました。
出口の錠を自分で開け、外へ出られてしまいました。
部長さんとショート担当の女性が追っ掛けて、説得に当たられました。
なんとか説得されて、今夜は施設に泊まることになりました。
私は夜中寝ている時にエスケープされたら、困ると思いました。
深夜担当のワーカーさんがいらっしゃいますが、階毎に1名しか常駐されませんので目を離した隙に施設から出られてしまう危険性があります。
部長さんがご婦人の荷物に「GPS用の携帯を念の為に忍ばせた」と言われたので、少し安心しました。
深夜担当の女性ワーカーさんにも「何かあったら、宿直室に連絡して!」と、頼んでおきました。
朝起きて深夜担当の女性ワーカーさんにお会いしたのですが、何事もなかったようで安心しました。
昨日の夜はまた自宅に帰りたくなって、一悶着あったかどうかは知りません。(苦笑)
私の推測ですが、ゴールデン・ウィークということもあり、娘さんに何か用があり施設に預けられたかも知れません。
私はショート・ステイに預けることができる条件などはまるっきり知りませんが、当事者のご婦人が泊まることを拒否しているのに、娘さんの依頼にもとずき施設側は説得するって、事情はあるにせよ何かご婦人を大人扱いしていないように思えました。認知症があるような方には思えませんでしたが、詳しくは私には分かりません。
私も将来 施設に行くのを拒否しても家族の依頼で施設に入れられてしまって、カゴの鳥になってしまうのでしょうか?
何か考えされられた出来事です。
No,4003 ひまわりの小径 チェリッシュ 1972