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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「傘かしげ」という言葉を知っていますか。

2022-08-31 01:36:40 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「傘かしげ 広がれ親切心」というタイトルで、中学2年の女子生徒さんが投稿されていました。


 「傘かしげ」という言葉を知っていますか。






 雨の日に人とすれ違うとき、傘のしずくが相手にかからないように、自分は雨にぬれてもいいから相手と反対側に傘を傾ける気遣いのことです。

 意識して歩いてみました。

 相手のちょっとした親切に気づくと、見知らぬ人なのにうれしくなりました。

 心がけることで前向きにもなれます。

 すてきな行動だと感じました。

 しかし世の中には傘かしげを知らない人もいます。
 
 自分だけが意識しても相手は気にしないので、自分は相手の傘のしずくと雨でぬれてしまいます。

 傘かしげを意識することで互いにほんわかした気持ちになるのではないでしょうか。

 多くの人に傘かしげを知ってもらいたいです。

 ささいなことで笑顔になれる社会になってほしいです。

 以上です。


 傘かしげという言葉は知りませんでしたが、雨の日に人とすれ違うときは、傘かしげを自然としますよね。

 相手に雨のしずくがかからないように。

 相手の方が傘かしげをされたかどうかの記憶はありません。

 仮にされなくて、雨に濡れてもそれはそれで構わないです。







トワ・エ・モワ (Toi et Moi) - 虹と雪のバラード 1998
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「あのみっともない憲法」と常々口にしていた元首相を「国葬」にするのは、いかにも憲法をバカにしたことではないか。

2022-08-30 01:55:54 | 日記
 中日新聞の「時のおもり」副題として「憲法を使いこなす」「主人公は国民 再認識を」というタイトルで池内了さん(総合研究大学院大 名誉教授)が投稿されていました。

 ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来約半年が過ぎる中で、日本では憲法と安全保障の関連についての論議がかまびすしい。

 そして、参議院選挙の結果、改憲派が衆参両院とも三分の二以上を維持し、国政選挙がないこれからの「黄金の三年」の期間に「憲法改正」の発議(国民投票も?)がなされる気配が濃厚になってきた。

 私のような憲法擁護派は追い詰められたかのような状況なのだが、ここで原点に立ち戻って憲法を読み直し、さて私たちはいかなる姿勢でこの状況に対すべきかを考えてみたい。

 日本国憲法の構造は、まず一人一人の個人の尊重という大原理があるということだろう。

 憲法の文言に「公共の福祉」、という言葉がよく出てくるが、これは個人の尊重と全国民が福利を享受できることが共存しなければならない、と念を押しているのである。

 この大原理を支える不可欠の規範として国民主権・基本的人権の尊重・平和主義という、いわゆる日本国憲法の三原則がある。

 そして、これらの原則を実現するために、国民にはさまざまな自由(言論や出版など)と権利(生命、自由や幸福追求など)が保障されている事が下支えとなっている。

 端的に言えば、日本国憲法の枠組みは、大原理を三原則が支え、三原則は国民に付与された自由と権利が下支えしている、という構造となっているのである。

 従って、三原則のいずれかが欠けたり、また自由と権利のどれかが阻害されたりすると、日本国憲法は成り立たなくなってしまうのだ。

 このことを私たちは学校で憲法を学んで知っているはずなのだが、実際においては忘れてしまい国内外の情勢に揺れ動く政府の意向ばかりが尊重されて憲法の精神がおざなりになってきた。

 国民も国(や為政者)が決めたことであれば無条件に従い、憲法が定めた枠組みから外れても国(や為政者)に異議申し立てすることがめっきり減ってしまった。

 だからこそ、今、私たちは憲法の原点に立ち戻って、国の主人公はあくまで国民であることを再確認することが大切なのではないだろうか。

 そのためには、単に「憲法を守れ」と繰り返すだけではなく、身の回りを点検して憲法の枠組みから外れるようなことがあれば声や行動で政府を質(ただ)すこと、つまり「憲法を使いこなす」ことが肝要である。

 それが可能である最大の根拠は、憲法第九九条に、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」とあって、ここに主権者である「国民」が入っていないことにある。

 この条文は、憲法を擁護する義務を負う人たちを国民が監視し、かれらが憲法を擁護しないならば国民は訴追すべきだと求めているのである。

 例えば、「あのみっともない憲法」と常々口にしていた元首相を「国葬」にするのは、いかにも憲法をバカにしたことではないか。

 「反撃能力」しかり、国会の軽視しかりである。

 これらの諸問題が日本国憲法の枠組みからいかに逸脱しているか、その論議に踏み込もうとしない政府を、憲法の名において追い詰めるのである。

 さらに強調しておきたいことは、憲法を変えることができるのは主権者である国民であって、政府ではないということだ。

 今、私たちに必要なのは、この当たり前の自覚と「憲法を使いこなす」活力ではないだろうか。

 (本論稿は『井上ひさしの憲法指南』をはじめとする彼の著作を参考にして、私流に書き下ろしたものである)

 以上です。

 
>このことを私たちは学校で憲法を学んで知っているはずなのだが、実際においては忘れてしまい国内外の情勢に揺れ動く政府の意向ばかりが尊重されて憲法の精神がおざなりになってきた。 

 憲法ですか、社会科で学んだと思いますが覚えていません。
 
 「井上ひさしの憲法指南」を買って、読んでみようかな。
 
>それが可能である最大の根拠は、憲法第九九条に、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」とあって、ここに主権者である「国民」が入っていないことにある。
 この条文は、憲法を擁護する義務を負う人たちを国民が監視し、かれらが憲法を擁護しないならば国民は訴追すべきだと求めているのである。

 そうなんだ、まるで知りませんでした。

 政府は、憲法を守らなければいけないんだ。

 新聞もテレビも、この事を取り上げませんね。
 
>例えば、「あのみっともない憲法」と常々口にしていた元首相を「国葬」にするのは、いかにも憲法をバカにしたことではないか。
 「反撃能力」しかり、国会の軽視しかりである。
 これらの諸問題が日本国憲法の枠組みからいかに逸脱しているか、その論議に踏み込もうとしない政府を、憲法の名において追い詰めるのである。

 なるほどね。
 おおいに勉強になりました。

>さらに強調しておきたいことは、憲法を変えることができるのは主権者である国民であって、政府ではないということだ。

 憲法を変えることができるのは、政府ではなくて私たち国民なのだ。

 それすら、分かっていませんでした。

 反省!
 
 




トワ・エ・モワ ♪初恋の人に似ている
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私の住んでいる町のアーケード街も寂れています。

2022-08-29 02:26:15 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「寂れ」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを書かれていました。

 町の中を歩いていると「テナント募集中」とか「事務所・空室あり」という札が貼られているのをよく見かける。

 コロナ禍が長引き、お店屋さんが立ち行かなくなったり、リモートで通勤する会社が不要になったことが原因かもしれない。

 人が歩かぬ町は活気がうせ、「寂れ」るばかりだ。

 この春先、何十年ぶりかで故郷のお祭りに行ってみた。

 昔は神社の参道にずらりと露店が並び、歩くのにも苦労するほどの人出があった。

 町中がお祭りで割れっ返るようなにぎやかさだった。

 が、現在は露店もなく、人も散見するだけ。

 あのウキウキするお祭りの興奮は皆無だ。

 つまり「寂れ」ていた。

 先日、おじさんは若い時に行った某温泉を再訪した。

 旅館街はくすんだように古びて、往時の華やかさはない。

 旅館の廊下の電灯は切れかかり点滅していた。

 繁華だった夜の通りも真っ暗だ。

 しかし、宿泊代は驚くほど高価だった。

 「寂れ」が原因か、だから「寂れ」たのか・・・・。

 全てがコロナのせいではないとしても、この日本の「寂れ」は大きな時代の転換点には違いない。

 この際、徹底的に「寂れ」てしまうのも再生するための便法かもしれない。

 以上です。

 私の住んでいる町のアーケード街も寂れています。

 店屋さんも歯抜け状態で、店屋さんの変わりに幼稚園、駐車場などが増えています。

 郊外に大きなお店の商店街が出来ていますので、お客さんはそちらに行ってしまっています。

 郊外のお店には、大駐車場がありますので便利だからです。

 先月 弟に会いに妹と故郷へ行きました。

 私が子供の頃住んでいた商店街も寂れていました。

 お店は歯抜けになり、駐車場に変わっているお店屋さんが多かったです。

 歩道が狭いので、不便なんでしょうね。

 やはり故郷のお店屋さんも郊外に出来ています。

 車社会になると、大駐車場が必須なのでしょうね。






オフコース/君住む街へ
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85歳になっても、詐欺をしてるんだ。

2022-08-28 01:39:29 | 日記
 中日新聞に「高齢者宅で現金詐取 85歳容疑者逮捕」「愛知県警 部品代集金名目」というタイトルで、ある事件の記事が載っていました。

 高齢者宅を訪問し、部品代の集金名目で現金をだまし取ったとして、いずれも自称、同県豊山町豊場堀之内、無職日比野啓司容疑者(85)を現行犯逮捕し、25日送検した。

 捜査関係者によると、日比野容疑者は自転車で住宅街を回りながら、玄関先や庭にいる高齢者に声を掛けていたとみられる。

 同様の詐欺被害が名古屋市や尾張北部で100件以上確認されており、県警は関連を調べる。

 送検容疑は23日午後6時45分ごろ、同県清須市の無職女性(81)宅を訪問。

 女性に「息子がコードを束ねるやつを頼んだ」とうそを言って4万3000円をだまし取ったとされる。

 県警によると、容疑を認めている。

 尾張地方では7年ほど前から、男が高齢者に車の部品や工具を見せ「あなたの息子が頼んだから代金を立て替えて」と金を要求する事案が相次いでいた。

 県警に寄せられた情報などから、自転車に乗って高齢者宅を訪問する男が浮上。

 清須市市内で警戒中の県警機動捜査隊員が、自転車に乗って女性宅を訪れ、立ち去る日比野容疑者を目撃し、被害を確認して逮捕した。

 捜査関係者によると、日比野容疑者は1日に数時間、自転車に乗って街中を巡ることもあり、自治会長などを名乗って高齢者に声を掛けていたという。

 以上です。

 85歳になっても、詐欺をしてるんだ。驚きました。 

>捜査関係者によると、日比野容疑者は1日に数時間、自転車に乗って街中を巡ることもあり

 元気過ぎる高齢者ですね。😅

 確認されただけでも100件以上の詐欺をしているということは、1件4万3000円詐欺したとして、430万以上稼いでいた事になりますね。
 
>男が高齢者に車の部品や工具を見せ「あなたの息子が頼んだから代金を立て替えて」と金を要求する事案が相次いでいた。

 4万3000円か、うちにはこれだけの現金は置いていないなぁ。

 すぐその場で払える被害者が多かったんだ。

 私が「あなたの息子が頼んだから代金を立て替えて」と言われたら、「息子に確認してから」と言いますね。

 最近の詐欺の多くは、「あなたの息子が何々したから払ってください」という詐欺が多く見られます。

 動転してしまうのは分かりますが、やはり息子に確認してからにする方が良いと思います。

 あなたの息子さんを、もっと信用しなくちゃ。





或る日突然 トワ・エ・モワ [1969年]
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この文章を拝読して、うちの父親の事を思い出しました。

2022-08-27 01:23:17 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「祖父の介護 気持ち複雑」というタイトルで、高校3年の男子生徒さんが投稿されていました。

 祖父は私が3歳のときに脳梗塞で倒れ、左半身がまひしました。

 亡くなるまでの約10年間、家族で介護しました。

 私の祖父の記憶は体が不自由になってからがほとんどです。

 介護と言えば体力面の負担が大きいと思われがちですが、個人的には精神的なつらさをより感じました。

 体は不自由でも話すことはできるので心ない言葉をかけられることが多々ありました。

 ベッドから車椅子、寝室から食卓などへの移動の介助も大変でした。

 祖父が亡くなったとき、悲しみと同時にやっと終わったと思いました。

 この経験から介護殺人事件の加害者を単に責める気にはなれません。

 以上です。

>祖父が亡くなったとき、悲しみと同時にやっと終わったと思いました。
 この経験から介護殺人事件の加害者を単に責める気にはなれません。

 このように思わせるほど、お孫さんに介護を手伝わせてよかったでしょうか?

 いろんなご事情があったとは思いますが、施設に入れるとか、祖母・息子夫婦で介護できなかったでしょうか。

 このお孫さんに、介護殺人の加害者に同情するような気持ちにさせたのは何か悲しいです。

 この文章を拝読して、うちの父親の事を思い出しました。
 脳梗塞で倒れ左半身マヒし、さらに認知症になりました。

 私が、かみさんに「認知症になった親父のことは、別人だと思っている。認知症になる前の親父のことを思い出す様にしている、そうしないと親父が可哀想だ」と言ったところ、「あなたは、都合のいい人間ね」と馬鹿にしたような返答が返って来ました。😅






空よ / トワ・エ・モワ ★☆ 特集・あなたのメロディー(1981年)
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