福島原発震災を経験してしまった私達、福島の過酷な現実と福島の方々の多大な犠牲の上に運転停止となっている浜岡原発。静岡市の防災計画に浜岡原発事故を想定した計画を作ることをたびたび本会議で求めてきました。
昨日の防災会議での防災計画見直しの議論の中で静岡市として浜岡原発事故を想定した防災計画を検討との表明です。大歓迎です。勿論、浜岡原発が永久停止となり、使用済み核燃料対策がきちんとなされれば安心です。
しかし、今も何時起きるかもしれない東海地震の緊迫感の中で早急に静岡市独自の原子力防災計画を作り上げることは新市長の大命題の一つです。ようやく、その方向性が見えてきました。本会議でも糺したいと思います。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20120207-OYT8T01185.htm
静岡市が地域防災計画修正
静岡市は7日、市防災会議(会長=田辺信宏市長)を開き、東日本大震災を受けた市地域防災計画の修正案を承認した。中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)の事故に備えるため、予想される災害に「原発事故」を盛り込んだ。今後、修正内容を県知事に報告する。
災害対策基本法では、市の防災会議は地域防災計画を作成し、毎年見直しを加えて必要な場合には修正することが求められている。
東京電力福島第一原発事故を受け、国は原発から半径50キロ圏を目安に、屋内避難やヨウ素剤の配備計画などが必要な地域(PPA)とする方針だ。静岡市は市域の約半分が浜岡原発から50キロ圏に含まれる。市は「万一の事故による放射性物質の大量流出は、市内にも影響を与えることが予想される」として、同計画に原発事故を加え、今後、詳細な対応策を検討する。
津波対策に関しては、「津波危険予想地域とその周辺を含めた『津波対策区域』を設定し、津波避難対策を講じるよう努める」とした。避難場所は、津波避難ビルだけでなく、「避難路や避難階段、高台及び避難タワーなどを整備する」とした。
市は県の第4次被害想定が示された段階で、同計画をさらに修正する方針だ。
(2012年2月8日 読売新聞)
昨日の防災会議での防災計画見直しの議論の中で静岡市として浜岡原発事故を想定した防災計画を検討との表明です。大歓迎です。勿論、浜岡原発が永久停止となり、使用済み核燃料対策がきちんとなされれば安心です。
しかし、今も何時起きるかもしれない東海地震の緊迫感の中で早急に静岡市独自の原子力防災計画を作り上げることは新市長の大命題の一つです。ようやく、その方向性が見えてきました。本会議でも糺したいと思います。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20120207-OYT8T01185.htm
静岡市が地域防災計画修正
静岡市は7日、市防災会議(会長=田辺信宏市長)を開き、東日本大震災を受けた市地域防災計画の修正案を承認した。中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)の事故に備えるため、予想される災害に「原発事故」を盛り込んだ。今後、修正内容を県知事に報告する。
災害対策基本法では、市の防災会議は地域防災計画を作成し、毎年見直しを加えて必要な場合には修正することが求められている。
東京電力福島第一原発事故を受け、国は原発から半径50キロ圏を目安に、屋内避難やヨウ素剤の配備計画などが必要な地域(PPA)とする方針だ。静岡市は市域の約半分が浜岡原発から50キロ圏に含まれる。市は「万一の事故による放射性物質の大量流出は、市内にも影響を与えることが予想される」として、同計画に原発事故を加え、今後、詳細な対応策を検討する。
津波対策に関しては、「津波危険予想地域とその周辺を含めた『津波対策区域』を設定し、津波避難対策を講じるよう努める」とした。避難場所は、津波避難ビルだけでなく、「避難路や避難階段、高台及び避難タワーなどを整備する」とした。
市は県の第4次被害想定が示された段階で、同計画をさらに修正する方針だ。
(2012年2月8日 読売新聞)