まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

ハーモニカ演奏による「荒城の月」

2008年03月09日 | 静岡~地元・地域~
 地元・城北町内会主催の恒例の高齢者のつどい。午前中にも午後からの地域シゴトの学校のプレゼンリハーサルもあり、実は太鼓サークル「鼓竜」の練習日とも重なって、だけどプレゼンを優先するしかありません。

 ということで、高齢者の集いは30分ほどしか会場には居られなかったのですが、町内会役員のOさんの同級生の方がリーダーのハーモニカグループの演奏にしばし、うっとりしてしまいました。最後まで聞きたかったです。

 ハーモニカの種類は24種類、10人ほどのグループ演奏ですが、これはもう立派なオーケストラ。物悲しいハーモニカの音だけでなくロックもやれるんじゃないかと思うような迫力音も。といっても、やはり、幼少の時期が頭をかけめぐります。

 会場を出る前に聞いた曲が「荒城の月」。名曲そのもの。心が洗われました。町内の70歳以上の高齢者の方々50人、役員や婦人会のボランティアの皆さん20名、町の音楽会、地域に生きる文化活動です。町内会活動は無視できません。

「インフルエンザワクチンを打たないで」母里啓子さんのお話を聞く

2008年03月08日 | 政策秘書
 川田龍平参議院議員の毎週金曜日の定例学習会、NHK番組での新型インフルエンザワクチン備蓄論が高まる中で、「インフルエンザワクチンを打たないで」の著者の母里啓子さんを講師に迎えて開催されました。

 実際、5日には与党の国会議員でつくる「ワクチンの将来を考える会」(会長・坂口力元厚生労働相)は、新型インフルエンザの流行初期に接種するプレパンデミックワクチンの蓄量などを求める要望書を舛添厚労相に手渡しています。

 プレパンディミックワクチンとは、鶏から人に感染する鳥インフルエンザが人から人に感染するインフルエンザに変異し、スペイン風邪のような被害を全世界的に引き起こす恐れのある中、鳥インフルエンザウイルスから作られるものです。

 果たして鳥インフルエンザが人から人に感染する脅威の新型インフルエンザになるのかどうか。まだ未解明な分野にもかかわらず、脅威を煽り立てて危機管理型措置としてのワクチンを備蓄せよ論は正当な論拠を持っているのか。

 私自身1986年に「どうする!予防接種」という8ミリ映画を予防接種被害者の皆さんとともにつくり、1994年のインフルエンザワクチンの集団接種廃止に関与してきただけに、この動きに懐疑的にならざるを得ません。

 新たな市民活動が求められています。

 

「限界集落にかけるKINOUの橋」地産地消チームの夢

2008年03月06日 | イベント
 今日は、いよいよ9日に迫った「地域シゴトの学校」の公開プレゼンテーションを前に、我が「地産地消」チームが全員集合で最後のパワーポイント完成に向けた全力結集。といっても若いメンバーの主導で、サポートくらいが私のシゴト。

 それはプレゼンの題字を私の筆文字で書かせようというシゴト。わざわざ役割があることを認識させてくれたやさしい配慮に、ありがたいというか、苦痛というか、とにかく、久しぶりに墨をすってみました。習字って精神集中にもってこい。

 書き上げた文字が「限界集落にかけるKINOUの橋」。とてもうまいといえないがさつな筆使い。川田龍平事務所の若手スタッフの「上手とか下手とかじゃなくて50年の年輪の重みでいいんですよ」とのやさしき励まし言葉に「よーし!」。

 それにしても木曜日の夜にNPOセンターは9チームもの市民グループで大賑わい。市民活動の成熟とセンター=広場の役割が機能している姿に感動してしまいました。みなさん!9日13:30、アイセル21ホールに集合してください。必見です。

道路特定財源・暫定税率維持自治体決議の動向

2008年03月05日 | 政策秘書
 自治体議会は今真っ盛り、そして道路特定財源・暫定税率維持決議が議会運営委員会で案文作成含め審議が始まっています。1800の自治体でどのような形が生まれてくるのか。少なくも民主党、共産党、社民党、市民派系は維持に反対のはず。

 しかし、そのような一般財源化で案文を出せる野党系会派がどれくらいあるのか。今日のNHKの「クローズアップ現代」が道路特定財源をテーマにしていましたが、極めてそこの浅い論点提起で、とても残念に思いました。

 2月5日の朝日新聞の世論調査では、
1、与野党妥協の是非 妥協すべき 賛成 55% 反対 33% 
2、暫定税率続けるべき      賛成 27% 反対 60%
3、暫定税率前提で環境対策    賛成 63% 反対 28%
という結果がでています。とてもバランス感覚のある世論状況です。

 私は、まず道路特定財源は一般財源化する、59兆円の道路中期計画の徹底検証と暫定税率の廃止、新たな環境税・社会保障税としてガソリン・クルマ税の位置づけのし直す、という視点が必要ではないかと考えています。

 自治体議会で決議をめぐる突っ込んだ議論が展開されることを希望しています。そのことを背景に空転する、今日も予算委員会は流会です、参議院審議を深めて行かなければならないのではないかと考えるのですが、いかがでしょうか。

 




薬害エイズ裁判、上告棄却で官僚の犯罪を認定

2008年03月04日 | 政策秘書
 今日は、川田龍平参議院議員の外国特派員協会での結婚公表記者会見、そして夕方には薬害エイズ訴訟での上告棄却を受けて司法記者クラブでの会見と公私に渡る多忙な1日でした。おめでとうという声と共に闘いの現実に緊張しました。

 今回の輸入非加熱血液製剤の危険性を知りながら回収せず、患者2人を死亡させたとして業務上過失致死罪に問われた元厚生省課長松村明仁被告。最高裁第2小法廷は4日までに、被告の上告を棄却する決定を下しました。

 薬害訴訟において官僚の責任が認められ確定したことは大変意義のある上告棄却決定です。松村被告にはただちに、薬害被害者に対する責任の明確化と謝罪の意思を示してほしいと願うのは原告団だけではないと思います。

 参議院は衆議院での強行採決の余波で開会の目処はたっていません。道路特定財源問題は、自治体の予算議会を巻き込んで大きな争点となりつつあります。どのような戦略の下で年度末を迎えていくのか、大いなる政治的決断が求められます。


東国原宮崎県知事の変節

2008年03月03日 | 趣味・その他
 久しぶりに五十嵐敬喜法政大学教授と会い、今、問題の道路特定財源と政局に関する議論をぶつけ合いました。先生とは既に20年以上のお付き合いですが、いつも元気で矍鑠としているその姿、60年安保世代の象徴のような存在です。

 60年安保などという言葉自体が死語のような昨今の政治状況ですが、憲法学者の松下圭一先生の一番弟子を自他共に認める存在です。菅直人衆議院議員の国会での内閣と地方自治との関係を問うた質問に答えた内閣法制局の答弁も議論でした。

 とにかく、先生は参議院の与野党逆転を背景に今回問題となっている道路特定財源の暫定税率を政権交代への足がかりを作り出せないのか、民主党にその力量があるのか。幅広い人脈をあげながらの政治辻説法は聞く者を圧倒します。

 それにしても、暫定税率支持を公にする宮崎県知事・東国原氏に対する批判は極めて厳しい内容です。”「道路の守護神」東国原知事は自民党の走狗か”と週刊誌・週間ポスト誌を示しながら、地方は本来どう態度表明をすべきか。

 とにかく、松谷氏、あなたはこの政局にどのようなしシナリオを描くのか、今週末までにメモにして送ってくれ、の問いかけは、考えさせられるものがあります。全国の都道府県議会、市町村議会で税率維持の決議が議題になっています。

 環境派は、今、何を語らなければならないのか、その存在が問われています。
 

駿府マラソンー54分13秒(ネット53分45秒)で完走

2008年03月02日 | 趣味・その他
 第33回駿府マラソン、1万人を越える参加者の中、恒例の10キロマラソンを完走しました。54分13秒、去年並みで自分自身、驚いています。あれだけのトレーニング不足の中、よく走れました。目標は自分の年齢の56分にしていたので満足です。

 ネットタイムというのは、スタートのピストルが鳴っても混雑で前に進めず、出発のラインを越えた時を、靴につけたコンピュータチップが計測をはじめるという記録です。実測ですね。その記録では53分、これなら来年50分目標は可能です。

 今年はスタート時が後ろのほうで最初なかなか走り出せずゆっくりめのスタートをせざるを得ませんでした。逆にそれがスタミナ温存につながって後半の走りが零年よりよく走りこめたのかもしれません。奏法研究も必要ですね。

 さて、今日はこれから国分寺で川田龍平参議院議員国会報告会で、すぐに出発です。

日本語教育センターの卒業式

2008年03月01日 | アジア諸国関連
 理事を務める日本語教育センターの卒業式が市民文化会館で開催され、私が保証人のバングラディッシュ人の学生も無事に卒業です。今年は、ライトを使っての卒業式の演出もあり、アジアの青年に思い出の1日になったと思います。

 祝辞の機会をいただき、中国のギャーザ問題に絡めて日本の食の「フード・マイレイジ」の高さと「もったいない」の言葉の贈りました。各国別の食糧と輸送距離をかけた数値(トン・キロメートル)ですが、日本が世界で一番です。

 農水省によると、一人当たり、日本は7093、韓国6637、フランス1738、アメリカ1051で、アメリカの7倍ですから、日本がいかに他国に食糧を依存しているかです。一方、宴席の残飯は23%、中学校学校給食でも19%の数値があります。

 卒業文集には日本の若い世代と変わらないテーマが選ばれています。東静岡駅跡地に静岡大学、県立大学、産業大学によるアジアの留学生を対象にした大学院大学の計画もあるとのこと、これからの日本語教育センターの役割も増大です。

 故石原康彦理事長のご遺族による「大きな橋奨学金」の授与と石原先生が好きだった「大きな橋」の合唱もあり盛り上がった卒業式でした。保証人を引き受けている彼も県内の大学に受験をしているとのこと、合格して欲しいものです。

もったない学会・会長の石井吉徳先生の講演

2008年03月01日 | 政策秘書
 川田龍平参議院議員呼びかけの「オイルピーク論と政治」をテーマに「もったない学会」の会長の石井吉徳先生の講演会は、環境に関心の深い市民、国会議員、秘書の方々含め40名を越える参加者のもと、熱気に包まれた勉強会となりました。
 
 石井先生は、国立環境研究所副所長も勤められ、故郷が富山県で地元の富山港線の路面電車復活にも関与されていたとのこと、講演の内容はとても学問的であり、尚且つ地域の具体的なテーマを包含するもので大きな感動をいただきました。

 自民党の国会議員含め政治家には何度も「オイルピーク論を話す機会があった、その度、目から鱗が落ちたとの感想を聞いてきたが、すぐに鱗が戻るようでその後何の連絡もない、中央からのトップダウンは限界がある、地域からだ」、と。

 参加者からは、超党派の「もったない議員連盟」を作ることは出来ないのかの声もありましたが、もう少し、状況把握に努めることになりました。こうした議論の最中、国会は緊迫。予算案など与党が強行採決。さあ、参議院が次の舞台です。