場所:加太沖
条件:中潮 7:24干潮 13:19満潮
潮流:8:16 上り2.5ノット最強 11:46転流
釣果:真鯛 3匹(画像のうちの3匹が僕の釣果。)
加太へ真鯛を釣りに行っても最近は全然釣ることができない。このところも2回連続ボウズだ。SNSのグループの書き込みでメンバーである、このブログにもコメント書き込んでくれるちからさんと、隣に船を係留しているNさんが加太へ行くということを知った。僕もその日は休日だったので、一緒に乗せていってくれませんかとお願いした。
Nさんは僕より歳下でおそらく船の釣りの経験も僕より浅いはずだが僕よりはるかにたくさんの釣果を上げている。最澄も歳下の空海に密教の教えを請うたように僕も彼に鯛釣りの神髄の教えを請わなければと考えた。
潮流は上りから潮止まりへという、僕が好きなパターンの潮回りだ。Nさんはどんなポイント選びをするか、それを勉強させてもらいたい。
午前6時に出港。
朝いちばんは四国沖のポイントだ。僕なら一直線でテッパンポイントを目指すところだが、早朝の上り潮だとここがいいそうだ。
その通りで、早速Nさんにアタリ。大きなヘダイだ。流石だ。そしてすぐにちからさんにもアタリ。きっちり真鯛をし止めた。流石だ。そして僕には・・。
使っているラバーは同じシマノのイカタコカーリーなのだが、二人は鉤にトレーラーというものを追加しているそうだ。
釣り番組なんかでそういうものがあるのを知っていたけれども、まあ、そういうものは釣り具メーカーが釣り人を釣り上げるためのもので釣果に対してはどれほどの効果があるのかと鼻にもかけていなかったが、目の前で釣られるとやはり気になる。
Nさんに、僕にそのトレーラーをめぐんでもらえないでしょうかとお願いし、いくつか分けてもらった。このトレーラー、人気のあるものはほぼ釣具店の店頭には並んでいないそうだ。イカタコカーリーの小さいサイズもそうだったが、僕は完全に情報に乗り遅れている。
ぷんぷん臭い付きのトレーラーをセットして間もなく、僕にもアタリがあった。約50センチの真鯛だ。う~ん、現実を突きつけられ、僕も次の休みには釣具屋の餌食になりに行かねばならない。
その間にちからさんにも再びアタリ。そして僕にももう1匹。
潮が緩んでいくにしたがって北上。これくらいからアタリは遠のいてきたけれども、流石はNさん、そんな中でもアタリを出している。やっていることはそんなに変わっていないと思うのだが、この差はどういうところにあるのだろう。観察しているかぎり、僕の方が少し巻き上げ速度が速かったくらいだ。どこか、何かが違うのは間違いがないが、やはりわからない。
ここで力さんには大きなメジロがヒット。細いラインを使っているので慎重にやり取りをしている。船長も魚の動きにあわせて操船をしている。無事に取り込んだのは65センチある立派な魚だ。
ほぼ潮が止まる時刻、今度は帝国軍の軍港前へ移動。ここはロックオンされるのがこわくて来ることさえ考えつかない場所だ。たまにカワハギを釣るために入るくらいだった。潮止まりにはいいそうだ。
この時に、僕も青物が欲しいと考え、白いラバーに変更していた。それがよかったのか、取り込みはできなかったが僕の仕掛だけに2回連続のアタリがあった。すかざず他のふたりも白いラバーに交換すると間もなくちからさんに強烈なアタリ。またもや青物だったようだ。これは先のメジロよりもはるかに大きいサイズだったようでリーダーから切られてしまった。残念。しかし、疑似餌の色でこれだけ反応が違うというのも驚きだ。僕はひとつ付けると大概はそのままの色で通すが、これからは考えを改めなければならない。
そして、ちからさんには青物が2本ヒットしたわけだが、これも特定の人に同じ種類の魚が集中するのも何かが違うのだろうと思うのだが、それがわからない。
まあ、いろいろなことがわからないから釣りというのは面白いのだろう。
そして、Nさんはそれが船頭の使命と言わんばかりに取り込みから空気抜き、魚を〆るまで全部船頭さんがやってくれました。まさに大名釣りだ。
出港してから戻るまで、3人の会話は途絶えない。写真や動画を撮ったり、この船にはオーディオシステムが搭載されているのでそこから流れる音楽について話をしたりと楽しい時間を過ごした。ひとりで黙々と釣りをするのもいいものだが、たまにはこうやってわいわいやるのもいいと思う。
なかなか休みが合わないのでしょっちゅうというわけではないが、また乗船させてもらえればと思うのだ。
今日の釣り座は舳先の方。ウオークアラウンド式のデッキの通路にすっぽり僕のクーラーボックスが収まって船べりとフラットになることを見つけたのでそこであぐらをかいて釣りができた。そして船首部分は斜めに切り立っているのでデッキからは空中に浮いているように見える。(動画はこちら!)船が動くと水面上を飛んでいるような感覚になる。父親が生きていた頃はよく船首に陣取ってそんな感覚を味わって楽しんだものだが、そういうことも久々に味わえた。
お客になるというのはいいものなのだ。
条件:中潮 7:24干潮 13:19満潮
潮流:8:16 上り2.5ノット最強 11:46転流
釣果:真鯛 3匹(画像のうちの3匹が僕の釣果。)
加太へ真鯛を釣りに行っても最近は全然釣ることができない。このところも2回連続ボウズだ。SNSのグループの書き込みでメンバーである、このブログにもコメント書き込んでくれるちからさんと、隣に船を係留しているNさんが加太へ行くということを知った。僕もその日は休日だったので、一緒に乗せていってくれませんかとお願いした。
Nさんは僕より歳下でおそらく船の釣りの経験も僕より浅いはずだが僕よりはるかにたくさんの釣果を上げている。最澄も歳下の空海に密教の教えを請うたように僕も彼に鯛釣りの神髄の教えを請わなければと考えた。
潮流は上りから潮止まりへという、僕が好きなパターンの潮回りだ。Nさんはどんなポイント選びをするか、それを勉強させてもらいたい。
午前6時に出港。
朝いちばんは四国沖のポイントだ。僕なら一直線でテッパンポイントを目指すところだが、早朝の上り潮だとここがいいそうだ。
その通りで、早速Nさんにアタリ。大きなヘダイだ。流石だ。そしてすぐにちからさんにもアタリ。きっちり真鯛をし止めた。流石だ。そして僕には・・。
使っているラバーは同じシマノのイカタコカーリーなのだが、二人は鉤にトレーラーというものを追加しているそうだ。
釣り番組なんかでそういうものがあるのを知っていたけれども、まあ、そういうものは釣り具メーカーが釣り人を釣り上げるためのもので釣果に対してはどれほどの効果があるのかと鼻にもかけていなかったが、目の前で釣られるとやはり気になる。
Nさんに、僕にそのトレーラーをめぐんでもらえないでしょうかとお願いし、いくつか分けてもらった。このトレーラー、人気のあるものはほぼ釣具店の店頭には並んでいないそうだ。イカタコカーリーの小さいサイズもそうだったが、僕は完全に情報に乗り遅れている。
ぷんぷん臭い付きのトレーラーをセットして間もなく、僕にもアタリがあった。約50センチの真鯛だ。う~ん、現実を突きつけられ、僕も次の休みには釣具屋の餌食になりに行かねばならない。
その間にちからさんにも再びアタリ。そして僕にももう1匹。
潮が緩んでいくにしたがって北上。これくらいからアタリは遠のいてきたけれども、流石はNさん、そんな中でもアタリを出している。やっていることはそんなに変わっていないと思うのだが、この差はどういうところにあるのだろう。観察しているかぎり、僕の方が少し巻き上げ速度が速かったくらいだ。どこか、何かが違うのは間違いがないが、やはりわからない。
ここで力さんには大きなメジロがヒット。細いラインを使っているので慎重にやり取りをしている。船長も魚の動きにあわせて操船をしている。無事に取り込んだのは65センチある立派な魚だ。
ほぼ潮が止まる時刻、今度は帝国軍の軍港前へ移動。ここはロックオンされるのがこわくて来ることさえ考えつかない場所だ。たまにカワハギを釣るために入るくらいだった。潮止まりにはいいそうだ。
この時に、僕も青物が欲しいと考え、白いラバーに変更していた。それがよかったのか、取り込みはできなかったが僕の仕掛だけに2回連続のアタリがあった。すかざず他のふたりも白いラバーに交換すると間もなくちからさんに強烈なアタリ。またもや青物だったようだ。これは先のメジロよりもはるかに大きいサイズだったようでリーダーから切られてしまった。残念。しかし、疑似餌の色でこれだけ反応が違うというのも驚きだ。僕はひとつ付けると大概はそのままの色で通すが、これからは考えを改めなければならない。
そして、ちからさんには青物が2本ヒットしたわけだが、これも特定の人に同じ種類の魚が集中するのも何かが違うのだろうと思うのだが、それがわからない。
まあ、いろいろなことがわからないから釣りというのは面白いのだろう。
そして、Nさんはそれが船頭の使命と言わんばかりに取り込みから空気抜き、魚を〆るまで全部船頭さんがやってくれました。まさに大名釣りだ。
出港してから戻るまで、3人の会話は途絶えない。写真や動画を撮ったり、この船にはオーディオシステムが搭載されているのでそこから流れる音楽について話をしたりと楽しい時間を過ごした。ひとりで黙々と釣りをするのもいいものだが、たまにはこうやってわいわいやるのもいいと思う。
なかなか休みが合わないのでしょっちゅうというわけではないが、また乗船させてもらえればと思うのだ。
今日の釣り座は舳先の方。ウオークアラウンド式のデッキの通路にすっぽり僕のクーラーボックスが収まって船べりとフラットになることを見つけたのでそこであぐらをかいて釣りができた。そして船首部分は斜めに切り立っているのでデッキからは空中に浮いているように見える。(動画はこちら!)船が動くと水面上を飛んでいるような感覚になる。父親が生きていた頃はよく船首に陣取ってそんな感覚を味わって楽しんだものだが、そういうことも久々に味わえた。
お客になるというのはいいものなのだ。