フェイスブック友の遊夢さんは、日頃から、とても素晴らしいビデオを制作してくださっています。
いつもそのビデオを観て、感心したり学ばせてもらったりしてきたのですが、ここにどうしても紹介したくなり、わがままなお願いをさせてもらいました。
ユーチューブに載っけてください!と。
このブログには、ユーチューブとニコニコ動画しか貼り付けられない(もしかしたらわたしがただ単に理解できてない)のです。
すると、ほいほいっとばかりに、ものの10分も経たないうちに、ユーチューブに載っけてくださいました。
ありがたいったらありません!
本当にありがとうございました、遊夢さん!
風邪はもう良くなりましたか〜!?
わたしが連続であれこれお願いしたことが、しんどくなる理由の一つになってたりしたらどうしよう…。
ともあれ、下記に紹介させていただくのは、原発事故を起こした福島第一原発の、事故時の疑問点についての映像と、断層問題提起の映像です。
原発というものを国策として、地震国である日本に乱立させた自民党政府の罪、事故を起こしても尚、事実を隠匿し自己保持に躍起になる電力会社の罪、
そしてそれらに追従することで、利潤や立場の保持を得ようとする報道機関や学者たちの罪を、わたしたちは厳しく追及し、責任を取らせなければなりません。
併せて書いてくださった文章と共に、ここに転載させていただきます。
******* ******* ******* *******
デマと言われている中に、実は真実が隠されています。
【これは、福島第一の投光機に照らされた、『海霧』で片付けられてしまった映像や、画像についてです】
※映像に使用している画像や、以下文章の多くの部分は、FBお友達の岩田清さんとのやり取りから作られています。
福一原発に設置されていたライブカメラに映った、『白雲化や閃光』の全てが、投光機に照らされた『海霧』で片付けられて、今では殆ど話題にならなくなってしまいました。
これら『白雲化や閃光』の映像…。
果たして、これらの全てが、《投光機に照らされた『海霧』》として片付けられ、無視されたままで良いのでしょうか?
東電や政府の思うつぼです、この状況…。
実際に、私達が、しっかりと意識して注意しなければならないのは、
自然の要素を差し引いた残り(=直上掲画像を例にすれば、チカチカする光の出現頻度と、湯気・煙に見える部分の中に含まれている『閃光』の出現頻度と、『閃光』の発生源)が重要なのです。
東電のオリジナル動画をしっかりと確認すると、
霧が、原子炉上で「温められて」ではなく、「中性子を「閃光を発するに充分な量吸収して」特定の場所に達すると、「ドカーン」ではなく「ピカーッ」と光る『原子物理学現象』が起きる事が判ります。
そうです。
福一原発事故で日常語化した、『チェレンコフ光』ではなく、『ストロボ光』です。
発光源の『稀ガス処理装置建屋』は、原子炉稼働中に発生する稀ガス(=キセノン、クリプトンなど)の放射線値が、『一定閾値』以下に収まるまで、活性炭に吸着保存する場所です。
稼働中だった1・2・3号原子炉から、配気管経由で稀ガスが送られていた訳ですから、
これが何らかの理由で、3号原子炉爆発に先立って爆発し、尚且つ、3号原子炉からの強烈な中性子線を受けて、『二次的核連鎖反応(=再臨界)爆発』したのです。
しかも、おかしなことに…、
《2011年3月19日撮影のGoogleアースには存在していなかった「木々」が、わずか数ヵ月後に見事に存在する…これ、何ででしょう?》
上記の理由により、原子炉、および稀ガス処理装置から「噴き上げ」られて、ある程度拡散したものだけを『白雲化』と称して、
単に、投光機に照らされただけの、(=大回りして山側から流れ込む)の海霧と区別するべきです。
他の土地で見られる海霧に比べれば、福一の海霧に含まれる放射能物質量は、非情に大きいという事も、決して忘れるべきではありません。
すなわち、『白煙』は『白雲化』の骨格です(=白雲化-風に因る拡散要素)。
この『白煙』は白昼でも見えます。
非常に危険です。
『閃光」は、『白煙』を『白雲化』させる引き金であり、『白雲化』は、更なる『閃光』の引き金です。
この『閃光』は、『稀ガス処理装置建屋』の爆発破壊された場所から発する、「化学的な、爆発光・爆発燃焼光」、
もしくは微小ではあるけれども『核再臨界光』であり、
『白煙』と『白雲化』は原子炉建屋から発する『煙』であり、
『煙』と見做されている物の大半は、『湯気』か『陽炎』です。
決して高温の水蒸気ではありません。
まして、 一般的な、炭酸ガスなどを発生させる酸化現象(黒煙)ではありません。
周辺の空気との熱の違いが、『揺らぎ』の主たる要素であり、
湿気がゼロであれば『低温蒸気』であり、
湿気が過少ならば『陽炎』であり、
適度の湿気で『湯気』であり、
海霧が侵入して、極度の過湿状態で、『白雲化』される訳です。
映像にある、3・4号排気塔の左側に接して見られる建屋は、『活性炭式希ガスホールドアップ装置建屋 (略称:希ガス処理装置建屋)』だと判ります。
単眼カメラは、距離感が損なわれるので、地図で確認することに拠って初めて、3・4号排気塔よりも稀ガス処理建屋のほうが手前に在る事が判ります。
放射性原子の遷移の内の、137Cs(30.1671y)、134Cs(2.0652y)、131I(8.02070d)しか測定しないで、『大丈夫』と言っている御用学者や原発推進・保護派の誤魔化しに、
私達は、「専門家の言う事だから」と、容易にごまかされてしまいます。
《でも、少し考えながら見て、判断してみてください》
原子力活用の知恵は、キュリー夫妻の『放射線治療」の功を大きく超えた、罪を作りました。
放射能の危険度は、半減期×核崩壊エネルギーで比較しなければ正しくありませんが、
それでも、半減期が、82Se(9700E+16y)=9700京(=億×億)年、87Rb(492.3E+8y)492.2億年、128Te(2.2E24y)2,2秭(=兆×兆=億×億×億)年と云った、
宇宙の年齢をも大きく超える半減期を眼に留めると、原子力発電は、その利益の大部分を、この後始末の為に費やすべきですよね?
原子力発電は、非常に採算性の悪い事業である事が判ります。
単に、原子爆弾欲しさにいつまでも原発を続ける「国策」ってやつ…絶対に反対するべきです。
福一原発事故だけでなく、日本の全ての原発は、この映像の問題を無視するか、非常に甘く考えて。利権者の経済第一で進めて来ました。
↓
【福一原発事故は、良識ある地質学・地震学の専門家の意見を無視して、「断層集中地帯」に敢えて原発を作った、という事】
東日本大震災は、2011年3月11日午後2時46分18秒に発生。
その後の福一、水素、及び核爆発や施設破壊状況について、実に様々な意見が出されていますが、
断層の危険性については、電力会社は勿論、政府関係機関も、推進意見しか尊重しません。
従って、脱原発意見は、「ことごとく無視」されてしまいます。
《この投稿映像は、この根本的な問題について、福一原発の「地盤問題」を中心に据えて、制作しました》
12月28日の茨城地震、気象庁は、「3.11地震の余震」と言っていましたが、
実は、「長さが15キロ程度の、未知の断層が動いた」事が、既に判明しています。
この例からも判る通り、強いて「活断層」だけに注目して、判断する事が間違っているんです。
この事を、映像共同製作者の岩田清さんからの情報で12月初めに知り、「活」の字を外した「断層」全体を再確認をしていたタイミングでの、茨城地震の断層発見情報。
「これ、当たり前に起こる話」と思いながら、ニュースを見ていました。
今回メインにしている福島第一の沖合は、ただでさえ沖合にずれ込み活断層が有って、非常に複雑な形で、いつ動くか分らない状況です。
海底断層(北東から南西へのびる長さ50キロ以上の活断層)のうちの、北側の30キロ以上が、海岸方向にズレ動き、枝分かれをしたような状態で地震が起きました。
よく図で示されている、単純で平坦な、画一化した「沈み込み」だけではないんです。
細かく引きちぎられるような、云わば「重篤な擦り傷的」症状です。
人体で例えれば、「いつまでも、ジクジクとリンパ液がしみ出てきて、正常な皮膚にならない状態」です。
3.11では、海底が上下に大きくずれて、三陸で「退き波津波」が発生した同時刻に、福一原発・福二原発地域では、「陸低海高」の「押し波津波」が発生しました。
原子力規制委は、何を「勘違い、もしくは無視しているのでしょう?
安倍内閣は、『ワシントン・ポスト』に対して、
「福一の13キロ沖合の海底地下に、原発の放射性廃棄物「最終処分地」を、トンネルネットワークで作る」なんて馬鹿げた事を言っていましたが、
こんな危険極まりない海底に、最終処分場を作る??
まるで、
《「福一核地雷」の目の前に、起爆装置をセットするようなものです》、これは!
東電や規制委は、「『過去12万年に動いたと見做される断層』を活断層だ」と言って居ますが、
「明日、揺れるかもしれない」地震で生じる断層は、実際に生じても、その直前から過去12万年動いていなければ「活断層ではないから大丈夫」という愚話でしかありません。
でも、実際には「見落とし」どころか、「原発立地の為に、意図的に見ない事にして、活断層だとは言われない断層」は無数に在ります。
そして、福一の断層に関してですが、この投稿映像にある「8色分けの揺れのベクトル線」は、断層線と考えてもほぼ間違いないはずです。
先ずは、「断層」の上に原発を建てた愚行、皆さんも意識しておいてもらえると嬉しいです。
※追記1:詳細は、「揺れのベクトルを8方向に色分け」して示す、岩田清さんのwebページで確認してください。
※追記2:今回の映像、福一事故への教訓を込め、敢えて3分11秒で作らせていただきました。
※追記3:実は、映像後半に出てくる「活断層」の画像、よく私が参考にしている科学雑誌からのものですが、私が見た時点で「なんか少しずれていない?」と思い確認しました。
その結果、「中央構造線と四国・近畿の中央構造線上の活断層を区別している所だけ」しか、正しい線はありませんでした。
そのため、この映像後半にある「日本の活断層図」は、あくまでイメージとしての使用、とお考えください。
※使用している曲の著作権はクリアしてあります。
※この福一シリーズ、以下のリンクもご参照ください。
■刈羽原発事故
https://www.facebook.com/yumu.tanaka/posts/1185452551537076
かなり地味な内容に見えるかもしれませんが…、
【今の原発問題、新潟県中越沖地震で起こった、柏崎刈羽原発事故を無視した結果なんです】
この映像は、刈羽原発の1号機・3号機に関する映像です。
刈羽原発の、1〜7号機の状態を理解した泉田知事が、問題視した結果、福島第一に、事故の3か月前に免震棟ができ、
さらにいくつかの幸運が重なり、「本当の最悪な事態:東日本が完全にアウト」は防げました。
でも、本来なら、それは東電と政府(当時の自民党:安倍内閣第1期)が真剣に取り組めば、もっと変わっていたと思います。
2007年7月16日午前10時13分、新潟県中越地方を中心に、マグニチュード6.8の「新潟県中越沖地震」が発生しました。
実はこの時、柏崎刈羽原発では、かなりの被害を受けていました。
ですが、国策としての原発を守るために、柏崎刈羽原発事故を「なかったもの」にした、自民党と東電の判断が、3.11の福島第一原発核爆発にまで発展させてしまいました。
もう1度、この刈羽原発の事故の検証が必要と考え、FBお友達の岩田清さんとやり取りし、この映像ができました。
実は、5~7号機の情報(画像&映像)が足りず、ここでは3号と1号を、メインで作成しています。
東電の「デマ」に近い情報のせいで、その後のマスコミ報道は、刈羽原発事故を、最低限度まで矮小化する事になりました。
また、根本的な問題として、この原発の直下に断層があります。
まずは、以下の内容を見てから、映像をご覧ください。
柏崎刈羽原発で発生した事故の数々、実は以下の通りです。
↓
■ 1号機:
浸水で約2000トンの、放射能に汚染された水を作り出しています。
この放射能量、多分すごいのでは?
※9月27日、1号機の「気水分離器」(69トン)の脚が曲がっていたことを、遅ればせながら発表。
更に、ポンプ室付近では、液状化現象によって、「最大1mほど」の地盤沈下が生じていました。
■ 3号機:
この建物の外側にある、トランス火災のみがクローズアップされ、刈羽原発の状態が矮小化されました。
■ 4号機:
海水浸水「冷却水」の配管に、穴が開く事故だったら、最悪「空焚き」状態になり、「メルトダウン」です。
■ 6号機:
「使用済み核燃料の貯蔵プール」が、揺れのため海に流出し、更にタービンが、地震の揺れで羽根同士が接触し、傷ついていました。
■ 7号機:
タービンの軸受け部分から漏れた放射性物質、排気筒からは、放射性物質が大気中に放出されています。
更に、機制御棒が変形で抜けなくなっていますし、使用済み燃料プールの壁にひびが走り、放射能汚染水が漏れていました。
これ、ちゃんと新たに作り直したって話は聞きませんが、問題ないのか、不思議です。
7号機の排気筒からは、18日夜までの間、放射性ヨウ素の放出が検出されて、結構話題になっていました。
※映像に関する注意点
冒頭の写真は、北東風が吹いて、白煙が南西に流れていると確認できますが、映像内のテレビ画像3号機の黒煙は、南西風が吹いて北西に流れています。
これは時間帯の問題で、海風の影響で変化したと考えています。
いつもそのビデオを観て、感心したり学ばせてもらったりしてきたのですが、ここにどうしても紹介したくなり、わがままなお願いをさせてもらいました。
ユーチューブに載っけてください!と。
このブログには、ユーチューブとニコニコ動画しか貼り付けられない(もしかしたらわたしがただ単に理解できてない)のです。
すると、ほいほいっとばかりに、ものの10分も経たないうちに、ユーチューブに載っけてくださいました。
ありがたいったらありません!
本当にありがとうございました、遊夢さん!
風邪はもう良くなりましたか〜!?
わたしが連続であれこれお願いしたことが、しんどくなる理由の一つになってたりしたらどうしよう…。
ともあれ、下記に紹介させていただくのは、原発事故を起こした福島第一原発の、事故時の疑問点についての映像と、断層問題提起の映像です。
原発というものを国策として、地震国である日本に乱立させた自民党政府の罪、事故を起こしても尚、事実を隠匿し自己保持に躍起になる電力会社の罪、
そしてそれらに追従することで、利潤や立場の保持を得ようとする報道機関や学者たちの罪を、わたしたちは厳しく追及し、責任を取らせなければなりません。
併せて書いてくださった文章と共に、ここに転載させていただきます。
******* ******* ******* *******
デマと言われている中に、実は真実が隠されています。
【これは、福島第一の投光機に照らされた、『海霧』で片付けられてしまった映像や、画像についてです】
※映像に使用している画像や、以下文章の多くの部分は、FBお友達の岩田清さんとのやり取りから作られています。
福一原発に設置されていたライブカメラに映った、『白雲化や閃光』の全てが、投光機に照らされた『海霧』で片付けられて、今では殆ど話題にならなくなってしまいました。
これら『白雲化や閃光』の映像…。
果たして、これらの全てが、《投光機に照らされた『海霧』》として片付けられ、無視されたままで良いのでしょうか?
東電や政府の思うつぼです、この状況…。
実際に、私達が、しっかりと意識して注意しなければならないのは、
自然の要素を差し引いた残り(=直上掲画像を例にすれば、チカチカする光の出現頻度と、湯気・煙に見える部分の中に含まれている『閃光』の出現頻度と、『閃光』の発生源)が重要なのです。
東電のオリジナル動画をしっかりと確認すると、
霧が、原子炉上で「温められて」ではなく、「中性子を「閃光を発するに充分な量吸収して」特定の場所に達すると、「ドカーン」ではなく「ピカーッ」と光る『原子物理学現象』が起きる事が判ります。
そうです。
福一原発事故で日常語化した、『チェレンコフ光』ではなく、『ストロボ光』です。
発光源の『稀ガス処理装置建屋』は、原子炉稼働中に発生する稀ガス(=キセノン、クリプトンなど)の放射線値が、『一定閾値』以下に収まるまで、活性炭に吸着保存する場所です。
稼働中だった1・2・3号原子炉から、配気管経由で稀ガスが送られていた訳ですから、
これが何らかの理由で、3号原子炉爆発に先立って爆発し、尚且つ、3号原子炉からの強烈な中性子線を受けて、『二次的核連鎖反応(=再臨界)爆発』したのです。
しかも、おかしなことに…、
《2011年3月19日撮影のGoogleアースには存在していなかった「木々」が、わずか数ヵ月後に見事に存在する…これ、何ででしょう?》
上記の理由により、原子炉、および稀ガス処理装置から「噴き上げ」られて、ある程度拡散したものだけを『白雲化』と称して、
単に、投光機に照らされただけの、(=大回りして山側から流れ込む)の海霧と区別するべきです。
他の土地で見られる海霧に比べれば、福一の海霧に含まれる放射能物質量は、非情に大きいという事も、決して忘れるべきではありません。
すなわち、『白煙』は『白雲化』の骨格です(=白雲化-風に因る拡散要素)。
この『白煙』は白昼でも見えます。
非常に危険です。
『閃光」は、『白煙』を『白雲化』させる引き金であり、『白雲化』は、更なる『閃光』の引き金です。
この『閃光』は、『稀ガス処理装置建屋』の爆発破壊された場所から発する、「化学的な、爆発光・爆発燃焼光」、
もしくは微小ではあるけれども『核再臨界光』であり、
『白煙』と『白雲化』は原子炉建屋から発する『煙』であり、
『煙』と見做されている物の大半は、『湯気』か『陽炎』です。
決して高温の水蒸気ではありません。
まして、 一般的な、炭酸ガスなどを発生させる酸化現象(黒煙)ではありません。
周辺の空気との熱の違いが、『揺らぎ』の主たる要素であり、
湿気がゼロであれば『低温蒸気』であり、
湿気が過少ならば『陽炎』であり、
適度の湿気で『湯気』であり、
海霧が侵入して、極度の過湿状態で、『白雲化』される訳です。
映像にある、3・4号排気塔の左側に接して見られる建屋は、『活性炭式希ガスホールドアップ装置建屋 (略称:希ガス処理装置建屋)』だと判ります。
単眼カメラは、距離感が損なわれるので、地図で確認することに拠って初めて、3・4号排気塔よりも稀ガス処理建屋のほうが手前に在る事が判ります。
放射性原子の遷移の内の、137Cs(30.1671y)、134Cs(2.0652y)、131I(8.02070d)しか測定しないで、『大丈夫』と言っている御用学者や原発推進・保護派の誤魔化しに、
私達は、「専門家の言う事だから」と、容易にごまかされてしまいます。
《でも、少し考えながら見て、判断してみてください》
原子力活用の知恵は、キュリー夫妻の『放射線治療」の功を大きく超えた、罪を作りました。
放射能の危険度は、半減期×核崩壊エネルギーで比較しなければ正しくありませんが、
それでも、半減期が、82Se(9700E+16y)=9700京(=億×億)年、87Rb(492.3E+8y)492.2億年、128Te(2.2E24y)2,2秭(=兆×兆=億×億×億)年と云った、
宇宙の年齢をも大きく超える半減期を眼に留めると、原子力発電は、その利益の大部分を、この後始末の為に費やすべきですよね?
原子力発電は、非常に採算性の悪い事業である事が判ります。
単に、原子爆弾欲しさにいつまでも原発を続ける「国策」ってやつ…絶対に反対するべきです。
福一原発事故だけでなく、日本の全ての原発は、この映像の問題を無視するか、非常に甘く考えて。利権者の経済第一で進めて来ました。
↓
【福一原発事故は、良識ある地質学・地震学の専門家の意見を無視して、「断層集中地帯」に敢えて原発を作った、という事】
東日本大震災は、2011年3月11日午後2時46分18秒に発生。
その後の福一、水素、及び核爆発や施設破壊状況について、実に様々な意見が出されていますが、
断層の危険性については、電力会社は勿論、政府関係機関も、推進意見しか尊重しません。
従って、脱原発意見は、「ことごとく無視」されてしまいます。
《この投稿映像は、この根本的な問題について、福一原発の「地盤問題」を中心に据えて、制作しました》
12月28日の茨城地震、気象庁は、「3.11地震の余震」と言っていましたが、
実は、「長さが15キロ程度の、未知の断層が動いた」事が、既に判明しています。
この例からも判る通り、強いて「活断層」だけに注目して、判断する事が間違っているんです。
この事を、映像共同製作者の岩田清さんからの情報で12月初めに知り、「活」の字を外した「断層」全体を再確認をしていたタイミングでの、茨城地震の断層発見情報。
「これ、当たり前に起こる話」と思いながら、ニュースを見ていました。
今回メインにしている福島第一の沖合は、ただでさえ沖合にずれ込み活断層が有って、非常に複雑な形で、いつ動くか分らない状況です。
海底断層(北東から南西へのびる長さ50キロ以上の活断層)のうちの、北側の30キロ以上が、海岸方向にズレ動き、枝分かれをしたような状態で地震が起きました。
よく図で示されている、単純で平坦な、画一化した「沈み込み」だけではないんです。
細かく引きちぎられるような、云わば「重篤な擦り傷的」症状です。
人体で例えれば、「いつまでも、ジクジクとリンパ液がしみ出てきて、正常な皮膚にならない状態」です。
3.11では、海底が上下に大きくずれて、三陸で「退き波津波」が発生した同時刻に、福一原発・福二原発地域では、「陸低海高」の「押し波津波」が発生しました。
原子力規制委は、何を「勘違い、もしくは無視しているのでしょう?
安倍内閣は、『ワシントン・ポスト』に対して、
「福一の13キロ沖合の海底地下に、原発の放射性廃棄物「最終処分地」を、トンネルネットワークで作る」なんて馬鹿げた事を言っていましたが、
こんな危険極まりない海底に、最終処分場を作る??
まるで、
《「福一核地雷」の目の前に、起爆装置をセットするようなものです》、これは!
東電や規制委は、「『過去12万年に動いたと見做される断層』を活断層だ」と言って居ますが、
「明日、揺れるかもしれない」地震で生じる断層は、実際に生じても、その直前から過去12万年動いていなければ「活断層ではないから大丈夫」という愚話でしかありません。
でも、実際には「見落とし」どころか、「原発立地の為に、意図的に見ない事にして、活断層だとは言われない断層」は無数に在ります。
そして、福一の断層に関してですが、この投稿映像にある「8色分けの揺れのベクトル線」は、断層線と考えてもほぼ間違いないはずです。
先ずは、「断層」の上に原発を建てた愚行、皆さんも意識しておいてもらえると嬉しいです。
※追記1:詳細は、「揺れのベクトルを8方向に色分け」して示す、岩田清さんのwebページで確認してください。
※追記2:今回の映像、福一事故への教訓を込め、敢えて3分11秒で作らせていただきました。
※追記3:実は、映像後半に出てくる「活断層」の画像、よく私が参考にしている科学雑誌からのものですが、私が見た時点で「なんか少しずれていない?」と思い確認しました。
その結果、「中央構造線と四国・近畿の中央構造線上の活断層を区別している所だけ」しか、正しい線はありませんでした。
そのため、この映像後半にある「日本の活断層図」は、あくまでイメージとしての使用、とお考えください。
※使用している曲の著作権はクリアしてあります。
※この福一シリーズ、以下のリンクもご参照ください。
■刈羽原発事故
https://www.facebook.com/yumu.tanaka/posts/1185452551537076
かなり地味な内容に見えるかもしれませんが…、
【今の原発問題、新潟県中越沖地震で起こった、柏崎刈羽原発事故を無視した結果なんです】
この映像は、刈羽原発の1号機・3号機に関する映像です。
刈羽原発の、1〜7号機の状態を理解した泉田知事が、問題視した結果、福島第一に、事故の3か月前に免震棟ができ、
さらにいくつかの幸運が重なり、「本当の最悪な事態:東日本が完全にアウト」は防げました。
でも、本来なら、それは東電と政府(当時の自民党:安倍内閣第1期)が真剣に取り組めば、もっと変わっていたと思います。
2007年7月16日午前10時13分、新潟県中越地方を中心に、マグニチュード6.8の「新潟県中越沖地震」が発生しました。
実はこの時、柏崎刈羽原発では、かなりの被害を受けていました。
ですが、国策としての原発を守るために、柏崎刈羽原発事故を「なかったもの」にした、自民党と東電の判断が、3.11の福島第一原発核爆発にまで発展させてしまいました。
もう1度、この刈羽原発の事故の検証が必要と考え、FBお友達の岩田清さんとやり取りし、この映像ができました。
実は、5~7号機の情報(画像&映像)が足りず、ここでは3号と1号を、メインで作成しています。
東電の「デマ」に近い情報のせいで、その後のマスコミ報道は、刈羽原発事故を、最低限度まで矮小化する事になりました。
また、根本的な問題として、この原発の直下に断層があります。
まずは、以下の内容を見てから、映像をご覧ください。
柏崎刈羽原発で発生した事故の数々、実は以下の通りです。
↓
■ 1号機:
浸水で約2000トンの、放射能に汚染された水を作り出しています。
この放射能量、多分すごいのでは?
※9月27日、1号機の「気水分離器」(69トン)の脚が曲がっていたことを、遅ればせながら発表。
更に、ポンプ室付近では、液状化現象によって、「最大1mほど」の地盤沈下が生じていました。
■ 3号機:
この建物の外側にある、トランス火災のみがクローズアップされ、刈羽原発の状態が矮小化されました。
■ 4号機:
海水浸水「冷却水」の配管に、穴が開く事故だったら、最悪「空焚き」状態になり、「メルトダウン」です。
■ 6号機:
「使用済み核燃料の貯蔵プール」が、揺れのため海に流出し、更にタービンが、地震の揺れで羽根同士が接触し、傷ついていました。
■ 7号機:
タービンの軸受け部分から漏れた放射性物質、排気筒からは、放射性物質が大気中に放出されています。
更に、機制御棒が変形で抜けなくなっていますし、使用済み燃料プールの壁にひびが走り、放射能汚染水が漏れていました。
これ、ちゃんと新たに作り直したって話は聞きませんが、問題ないのか、不思議です。
7号機の排気筒からは、18日夜までの間、放射性ヨウ素の放出が検出されて、結構話題になっていました。
※映像に関する注意点
冒頭の写真は、北東風が吹いて、白煙が南西に流れていると確認できますが、映像内のテレビ画像3号機の黒煙は、南西風が吹いて北西に流れています。
これは時間帯の問題で、海風の影響で変化したと考えています。