ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

さらさら風に吹かれながら

2019年06月10日 | ひとりごと
昨日今日と、空気がサラサラして心地よい日が続きました。
今年の春(とは言い難い奇妙な天気が多かったのですが)から今までに降った雨の量がとても多くて、だから大量の蚊が発生しているのですが、それに目をつむると本当に気持ちの良い週末でした。

洗い物をしている最中に、正面の窓の上の方で何か特別なことが起こっている気配がして見上げると…、

うわ〜!
思わずタオルで手を拭いて、携帯電話を手に外に飛び出しました。




さて、毎週日曜日の3時から6時ごろまで、サラと一緒に『OKINAWA』の合わせ練習をしているのですが、今日は近所に住むピアノの先生で友人のさわみさんにお願いして、演奏を聞いてもらいました。

わたしたちの音量のバランス、表現、解釈の仕方などを、丁寧に聞いてくれた彼女に、
ピアノパートの、普通なら絶対にペダルを踏むだろう速いアルペジオの部分を、ペダル無しの素の音で弾いてみたいんだけどどうだろう?と相談してみました。
すると、「すごく有り得ないけど新鮮でおもしろいと思う」と言ってくれて、じゃあそれでいってみようと決心しました。
ちょっとドキドキします。

「あなたの想いがこもっている。そしてそれがよく伝わってくる。様々な情景が浮かんでくる」
そう言ってくれました。

プログラムの曲の紹介の欄に、本当はもっと詳しく沖縄のことを説明したかったし、政治的な観点からの話もしたかったのですが、その部分はカットされてしまいました。
ならば曲で語るしかない、そう思って、それからまた音符を書き直したり書き足したりしました。
いろんなことがあって、とても長い時間がかかってしまったけれど、そしてプロの作曲家の作品とは比べ物にならないかもしれないけれど、
今はとにかく、残された1日1日を大切にして、丁寧に練習を重ねていこうと思います。


夕方、畑作業に来てくれた歩美さんが、立派に育った(葉っぱが特に)カブを収穫してくれました。

夫の大きな手の何倍あるでしょう?

ほどよく虫さんにも食べられています。


早速さっとお湯で茹でて、ナムルを作りました。
コメント
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