長い間、家猫の餌を買っていたインターネットのペットショップから、突然小包が送られてきました。
この会社はアメリカの会社にしては珍しく、ウェブサイトの入力がとても簡単で、サービスも良く、何か問題が起こった時の対応も素晴らしいので、ペットと暮らす人たちの間では大人気。
うちもずっとリピーターだったんですが、なぜか家猫たちが好きな食べ物に限って販売停止になることが続き、ここ半年の間にほとんど注文しなくなっていました。
なのでびっくり!
まさにSurprise!です。
え?なんでなんで?油絵のポートレート?
いやあ、こんな手があったか(笑)。
そういや、ずいぶんと前に、何かの企画で、空(クウ)と海(カイ)の写真を送ったことがあったかも。
お礼のメールを送る時に、うちはあなたのお店が本当に気に入っているのだけども、注文したい物が買えないので仕方がないと書いてみました。
そしたら、さっそく上部に申請して、あなたが必要な物を販売するようにするからと返事がきました。
商売上手だなあ。
超多忙の歩美さんが、毎週末に世話をしに来てくれるうちの畑から、こんなに立派に育ってくれたカブさんが採れました。
葉っぱのてっぺんから根っこまで、ほんのりとした苦味があってとても美味しいです。
さて、今週末の土曜日に、7月13日のコンサートのための公開リハーサルが行われます。
2週間前から、25歳のイスラエル人のバイオリニストに曲を聴いてもらい、レッスンを受けています。
『OKINAWA』という題名にした理由、作曲中の気持ち、まずはそこから話して欲しいと言われました。
小節ごとに、というより一音ごとに、あなたはどうしたいのか、パートナーのバイオリニストにはどうしてもらいたいのかと聞かれ、口ごもってしまったことも。
でも、自分はどんな音を求めているのかということを、自分が思っているよりも真剣に考えていなかったことを気づかせてもらいました。
そして演奏は自己満足ではなく、聞く側の人たちと一体になって、幸福な時間を共に過ごせるように仕上げていかなければならないと、いろんな角度から教えてもらいました。
本番まであと2週間ちょっと。
まだまだ学びの途中です。
それと同時に、指揮法の練習もだんだんと厳しくなってきました。
先生は、いろんな国のオーケストラとオペラ音楽を主に指揮をしている人で、この夏もヨーロッパでの遠征予定がギュウギュウに入っているので、今まさに集中レッスンの真っ最中です。
オーケストラパートをピアノで弾く先生を前に、指揮棒を振るのですが、わたしの指揮が不味いと途端に演奏がずっこけます。
その度に心臓がドキンとして、またやっちゃった〜と落ち込むのですが、仕方がありません、頑張るっきゃない!
それにしても、覚えが悪くなったこと。
ピアノ曲の暗譜も若い頃に比べると数倍、いや、もしかしたら10倍ぐらい遅くなってしまって、だからもう回数を増やして体で覚えるようにしています。
なので指揮も、無意識に振れるようになるまで、毎日コツコツ練習を積み重ねていくしかないのでしょうね。
そんなこんなの1日は、朝起きてから夜寝るまでの時間が、ピューッと過ぎていってしまいます。
でも、こんなバタバタの毎日の中にも、とても嬉しいことがありました。
長男くんがとうとう、この人となら一緒に人生を歩んでいきたいと思う女性に、結婚を申し込んだのです。
「そろそろプロポーズをする」とLINEでの知らせを受けてから、良い返事がもらえるといいけどと、ヤキモキしながらその日を待ちました。
彼女の返事はイエス!
ロマンチックな場所と時間を吟味してプロポーズに臨んだのであろう長男くんの努力が滲む写真と共に、嬉しい報告が送られてきました。
やった〜!
息子本人はもちろんのこと、Tちゃんのことが大好きな夫とわたし、そして夫の両親も大喜びです。
というわけで、先週の土曜日に、長男くんと婚約者、次男くんとガールフレンド、そして夫とわたしの6人で、遅ればせながら、息子たちの再就職のお祝い、婚約のお祝い、そして夫の父の日と誕生日(7月ですが)のお祝いをやろうとうちに集まりました。
6人が勢ぞろいしたのは今回が初めて。
朝からせっせと料理したおかずを食べながらおしゃべりしたり遊んだり、本当に楽しい時間を過ごしました。
でも、Tちゃんの左手の薬指に指輪がない?!
恐る恐る尋ねてみました。
すると、「ははは、サイズが合わなくて入らなかったんです〜」だって…。
Tちゃんは指輪を一本も持ってなくて、だから長男くんはサイズの確認のしようがなくて、思い余って眠っている間に糸を巻いて測ろうとしたんだけどそれも失敗…。
なんかこのズッコケ方が長男くんらしいと思ってしまう母なのでした。