ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

平和であることが申し訳なくなるとき

2021年08月16日 | ひとりごと
いらっしゃい。また来てね。
うちの玄関カエルはなかなかの人気者だ。

先日、コリアンタウンのフォートリーにある、超おすすめのレストランでランチを食べた。

前に来たときは、だだっ広い店内にわたしたちとあともう一カップルしかいなかったけど、今回はけっこう混んでて、ちょっとホッとしたり心配になったり。
見えないからウイルスは、放射能と同じで…。
でも超〜美味しかった!
カルビ肉は口の中でふわふわと踊り、舌にまろやかなコクとうま味を乗せ、冷たい蕎麦のスープはピリッと辛い一瞬を楽しませてから喉を下りていく。

数ヶ月前に適当に作ったレンガ道と花壇は、夏の太陽と夕立の雨が育ててくれたからか、ワイルドにひしめき合っている。

今朝はお隣さんカップルと一緒に、夫の鍼治療を受けた。
ロバートはストレス緩和を、エステラは右足の4番目と5番目の指の問題解決を、わたしは右膝のひきつれと痛みを治してもらうためのグループ治療で、いつもながらに鍼を異常に怖がるわたしを、二人は「思い出せ!忍者魂!」などと言って励まして(?)くれた。
もっともっと受けなきゃなあ…。

うちにはムクゲの木があちこちに生えているんだけど、この色は初めてなので。
本当の色(うす桃色)がうまく写らないのだけどとりあえず。

こちらはうす紫色。

今年の夏は、あ〜暑いという日が数日間続き、最後の日に気温と湿度がシュルシュルと下がり、次の日はまるで秋?な日になる、というパターンが繰り返されている。
暑い日は2階も1階も常にエアコンをつけて、3階以外の部屋を冷やし続けないと、すぐに湿度が60%を超えてしまう。
ピアノが一番好む湿度は50%前後。
これまでは湿度には無頓着で、だから調律してもらってもすぐに狂ったりしたのだけど、新しいピアノがやってきてからはとても気をつけるようになった。
冬には加湿器のタンクに水を入れ、夏には除湿器のタンクの水を庭木や草花にまく。
もう8月の中旬になり、あっという間に学校が始まるのだろう。
それでもここはこんなに平和だ。
20年もの間、アメリカを中心にした暴力に翻弄された挙句、今また見放されたアフガニスタンの人々に、どうやって詫びればいいのかわからない。
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