
これまでにも何度も、はっきり言って口汚く、自民党の人権意識の低俗さを罵ってきましたが、キリがないです、あの連中は。
もう差別毒が党全体に蔓延してしまっているのだと言っても過言ではないと思えるほど酷いです。
「法を盾に裁判が乱発する」
— 眞海🇺🇸🇯🇵🇰🇷 (@maumi11) May 21, 2021
「道徳的にLGBTは認められない」
「人間は生物学上種の保存をしなければならずLGBTはそれに背くもの」
「女子競技に心が女性だからと男性の体で競技参加してメダル取る等そういう不条理な事もある。社会・政治運動化されると色んな副作用もある」https://t.co/q0ynzmRx22
このニュージーランド議会でのウィリアムソン議員の発言を随分前に知り、何回も聞いてきました。
今回は自民党議員らの劣悪な発言を頭の中から追い出したかったので、動画中の訳してくださった字幕を書き起こしました。
↑このスピーチには前段があり、前段で彼は自分に向けられた非合理な反対意見や姑息なクレームの数々を紹介した上で、「それでも反対派の多くは常識的な方だ」と述べ核心に入っていく。
— ブルドッグ (@Bulldog_noh8) November 25, 2017
この演説を一流にしてるのはそこでしょうね。 pic.twitter.com/h0bzNu58Es
2013年 ニュージーランド議会
モーリス・ウィリアムソン議員:
ジェミリー議員と共にお話しさせていただきます。
若く活き活きとした彼と退屈な年寄りの私、そう、みなさんはどちらかを選ぶことになるわけです。
まず、ルイーザ議員に祝福を。
この議会の数年来のいいニュースです。
この法案で、現在あなたに向けられている酷い非難が減るのですから。
私の選挙区の牧師さんからお電話を頂いたんですよ。
「法案が通ればゲイの猛攻撃が始まるぞ」と。
「ゲイの猛攻撃」とはいかなるものか、解釈に困り果てています。
私の街の高速道路から軍隊が攻め込んでくるのか?
はたまたガスが私の街を覆って閉じ込められるのか?
別のカトリックの司祭さんは「お前は自然の理に反することを支持するのか」と。
生涯、禁欲主義(celibacy)の司祭がそれをおっしゃるとは…。
(注・liを強調してわざと言い間違える)
ああ、禁欲主義(celibacy) ね、そう、禁欲主義(celibacy)。
(注・正しくceにアクセントをつける)
まだやったことないんで詳しくないんです。
「お前は永遠に地獄の業火に焼かれる」というお手紙も。
これは間違いですね。
私、物理の学位を持ってるんです。
私の体重や体水分率を測って、熱力学で計算してみたんです。
地獄の炎を5000度と仮定すれば、私は一瞬で消滅します。
わずか2.1秒!
とても永遠とは言い難いと思いますが、いかがでしょうか?
養子縁組について、反吐が出る意見もありました。
私には素敵な3人の養子がいますから、養子の素晴らしさを知っています。
だからそういう意見がくだらないとわかるんです。
そういう陰険なやり方は実に卑怯ですよ。
私は小学生の頃に、そういうイジメを怖がることはやめたんです。
それでも、反対なさる多くの方は常識的な方なんです。
法案が社会に何をもたらすのか、真剣に心配なさっている。
その懸念に敬意を表します。
この法案が通るとご自身の家族に何が起こるのか、心配なさっているのです。
だからその方々のために繰り返させてください。
この法案で我々がやろうとしていることは、
愛し合う二人に、結婚という手段を、認める。
それだけです。
これが全てです。
核戦争をやろうって話じゃないんです。
農作物を全滅させるウイルスもばら撒きません。
ただ、愛し合う二人に、結婚の手段を認めるだけです。
何が問題でしょうか?
お金もかからないのに。
なぜこの法案に反対なさるのかが分からない。
異質なものを遠ざけたいのはわかります。
いいんです。
我々みんなそんなもんですよ。
でも、反対なさる方にお約束しておきます。
決して反故にしない約束です。
「(この法案が成立しても)明日からも太陽が昇ります」
「明日からも生意気な娘さんに口ごたえされます」
「ローンの金利は上がりません」
「皮膚病やら湿疹、布団からカエルが飛び出すこともありません」
明日からもただ毎日が続くんです。
だから大事にするのはやめましょう。
この法案は、当事者からすれば素晴らしいもの。
残りの我々からすれば昨日と同じ日々が続くだけです。
それから、届いた意見をもう一つ紹介させてください。
「同性婚法案のせいで干ばつが起こった」
でも、私のTwitterを見た人はご存知だと思います。
今朝は土砂降りだったんですよ!
雨が上がったら、大きな大きな虹、ゲイ・レインボーがかかりました。
これは何かのいい知らせではないでしょうか?
あなたが信じるなら、きっと。
締めくくりに、それでも法案を懸念なさる方々へ、聖書からの引用を。
申命記です。
申命記はなかなか難解なのですが、まあそれはいいとして、
旧約聖書 申命記 1章29節
「懼(おそ)るるなかれ」