ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「お宅とうちの国とは国民の民度のレベルが違うんだ」と海外からの質問に答える日本の副総理大臣

2020年06月05日 | 日本とわたし
上の表は、アジア・オセアニアの主な国と地域の、100万人あたりの死者数のグラフです。
日本は一番多いのですね、検査をしっかりしていない状態でも…。

さて、朝起きたらこの件↓に関するツイートがガンガン流れていました。
お宅とうちの国とは国民の民度のレベルが違うんだ
これは麻生氏の国会での発言です。

「民度」という言葉は、ある国や社会の構成員(市民)の、政治的・社会的・文化的意識の程度のことで、特定個人ではなく集団を指します。
しかし、元々歴史や文化の違う国や、主義主張の異なる事など、比較できるものではない事に対して、賢者であるなら『民度が低い』と無闇に使うべき言葉ではありません。
hatena.ne.jpより

この発言は、下にも書いていますが、同じ自民党の(麻生派)議員との質疑応答で出たものです。
自民党議員同士内で話すならともかく、他国を見下げたような発言を国会の場で堂々とできるのは、普段からそういう観念が染み込んでいるからです。
何度も何度も言っていることですが、自民党は一度解体して、日本会議や統一教会などの極右団体やカルト集団と関係が深い者は議員にはなれないようにして欲しいです。



この発言、国会で、自民党の、それも麻生派に所属する中西議員のヨイショ質疑「コロナ危機下でも、日本が国民の自由を尊重したことは高い評価が得られる」に答えたものだったらしいのですが、
行きつけのバーで、中西議員のようなゴマスリ連中に囲まれて、酔った勢いで言ってんならともかく、国会ですよ国会。

「自由って言うけど、憲法上できなかったから、結果としてなっただけであって、そういった見識をもってこれに臨んだのかねぇ。それでも効果があったというところがミソですかねぇ」
「お前らだけ薬を持ってるのか、ってよく電話がかかってきたんですけど、そういった人たちの質問には『お宅とうちの国とは国民の民度のレベルが違うんだ』と言って、みんな絶句して黙るんですけれども、このところ、その種の電話もなくなりましたから、何となく、これ定着しつつあるんだと思います」

確かに、現在の与党政府、特にこの人麻生副総理の横柄さは際立っています。
自分の立場をわきまえることができない。
モラルにかけている。
常識やマナーを守るという感覚が薄い。
絶対に国会議員というものになってはいけない人でした。
このとてつもない横柄さと非常識さと見識の無さを、「麻生節」などと言って正してこなかったマスコミ、そして有権者は、この世襲議員がもう二度と国会に立てないようにしないといけません。
いやあ、それにしても、ひどい虚言癖の安倍総理大臣と横柄な態度を取る麻生副総理大臣、こんなのが政界のトップっていうのはあまりにも不幸です。

などとつらつらと考えているところに、自民党議員の泉田氏が、
「自民党員になれば総裁選挙で投票できる」 https://www.jimin.jp/involved/joining/とツイートしていたのを見て、そうか、その手があったか!と勢い込んだのですが、
よくよく調べてみると、確かに投票はできるのですが、総裁選挙の前2年、継続して党費を納めた党員は、総裁選挙の有権者になれるということなので、次の総裁選には間に合いません。
でも、これはある意味、違う角度からの政治参加になるような気がします。
外側からではなく、中に入って意見を言う
泉田衆院議員は検察庁法案の強行採決に反対し、「自殺行為」だと指摘。もし行うなら欠席すると発言して、法案を審議する衆院内閣委員会の委員を外された人です。
とてもじゃないけれども意見が合わない、支持したくない、ずっとそう思ってきましたが、そういう人が大勢党員になるとどうなるんだろう…ちょっと興味がわいてきました。
それでもやっぱり、物でも心でも、応援したい党や議員を支えたいと思うんですけども。

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2 コメント

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Unknown (もあん)
2020-06-07 19:19:24
私は自民党員です。10年ほど前まで勤務していた会社は管理職は党員になっていました。退職とともに脱退してもよかったのですが、後輩に迷惑がかかるかもしれない、と思い、毎年1万円払っています。特典としてはデパート、ガソリンスタンド、ホテルなどの割引、選挙前になると自由新報が送られてきます。そして総裁選の選挙権。会社に勤めていたときは誰に入れるように、と連絡がありました。私のような党員も少なくはないのではないでしょうか?
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もあんさんへ (まうみ)
2020-06-10 02:30:46
コメントをありがとうございました。
自分の周りには自民党員の方が一人もいないので、もあんさんのお話はとても参考になりました。
このお話をブログの記事の中に載せさせていただきたいと思うのですがよろしいでしょうか?

総裁選での選挙では、例えば会社に勤めておられる方々は、投票する政治家を指定されると以前耳にしたことがあったのですが、そのようにして組織票を稼いでいるのですね。
その裾の広がりが膨大であることが自民党は根強いと言われる所以なのですね。

貴重な話をありがとうございました。
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