ZBAT!競馬『【オークス】桜女王デアリングタクトが無敗2冠!』
第81回オークス(3歳牝馬、G1、芝2400m)は、松山弘平騎手騎乗の1番人気デアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎)が勝利。初の左回りや距離延長、長距離輸送など難なく克服し2冠達成。未対戦だった2戦2勝の“超新星”デゼルや、フローラSの覇者ウインマリリンらも撃破し文句なしの戴冠。東京競馬場で開催される5週連続G1の第3戦・3歳牝馬の頂上決戦を制した。タイムは2分24秒4(良)。2着にウインマリリン(7番人気)、3着にはウインマイティー(13番人気)が入った。
デアリングタクトは、昨年の11月16日・京都の新馬戦を勝ち上がると、続くエルフィンSも連勝、桜花賞ではJRA賞最優秀2歳牝馬のレシステンシアをゴール前で差し切り、2歳戦が実施されるようになった1946年以降では最少キャリアタイとなるデビュー3戦目で桜の女王に輝いた。桜花賞&オークス制覇は、2018年のアーモンドアイ以来、2年ぶり15頭目、無敗での2冠制覇は1957年のミスオンワード以来、63年ぶり2頭目の偉業達成となった。
オークスを勝ったデアリングタクトは、父エピファネイア、母デアリングバード、母の父キングカメハメハという血統。通算成績は4戦4勝。重賞は今年の桜花賞(G1)に次いで2勝目。オークスは、杉山晴紀調教師、松山弘平騎手ともに初勝利。
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今の東京コースで芝2400mが2分24秒4。これだけを見るとレースレベルは今ひとつの印象を受けますが、それでも馬群を割って勝ち切ったデアリングタクトは桜花賞馬の強さを充分に見せてくれたと思います。デアリングタクトはキンカメ×サンデーにエピファネイアという配合ですから、今後も成長が見込めそう。牝馬3冠に向けても視界良好ということになりますね。
ちなみに勝ったデアリングアクトはエピファネイア産駒ですが、2着のウインマリリンはスクリーンヒーロー産駒で3着のウインマイティーはゴールドシップ産駒。。4、5着には例によってディープインパクト産駒が並んでいますが、今後の種牡馬戦線は群雄割拠の時代になっていくでしょう。
すでに成功しているロードカナロアを筆頭として、キズナ、エピファネイア、ドゥラメンテ、モーリス…。広尾TC会員としては、活躍種牡馬が一極集中にならない方が有難いですし、新種牡馬にもチャンスがある競馬の方が楽しいですからね。これからデビューをしていくバスラットレオン、ゴッドシエル、マーテル、カイザーノヴァといった、フレッシュな種牡馬の産駒たちに改めて期待です!(^^ゞ
**20.5.24 東京11R 優駿牝馬(G1/芝2400m)・良**
実は、ウインの2、3着が素晴らしい!
松山弘平、横山典弘、和田竜二というジョッキーの並びも。。
たまにはこういうG1があってもイイですよね(^^)
群雄割拠の戦国時代でこそ、下剋上のハードルが下がりますから!
何とか食い込むチャンスがないかなぁと(^^ゞ
ちなみにゴールドシップ産駒は、今のところ影も形もないですね。
もしかしたら、血統アドバイザーさんのご意見が影響しているかも…