美浦トレセン在厩のモダンは、11日、ゲート試験に合格しています。
◇奥村武調教師のコメント 「入り、駐立、そして発馬と無事にこなしてくれました。このあとは週明けにもいったん(千葉県香取市の)ジョイナスファームへ放牧。さらに乗り込みを進めてもらい、体力アップを図りつつ成長を待ってあげたいと考えます」
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今朝ほどのの記事で、「(ゲート試験には)何だかんだで来週あたりに合格する気もしていますが、あまりゲートが上手とは言えない感じですし、油断しない方がイイのかも…」と書いたのですが、アッサリと合格の報告が届きました。
まあ、例によって『試しに受けてみたら無事合格、ラッキー!』みたいなパターンでしょうが、どんなカタチであれ合格してしまえばコチラのもの。合格後にいったん放牧して成長を促すのは既定路線でしたから、それが早く実現して良かったです。
ということですが、ゲートはいずれは受かるもの。本当の勝負はこれからになりますので、ジョイナスファームでしっかり鍛えて頂いて、次回入厩の際には「体力的にはまだまだこれから」などと言われないよう頑張って欲しいです!
**2024/10/12新潟7R 3歳以上1勝クラス(若手騎手限定/ダ1800m)13:15発走**
◎ カムランベイ
○ クラウンシエンタ
▲ ソルアマゾン
△ ヒルノアントラ
△ エスジースパークル
△ トゥジュール
トゥジュールは3枠3番になりました。
既走馬相手のデビュー戦だった前走が11着。一戦のみで進退を判断するのは早計との判断から、あえて未勝利のまま格上挑戦をする立場ですし、偉そうに枠順云々を言うつもりはありません。今度のレースがそうであるように、条件を問わず出走が可能なレースで実力を見せ、いばらの道であっても上を向いて進むしかありません。
ここまでの追い切りについても、正直、1勝クラスで勝ち負けのレベルとは言いにくいなど、全体的に前向き要素が少ないものの、こういう時こそ応援しなきゃいけないのが出資者というもの…。いや、別に応援しなきゃいけないルールなどはないですが、トゥジュールは現状の実力なりに真面目に走るタイプですし、誰からも注目されないのはアレですから(^^;)
その意味では、言い古された言葉『競馬はやってみなけりゃ分からない』を胸に刻みつつ、とにかく少しでもいい走りを見せられるよう応援あるのみです。結果、真ん中ぐらいの着順で戻ってきたら、良く頑張ったと褒めてあげたいです!
美浦トレセン在厩のマードラドは、26日、坂路で速めを乗られています。
- 24.10.10 内田博 美南W稍 5F 68.8-53.5-38.7-12.5(4) 強めに追う
マイネルフーガ(新馬)馬ナリの外0.3秒追走0.4秒遅れ
- 24.10.06 助 手 美南坂稍 1回 60.1-44.1-29.1-14.3 馬ナリ余力
- 24.10.03 内田博 美南W重 5F 86.8-70.2-54.5-39.4-12.5(5) 馬ナリ余力
エスジースパークル(古馬1勝)馬ナリの内0.4秒追走同入
◇鈴木慎調教師のコメント 「実戦的なトレーニングへと移行しながら乗り進めているところ。まだ走りのオンとオフの切り替えが難しく、集中力が足りないため、気持ちのコントロールを課題とした調教が続きますが、気性的にあまり集中させすぎるのも良くありませんので、少しずつ教えてあげる形で調整していき、そのなかで色々と覚えてくれればと思っています。まだ幼いですし、適性云々はこれからですが、体力的には向上してきており、少しずつ力強さが出てきましたので、11月3日(日・祝)東京5R 2歳新馬(芝1800m)または、10日(日)東京5R 2歳新馬(芝1600m)あたりを意識しながら進めてみたいと考えます」
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マードラドのデビュー目標が(大体の想定通り)11/3、あるいは11/10の新馬戦になりました。
そんな中、10日の追い切りには再び内田騎手が跨って、美浦ウッドを68.8-53.5-38.7-12.5秒。まだいろいろ勉強させながらの時計なので、時計の字面よりも内容の方が重要だろうと思われます。
その点、鈴木慎先生は「気性的にあまり集中させすぎるのも良くありません」など、かなり気を遣いつつ調整してくれていますから、約一ヶ月後のデビュー目標もまだ流動的でしょうし、全てはマードラドの今後の動き次第になりますね。
コチラとしては、もちろんこのまま順調にデビュー戦を迎えて欲しいのですが、シュウジデイファームにいる頃から『気難しさ』が課題でしたし、初戦でおかしな躓きはして欲しくない気持ちもあり…。
最終的には内田騎手の感触なども踏まえたうえで、慎重に決めて頂ければと思いますm(_ _)m
美浦トレセン在厩のモダンは、6日(日)にウッドにてやや速め、普段は坂路を中心に調整されています。
◇奥村武調教師のコメント 「ゲート練習を続けており、発進はまだ速くありませんが、入りと駐立は問題なし。水たまりを気にするようなところがありましたので、馬場の回復を待ってからゲート試験を受けてみようと思っています。馬は変わりなくきていますが、体力的にはまだまだこれからといった感じでしょうか」
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ゲート試験の準備中とは言え、奥村先生に「体力的にはまだまだこれからといった感じ」と言われてしまいました(^^;)
まあ、モダンの場合は、結果的に北海道でのトレーニングを早めに切り上げた部分もありますからね。ゲート練習だけでなく、さらに馬体を引き締めていくことも必要でしょうし、これからしっかり鍛えて頂ければありがたいです。
ということで、デビューがいつになるかは引き続き何とも言えない状況です。コチラとしては、一応年内デビューを想定してはいるものの、準備ができていない中での(経験を積ませる目的の)出走は、本来はあまり良いパターンではないですからね。
ということで、何はともあれまずはゲート合格を…。何だかんだで来週あたりに合格する気もしていますが、あまりゲートが上手とは言えない感じですし、油断しない方がイイのかもしれません(^^ゞ
【美浦トレセン在厩のモダン:公式HP(202410/10更新)より】
栗東トレセン在厩のコンタンゴは、9日、坂路で追い切られています。
- 24.10.09 北村友 栗東坂稍 1回 56.9-40.5-25.5-12.6 馬ナリ余力
シャハザマーン(古馬1勝)末強めに0.3秒先行同入
- 24.10.06 助 手 栗東坂良 1回 59.5-43.2-27.5-13.7 馬ナリ余力
◇藤原英調教師のコメント 「前回の入厩時よりも体を大きく見せるようになっており、成長のあとが窺えますね。ただ、もっともっと体力がついてほしいところ。デビュー目標についてはそれから具体化していければと思っています。両親の血筋を継いで、素材としてはとても良いものがありそうですよ」
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トレセンに入ってからは、まずは脚慣らし程度に坂路で乗られている感じです。
藤原先生の「もっと体力がついてほしい、デビュー目標についてはそれから具体化」とのコメントからは、目標にあわせて仕上げるのではなく、コンタンゴの準備がしっかり整ってから出走させたいとの気持ちが伝わってきます。
それもこれも「素材としてはとても良いものがありそう」とコンタンゴのことを高く評価し、大切に育てたいとお考えだからと思いますし、ここは藤原先生に全てを任せて続報を待ちたいと思います。。ということで、順調ならば11月前半にはデビューだろうと思うものの、『まだ早い』と判断される可能性もありそうで…。
そうですねぇ、あえてポイントをあげるとしたら、おそらくCWで行われるであろう初めての本格追いがいつになるのか…。藤原厩舎は追い切りを結構ハードにやりますから、まずはそこまでたどり着くのが先決ですね。
栗東トレセン在厩のバスラットレオンは、9日、Cウッドで追い切られています。
- 24.10.09 助 手 栗東CW稍 6F 81.6-65.9-51.3-36.7-11.8(8) 馬ナリ余力
ナヴォーナ(古馬2勝)馬ナリの外0.6秒先行0.1秒先着
- 24.10.06 助 手 栗東坂良 1回 55.5-40.1-25.5-12.5 馬ナリ余力
◇荒木助手のコメント 「一週前追い切りとなる今週はCウッドにて併せ馬。6歳秋ということもあって、いい意味で大きな体調の波はなく、いつも通りの調整で順調な過程を辿っていますよ。そんな中でも今回は調子が良さそうに見えますね。レースは来週10月19日(土)東京11R 富士ステークス(G2・芝1600m)、鞍上は吉田豊騎手の予定です」
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10/2の57.1-41.0-26.1-12.7秒(馬ナリ)から、9日は栗東CWで81.6-65.9-51.3-36.7-11.8秒(馬ナリ)と、この一週間でかなりイイ感じに状態が上がってきました。動画を見ても手応えは楽でしたし、荒木助手から「いつも通り順調な調整過程。そんな中でも今回は調子が良さそう」と前向きコメントが出るのも当然かもしれません。
久々の芝マイル戦、このところのレースぶりなど不安要素があるのは事実ですが、今回はしっかり間隔をあけて立て直してきたわけですし、久々であっても本来の走りができれば面白いんじゃないかと思います。
府中の芝マイル、バスラットレオンにとっては3歳時に置き忘れたものを取りに行く闘いでもあります。集大成の秋シーズンを(今度こそ躓いたりせずに(^^;))いいカタチで滑り出して欲しいですm(_ _)m
【栗東トレセン在厩のバスラットレオン:公式HP(2024/10/10更新)より】
栗東トレセン在厩のキングエルメスは、10日、ゲート試験に合格しています。
- 24.10.10 助 手 栗東E良 5F 13.6-14.2-14.0-14.0 ゲートナリ
◇荒木助手のコメント 「日々坂路で普通のところをじっくりと乗り進めており、まずはゲート試験をクリア。10日の試験時の14-14程度をステップに問題なくピッチを上げていけるようであれば、あと2週間ほどであらかた出走を意識できるところまで持っていけるかもしれません。脚元にも注意しながら本数を重ねていきましょう」
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長期休養明け帰厩後のイベント、ゲート試験を無事にクリア。ゲート試験を調教代わりにするパターンで、「あと2週間ほどであらかた出走を意識できるところまで持っていけるかも」と、想定以上のペースで進む可能性が出てきました。
チャンピオンヒルズでは増えた身体が絞り切れない話が出ていましたので、正直、トレセンに入ってからも『仕上げに時間が掛かるかな?』と考えていたのですが、さすがに矢作厩舎はそんなに緩くありません(^^;)
まあ、540kg台だった馬体重が急に減る感じはしないですから、復帰初戦はプラス体重での出走にはなると思います。でも、プラス体重が全てダメってわけでもないですし、まずは無事に復帰をすることが優先の状況ですからね。
脚元のことがあるので油断は禁物ですが、目標だった年内復帰がかなり現実味を帯びてきましたm(_ _)m
【チャンピオンヒルズ在厩時のキングエルメス:公式HP(2024/10/10更新)より】
栗東トレセン在厩のマジックブルーは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇荒川調教師のコメント 「レース後も飼葉喰いやテンションなどに問題はなく、これといって反動は見受けられません。9日は気分転換も兼ねてプール調整とし、10日から坂路へ。このぶんであれば続戦も可能でしょう。中2週で10月26日(土)京都6R 1勝クラス(ダ1800m)または、27日(日)京都7R 1勝クラス(ダ1900m)を意識して調整を進めてみたいと思います」
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前走はやや出負けしたこともあって自分のカタチに持ち込めず、残念な結果に終わってしまいました。ただしレース後の様子に問題がなく、続戦可能な状態にあるのは良かったです。
ということで、荒川先生の「中2週で10月26日京都6Rまたは、27日京都7Rを意識して」という方針は願ったり叶ったり。心身ともにまだ成長途上な面があるだけに、適度に実戦経験を積みながら、少しずつ、着実に強くなって欲しいと思います。
今のところどんな条件でも、どんな展開でも好走できる安定感はないですが、型にハマれば1勝クラスを勝つ力はありますから。調整(とゲート練習!)が順調に進み、出走が決まれば一発狙って応援します(^^)
【2024/10/5京都7R 1勝クラス(ダ1800m)でのマジックブルー:公式HPより】