アスゴッドは、10月13日(日)京都8R もみじステークス(オープン・芝1400m)に北村友一騎手で出走します。
- 24.10.09 助 手 栗東坂稍 1回 52.1-37.6-24.7-12.6 馬ナリ余力
アメリカンステージ(二未勝)馬ナリを0.6秒追走0.2秒遅れ
- 24.10.06 助 手 栗東坂良 1回 57.4-42.2-28.2-14.0 馬ナリ余力
◇福岡助手のコメント 「初めてのトレセンということで少し戸惑いも見せていましたが、きのう坂路にて併せ馬で52秒程度。順調に乗り進めることができていますよ。本来はダート向きなのかもしれませんが、1400mの距離であれば芝でも面白いのでは。同日のダート1400mの未勝利戦と両にらみの末、少頭数のオープン特別にチャレンジしてみることになりました」
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アスゴッドの出走が確定しました。
レースは13日京都の2歳オープン、もみじステークス。水曜のクラブ想定で同日のダート1400m未勝利戦と両にらみであることは分かっていましたから、最終的には未勝利戦かな?と思っていたのですが。。
もみじステークスに登録があった12頭のうち、アスゴッドを含めた7頭は未勝利馬だったので、未勝利からのオープン挑戦でも目立たない…という目論見は見事に外れ、結局、既に勝っている5頭とアスゴッドという顔ぶれになってしまいました(^^;)
ちなみに福岡助手は「本来はダート向きかもしれないが1400なら芝でも面白いのでは。あえて少頭数のオープン特別にチャレンジしてみることに…」と、少頭数に魅力を感じたことを明かしておられますが、これはアレですね、あえて矢作先生がオープン戦を選んだ理由は、『その方が面白そうだから』じゃないかと思います。
まあ、ここでダートの走りを確認しておくのもアリだと思いますが、確かに話題性的にはオープン挑戦の方が面白い。。万が一、勝てたらすごく盛り上がりますし、挑戦する価値アリと評価されているのはありがたいことですしね。
いずれにしても、どんなレースになるか本当に楽しみ。デビュー前からの評判、見学会で見た時の雰囲気からすると、好勝負ができても全然不思議はないだけに、ちょっとスケベ根性が湧いてきています(^^ゞ
**2024/10/13京都8R もみじステークス(OP/芝1400m)出走馬**
トゥジュールは、10月12日(土)新潟7R 1勝クラス・若手騎手(ダ1800m)に石田拓郎騎手で出走します。
- 24.10.09 助 手 美南坂不 1回 56.4-42.0-27.3-14.0 強めに追う
- 24.10.02 助 手 美南W良 6F 85.5-68.5-53.0-38.4-12.6(6) 強めに追う
ショウナンサムデイ(二歳1勝)馬ナリの内0.8秒追走同入
◇奥村武調教師のコメント 「先週フラットコースで追い切った後も脚元に変わりはありませんが、あまり続けてしまうと、体力的なものもあって疲労や硬さにつながる恐れもありそうですからね。よって今週は坂路に戻した次第。降雨により馬場が重かったとはいえ、56秒台でも一杯でした。やはり大事な時期に乗り込めなかった点が影響しているのでしょうか…。それでも体幹はしっかりしつつありますので、初戦より動けるとは思いますが、今回は1勝クラス。どこまでやれるか見てみましょう」
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トゥジュールの出走が確定しました。
レースは予定通り12日の新潟、若手騎手限定の1勝クラスです。
これまでの追い切り内容を見る限り、1勝クラスで勝ち負けするのは厳しいかもしれませんが、(奥村先生が仰る通り)まずは今の状態で「1勝クラスでどこまでやれるか」を確認するレースになるでしょう。
もちろん、出走する以上は少しでもいいレースを、できるだけ良い着順を期待したいのですが、正直、ここまでのプロセスには強気になれる要素が少ないなぁ…と感じています。
ただ、急仕上げだった初戦で上がり目を感じた故の未勝利続戦ですし、何とか可能性を繋いででほしいなと。。レース内容によっては、いきなり何らかの判断が下る可能性もありそうですし、自ら道を切り拓くべく頑張って欲しいですm(_ _)m
**2024/10/12新潟7R 3歳以上1勝クラス(若手騎手限定/ダ1800m)出走馬**
チャンピオンヒルズ在厩のテラステラは、おもに坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。半マイル57秒程度を上限として乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「真夏の暑さにも耐えてくれていましたが、やはり涼しいほうがより過ごしやすく元気そうにしていますね。9日朝は坂路で57秒台。トモに大きく疲れを溜めないよう、適時ショックウェーブを行うなどして速めの本数をこなしていければと思います」
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先週(10/2)の近況で「左トモに若干の疲れが出てショックウェーブをやった」と話がありましたが、調教自体は58秒台から57秒台に進んでいますので、「適時ショックウェーブを行う」などの対処で乗り越えられる感じです。
その上で、なんだかんだで調教を休まず少しずつペースが上がっているということは、厩舎サイドとしても『年内にまた走ってもらう』つもりだということでしょう。もちろん、最終的には『馬の状態を良く見て』になるのでしょうが、行ける状態になったら迷わず行くのが矢作厩舎ですからね。(馬の個性にもよりますけれど…)
ということで、あえてじっくり進めるというよりは、今月中には帰厩できる状態へ…ぐらいのオーダーは出ているようにも思います。写真を見ると馬体に張り感があって悪くないですし、年内もう一、二戦ぐらい頑張れちゃう気がしてきました(^^ゞ
【チャンピオンヒルズ在厩のテラステラ:公式HP(2024/10/3更新)より】
シュウジデイファーム在厩のエレガンシアは、おもにBTCのトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めをコンスタントに乗り込まれています。
◇岸本担当のコメント 「坂路とダートトラックを併用し、併せ馬を多用して調教量を積んでいるところ。だいぶ前向きさが出て、動けるようになってきたことを報告したところ、『それでは今月中にも(滋賀県大津市の)チャンピオンヒルズへ移動させましょう』(調教師)とのことでした」
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見学会の時に石川さんから説明いただいたエレガンシアの現状は、決して楽観できるものではなかったですが、それでも以前より「だいぶ前向きさが出て動けるようになってきた」ようで、結果、チャンピオンヒルズに移動することになりました。
考えてみれば、北海道が本格的に寒くなる前、そして美浦や栗東の秋が深まるタイミングでの移動は馬にとって一番良いかもしれませんし、環境の変化をが精神面でプラスに働くこともあり得るでしょう。(逆パターンもあるでしょうが…) と言いますか、そもそもいつまでも北海道に引きこもっているわけにはいきませんからね(^^;)
いずれにしても、まずは移動の日までしっかりトレーニングに励んでもらい、できるだけ良い状態でチャンピオンヒルズ入りをして欲しいです。その上でチャンピオンヒルズの皆さんが本馬をどう評価するのかを(若干、怖いもの見たさではありますが)楽しみにしたいと思います!(あまり悪いことは言われないと思いますけれど(^^ゞ)
チャンピオンヒルズ在厩のストラテージュは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「まずは普通キャンターを念入りに乗り込んで基礎を固めてから15-15へ。そうすることによって同じ15-15でも調教負荷の意味合いが変わってきますからね。まだ2歳の段階ですから、緩さが残るのは仕方のないこと。少し時間をかけて身体を作っていきたいと思います」
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先週(10/2)の近況時に、『チャンピオンヒルズで地力をつけるチャンスをもらったと前向きに考えたい』と書いたのですが、小泉厩舎長から改めて「少し時間をかけて身体を作る」と言われると、鍛え直し路線に乗ったんだなと覚悟が決まります(^^;)
まあ、シュウジデイファームにいた頃から同父、同厩舎のアスゴッドと比較され、良くなってきているけれどまだまだこれから…的なコメントをもらうことが多かったですからね。見切り発車で勝てるほど競馬は甘くないですから、これからしばらくはトレーニングと成長促進に専念して頂いて、しっかり地力アップを果たして欲しいと思います。
そう言えば昨年の見学会で見た時も、アスゴッドとは全く違う幼い身体つきをしていましたから…。「少し時間をかけて」の「少し」がどの程度かはさて置いて、私も『長い目モード』に切り替えようと思います(^^ゞ
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。半マイル58秒程度を上限として乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「いろいろとやっているなかでは、クッションを挟んで鉄橋蹄鉄を釘で留める方策がベターかと。ただ、それでも速めをやった後の1~2日間は歩様が完全ではないんですよね。トレセンでさらにピッチを上げていくには、良い時の状態を継続できるかどうかがカギになってきます。今後も試行錯誤を重ねることで乗り越えていきたいと考えます」
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先週、話があった「クッションを挟んで鉄橋蹄鉄を釘で留める方策」は悪くなく、現状では一番フィットしているようですが、「それでも速めをやった後の1~2日間は歩様が完全ではない」のであれば、一気に現状打開とはいきそうもありません。
出口が見えない中での試行錯誤はもどかしいことこの上ないですが、チャンピオンヒルズの皆さんはじめ、様々な努力をして頂いていますので、何とかその成果が出て欲しいと祈るのみです。
救いは半マイル58秒が継続できていること、そして矢作先生が我慢をして待ってくれていること…。競馬をさせてもらえば走ると分かっているとは言え、このままの状態が続くようだと先のことが心配になります。。m(_ _)m
【チャンピオンヒルズ在厩のトリフィス:公式HP(2024/10/3更新)より】
チャンピオンヒルズ在厩のエスペシャリーは、引き続き、おもに坂路でハロン18~19秒ペースのキャンター1本を消化しています。
◇岡元厩舎長のコメント 「ガストロガード(胃薬)を与え、エサを食べてくれていることもあって、馬体重は453kgまで回復。やんわりと乗っていくなかでテンションのほうもだいぶ落ち着いてきましたので、来週ぐらいから15-15を取り入れていってもよいでしょう」
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先週は「ウォーキングマシン内でぶつけて右前を腫らしている」との情報にビビりましたが、今週はもうその件についての話が全くありませんから、怪我については完治、要するに気にしなくて良い状態になったのでしょう。
そんな中、馬体が回復傾向になり「テンションのほうもだいぶ落ち着いてきた」とのことなので、来週の15-15を皮切りに、これからどんどんペースを上げていけそうです。
ということで、四位先生はあくまで馬優先、無理に使うことをしないタイプの先生なので、ここから(成長を促すために)あえて時間をかける可能性もありますが、それでも次走が来年になることはなさそう。。いかに素質ありとは言え、本馬もブルータス同様まだ未勝利馬ですから、最初のひとつはなるべく早めにお願いしたいところです(^^ゞ
【2024/9/14中京5R(新馬/芝1400m)でのエスペシャリー:公式HPより】