先週はトゥジュールがデビュー2戦目で1勝クラスに格上挑戦、スタートから4角まではセンスのあるところを見せてくれましたが、全体的な体力不足は明らかで10着に惨敗。脚元にリスクを抱える現状も踏まえたうえで、残念ながら現役引退の方向で検討となりました。また、オープン入り一歩手前まで頑張ってくれたプライムラインの状態が上がってこないということで、こちらも現役続行を断念、一週間の間に新旧2頭が出資馬から減るという、大きな動きがありました。
その一方で、2歳未勝利のアスゴッドが果敢にオープンクラスのもみじSに挑戦、結果は4着だったものの、3~4角で躓いて下がってきた馬から不利を受けなければ2着はあったかという内容でしたし、一定の成果はあったのではと思います。アスゴッドはまだ奥の手のダート挑戦を隠していますから、果たして初勝利をどういうカタチで飾るのか、それを想像するだけでも楽しいです。
かわって今週は、いよいよバスラットレオンが富士Sに挑みます。このところの着順、レース内容が芳しくないのでどういう結果になるかは分かりませんが、近況などで伝えられるところによれば最近では一番調が良いようですし、もともと一番強かった芝のマイルに戻ることも含め、こちらも気持ちを新たに応援したいと思います。
バスラットレオンもあと何戦できるかわかりませんし、パンサラッサと共に広尾TCを盛り上げてきたまさに功労馬でもありますからね。集大成である秋シーズンのスタートが、良いカタチで切れるよう頑張って欲しいと思います。
その他先週はいろいろ動きがありまして、出走関連ではマードラドのデビュースケジュールが明らかになりましたし、マジックブルーの続戦も宣言されました。移動の関連では、キングエルメス、ジーベックの入厩に加えてブルータス、エスペシャリーの2歳勢がトレセン入り、さらにはエレガンシアがシュウジデイからヒルズに移りました。また、アメリカで育成されていたOnonimo’23がいよいよ北海道に到着しましたし、2歳、1歳馬たちにもいろいろ動きが出てきています。
今週末には秋の追加募集馬についての全容公開が控えているなど、現役馬の動向に限らず、気になるイベントが目白押しで困ってしまいますね… じゃなくて、いろいろ楽しみがあって退屈しません。
特に追加募集馬に関しては、パドックシアトル’23、モアザンセイクリッド’23、アンジュシュエット’24、サダムノンノ’24、ベルカラ’24、ワイルドウッズビューティ’24と注目馬が揃っていますから、様々な観点からとても楽しみにしています!
**出資馬の状況**
**2024年総合成績**