キングエルメスは5日(土)に栗東トレセンへ帰厩。翌6日より坂路入りを開始しています。
◇荒木助手のコメント 「一段ペースを上げたこの機会に手元で進めてみることになりました。まずは日曜日の調教を無事に消化しており、『感触は悪くなかった』(担当者)ようですよ。前走から1年以上空いていますので、ゲート試験を受けてから、調教のピッチを上げていくことになります」
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キングエルメス帰厩の報告がありました!
荒木助手のコメントに「1年以上」とありますが、前走は23年4月のマイラーズカップですから約1年半前のことになります。随分と間があいてしまいましたし、さあこれから二つ目の重賞を!と意気込んでいた4歳、5歳を棒に振ることになったのは残念ですが、辛い時期を乗り越えてトレセンに戻ってくれたのは嬉しい限りです。
ゲート試験を含めた最後のひとヤマはこれから越えることになります。
そのひとヤマは決して楽ではないでしょうし、ましてやレースで好走できるかどうかは分かりませんが、担当の乗り役さんからは『感触は悪くなかった』と言ってもらえたようですし、是非とも無事にレース出走に漕ぎ着けて欲しいと思いますm(_ _)m
【チャンピオンヒルズ在厩時のキングエルメス:公式HP(2024/10/3更新)より】
先週は土曜日の京都7レースにマジックブルーが出走、やや出負けしたことで自分のスタイルに持ち込めず、イイところなく7着に敗れてしまいました。一応、荒川先生は続戦を基本にお考えのようですから、近々、次走での巻き返しに期待です。
今週はと言いますと、まずは未勝利のまま格上挑戦を続けることになったトゥジュールが、12日新潟の若手騎手限定競争に出走する予定になっています。ただしここ最近の近況では、奥村先生からまだ体力不足との評価をもらってしまっていますし、追い切りでもあまり良い動きができておらず、正直、勝ち負けを期待するのは酷な状況で…。
それでも、常に脚元の心配があるので、いつまでも調教ばかりやっているわけにはいきませんし、出走チャンスがある時に思い切ってレースに出て、実戦経験を積むこともとても大事ですからね。
そしてもう一頭、なんと13日京都9レース もみじステークス(2歳OP/芝1400m)に、北海道から移動してきたばかりのアスゴッドが登録されているじゃないですかっ!!
アスゴッドはまだ一つも勝っていないので、着実に未勝利戦から上がっていくのが当たり前。。でも、もみじステークスは登録12頭のうち7頭が未出走、未勝利という特殊な状況になっており、確かにアスゴッドが出ても肩身が狭い感じはありません。ましてやこれまで様々な作戦で出資者の裏をかいてきた矢作先生ですしねぇ…。
出否は直前判断かもしれませんが、思い起こせば矢作先生のアスゴッドに対する評価は最初からとても高く、『ソエが治ったならもみじSぐらい普通に勝ってこい!』とか仰りそうな気がしないでもありません(^^ゞ
その他のトピックはと言いますと、何とあのキングエルメスが栗東トレセンに帰厩している!
先週の近況ではまだ身体が絞り切れていない様子もうかがえましたので、も少しヒルズで乗り込むのかと思っていましたが、言われてみれば56秒上限のところが継続できているわけですし、『あとはトレセンで様子を見ながら…』との判断になっても全然不思議ではないんですよね。(少なくとも状態は悪くないのでしょう)
果たしてトレセンの皆さんにどう評価されるかわかりませんが、この時期の帰厩となれば、一応、年内復帰が既定路線になってはいるのでしょう。それがいつ、どういう条件になるかは分かりませんが、キングエルメスが復活してくれるならこんなに嬉しい話はありません。(来年は6歳になりますが、まだ11戦しか走っていないという…)
あとは、マードラド、コンタンゴという秋デビュー予定の高額(?)2歳馬の状況は気になります。
今現在はどちらの馬もトレセンで、デビュー戦に向けて少しずつペースを上げて乗られていますが、まだ本格的な時計は出しておらず、果たして当初思い描いていたストーリーを追っていけるのか、良い走りを見せて楽な気持ちで来年を迎えられるのか、その分かれ道が近づいていますからね。特にマードラドの方は性格面での課題があり、大船に乗った気分で…というワケにはいきません(^^;)
出資馬関連以外の話としては、先週から始めた9/28、29の募集馬展示会報告も終盤戦に差し掛かっていますので、今週前半でそれは仕上げてしまおうと考えています。
いや、あまりダラダラやると古新聞になってしまいますし、何事もやりかけにしておくのは良くないですからね。18日には追加募集馬の全容公開も控えていますので、『なるはや』でやってしまうつもりですm(_ _)m
**出資馬の状況**
**2024年総合成績**