チャンピオンヒルズ在厩のいキングエルメスは、おもに周回コースでのウォーミングアップ後、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。8日朝より、ウッドチップ坂路で15-15を開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「まだ若干ソエの反応はありますが、あまり休ませてばかりも良くないですからね。冷却とレーザーでしっかりとケアしながら、乗り固めていくようなイメージで。ここから少しずつピッチを上げていきましょう。中間に整歯をしてもらったところ、口向きの悪さが和らいだようにも感じます。これが全てではないのかもしれませんが、尖っていた歯を気にして神経質になっていた部分もあったのではないでしょうか」
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ソエ気味なことだけでなく、口の中(歯)にも多少の問題があったようで、整歯によって多少口向きが良くなったとのこと。。前走の敗因については大雑把に『気持ち、気性の問題』と考えていましたが、実際には微妙なマイナスポイントの積み重ねが、キングエルメスの神経質な部分を刺激して集中力を欠いてしまったということなのかもしれません。
まあ、ガサツな馬なら何ともないような話でも、繊細なタイプだと走りに影響することもあるでしょうし、そのあたりはあまり突き詰めても正解が分かるわけではないですからね。様々な経験をしていく中で、できるだけキングエルメスが気持ち良く走れるパターン、ルーティンをこれからつくりあげて頂ければと思いますm(_ _)m
その上で、「あまり休ませてばかりも良くない」との判断により、ウッドチップ坂路での15-15が始まったとのこと。そして、これからさらにペースを上げるようなので、順調なら10月後半のレースで復帰の可能性が高そうです。理由はさて置き、クローバー賞では周りの期待を裏切っていますので、次走で必ず汚名返上ができるよう頑張って欲しいです!
【2021/8/22札幌9R クローバー賞(OP/芝1500m)でのキングエルメス:公式HPより】
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