夫が仕事から帰ってきて夕食を済ませると、一緒にジョギングに行く。
そして、この時が夫と会話をする時間でもある。
ジョギングと言ってもスローなペースなので、息が切れることもなく会話は普通にできるのだ。
大体いつも私が話して、夫がそれを聞いている事が多い。
毎日の平凡な暮らしの中で、そんなに話すこともないのだが、今日の出来事などささいなことを話す。
この日も美容院へ行ってきた話をした。
「今日、髪を切ってきたんだけどね。3センチくらいカットしてもらったの」
そう話した途端、私のすこし前を走っていた夫のリアクションが面白かった。
夫は走りながら慌ててこちらを振り返った。それも2度も見直した。
「そうだと思っていたんだ。どうりで今日は美しいと思った」と、慌てたように付け加えた。
もう笑ってしまった。
別にほめて欲しくて言ったのではなかったが、何もそんなに慌てなくてもいいのに・・・と思った。
私が走りながら笑いこけていると、夫は安心したのか、こんなことを言った。
「すこしくらい髪を切ったって分からないよな~。これが坊主頭にしたなら、おぉって感じで気づくけどさ」
これにはちょっとむっとした。
内心、坊主頭にするわけないだろっ!と思いながら、もしかしたら坊主頭になっても気がつかなかったりしてと思う。
夫ならありえる。。。
しかし、そんな他愛の無い会話をしながら、走ることができる幸せ。
平凡な毎日が過ぎていくということが、何より幸せなことだったと、つくづく思う今日この頃。
さて今朝起きてカーテンを開けると、ベランダに一匹のクワガタがひっくり返っていた。
うちは森林のすぐそばに建っているので、家の灯かりに誘われて夜になると虫がたくさん寄ってくる。
クワガタも毎年夏になると、何匹もベランダで見かけるのだが、これは今年初めて見たクワガタだ。
クワガタはひっくり返ったまま身動きひとつしない。
死んでるのかなと軽くつついてみたら、足をかすかに動かした。
ずいぶん弱っているようだが、まだ生きていた。
そっと手に乗せて庭の土に置いた。
元気になったら森に帰るかもしれない。
今夜のジョギング時の会話、決まったな・・・
題は「ベランダにいたクワガタ」でいこう。
そして、この時が夫と会話をする時間でもある。
ジョギングと言ってもスローなペースなので、息が切れることもなく会話は普通にできるのだ。
大体いつも私が話して、夫がそれを聞いている事が多い。
毎日の平凡な暮らしの中で、そんなに話すこともないのだが、今日の出来事などささいなことを話す。
この日も美容院へ行ってきた話をした。
「今日、髪を切ってきたんだけどね。3センチくらいカットしてもらったの」
そう話した途端、私のすこし前を走っていた夫のリアクションが面白かった。
夫は走りながら慌ててこちらを振り返った。それも2度も見直した。
「そうだと思っていたんだ。どうりで今日は美しいと思った」と、慌てたように付け加えた。
もう笑ってしまった。
別にほめて欲しくて言ったのではなかったが、何もそんなに慌てなくてもいいのに・・・と思った。
私が走りながら笑いこけていると、夫は安心したのか、こんなことを言った。
「すこしくらい髪を切ったって分からないよな~。これが坊主頭にしたなら、おぉって感じで気づくけどさ」
これにはちょっとむっとした。
内心、坊主頭にするわけないだろっ!と思いながら、もしかしたら坊主頭になっても気がつかなかったりしてと思う。
夫ならありえる。。。
しかし、そんな他愛の無い会話をしながら、走ることができる幸せ。
平凡な毎日が過ぎていくということが、何より幸せなことだったと、つくづく思う今日この頃。
さて今朝起きてカーテンを開けると、ベランダに一匹のクワガタがひっくり返っていた。
うちは森林のすぐそばに建っているので、家の灯かりに誘われて夜になると虫がたくさん寄ってくる。
クワガタも毎年夏になると、何匹もベランダで見かけるのだが、これは今年初めて見たクワガタだ。
クワガタはひっくり返ったまま身動きひとつしない。
死んでるのかなと軽くつついてみたら、足をかすかに動かした。
ずいぶん弱っているようだが、まだ生きていた。
そっと手に乗せて庭の土に置いた。
元気になったら森に帰るかもしれない。
今夜のジョギング時の会話、決まったな・・・
題は「ベランダにいたクワガタ」でいこう。