先日、裏庭に面した林にシマエナガたちがやって来た。
シマエナガは、他の野鳥のように毎日決まった時間にやってくるというわけではなくて、運が良ければ見られるが、何日もその姿を見ることができないということもある。
今回は久しぶりに見たシマエナガ。
シマエナガどこに何羽いるのか、わかります?
答えは、木の上の方に二羽と下の方に一羽の合計三羽でした。
木にぶら下がって餌を食べているシマエナガ。
小首をかしげているのが可愛いのだが、残念なことにピントが合っていない!
シマエナガは、小さな身体で動きがとても速いため、写真を撮ることがなかなか難しく、私の写真からはその愛らしさをお伝えすることができない為、借りて来た写真を載せます。
なんというかわゆさ・・・まるでぬいぐるみ。
昨年、シマエナガを初めて見た時には興奮したが、あとから聞くと、実は住宅街ではよく目撃されているようだ。
最近、シマエナガが話題になったことで気にして見るようになったが、気が付かなかっただけで、今までもシマエナガは身近に存在していたのかもしれない。
とは言え、森林のそばで暮らし始めて10年以上経つが、10年以上前に比べて野鳥の種類と数が減ったような気がしてならない。
あの頃は、綺麗な瑠璃色をしたカワセミ、ホオジロ、また上空をゆっくりと飛ぶ猛禽類の姿も確認できたものだが、今はさっぱり、その姿を見ることがなくなった。
その昔、この辺りは絶滅危惧種に指定されているオオワシもいたそうで、オオワシなんて知床に行かなければ見ることができないと思っていたが、オオワシを見る為にわざわざ遠くから足を運ぶ人もいたと聞いて、そんな時代もあったのかと驚いた。
ところで現在、ワシ、鷹、フクロウなどの猛禽類で世界各地に住む約550種のうち、52パーセントで個体数の減少が見られ、18パーセントが絶滅の危機に瀕しているという調査結果が、国際的な鳥類保護団体バード・インターナショナルなどの調査でわかった。
調査は1980年代後半から2016年に集められたデータで、数が減る傾向にあるのが全体の52パーセント(292種)であり、増加傾向にあるのはわずか9パーセント(49種)にとどまった。
そのうち、日本では分析対象の34種のうち14種で数が減っており、北海道のシマフクロウ、オオワシ、カタシロワシなどの絶滅危惧種も含まれている。
また、鹿児島県・奄美大島や沖縄にいるフクロウの一種で琉球コノハズク、チゴハヤブサなど小型の猛禽類も数が減っているそうだ。
数が減っている理由としては、生息地の破壊、風力発電の衝突死、狩猟やペット目当ての捕獲、農薬や動物用医薬品による中毒死など、さまざまな理由が考えられるそうだ。
猛禽類の数が減れば、いずれ生態系に悪影響が出てくるだろう。
回りまわって、人間にもその影響が及ぶことになる。
人間が起こしてきたことは仕方がない。
どのような結果が待っているとしても、それは連帯責任として、全員で甘んじて受けなければいけないのだろう。
ただ、かわいそうなのは子どもたちであり、もしもまだ間に合うのなら、少しでも被害が少なくて済みますようにと願いたい。
シマエナガ・・・元気に命を繋いでいってほしいものです。
シマエナガは、他の野鳥のように毎日決まった時間にやってくるというわけではなくて、運が良ければ見られるが、何日もその姿を見ることができないということもある。
今回は久しぶりに見たシマエナガ。
シマエナガどこに何羽いるのか、わかります?
答えは、木の上の方に二羽と下の方に一羽の合計三羽でした。
木にぶら下がって餌を食べているシマエナガ。
小首をかしげているのが可愛いのだが、残念なことにピントが合っていない!
シマエナガは、小さな身体で動きがとても速いため、写真を撮ることがなかなか難しく、私の写真からはその愛らしさをお伝えすることができない為、借りて来た写真を載せます。
なんというかわゆさ・・・まるでぬいぐるみ。
昨年、シマエナガを初めて見た時には興奮したが、あとから聞くと、実は住宅街ではよく目撃されているようだ。
最近、シマエナガが話題になったことで気にして見るようになったが、気が付かなかっただけで、今までもシマエナガは身近に存在していたのかもしれない。
とは言え、森林のそばで暮らし始めて10年以上経つが、10年以上前に比べて野鳥の種類と数が減ったような気がしてならない。
あの頃は、綺麗な瑠璃色をしたカワセミ、ホオジロ、また上空をゆっくりと飛ぶ猛禽類の姿も確認できたものだが、今はさっぱり、その姿を見ることがなくなった。
その昔、この辺りは絶滅危惧種に指定されているオオワシもいたそうで、オオワシなんて知床に行かなければ見ることができないと思っていたが、オオワシを見る為にわざわざ遠くから足を運ぶ人もいたと聞いて、そんな時代もあったのかと驚いた。
ところで現在、ワシ、鷹、フクロウなどの猛禽類で世界各地に住む約550種のうち、52パーセントで個体数の減少が見られ、18パーセントが絶滅の危機に瀕しているという調査結果が、国際的な鳥類保護団体バード・インターナショナルなどの調査でわかった。
調査は1980年代後半から2016年に集められたデータで、数が減る傾向にあるのが全体の52パーセント(292種)であり、増加傾向にあるのはわずか9パーセント(49種)にとどまった。
そのうち、日本では分析対象の34種のうち14種で数が減っており、北海道のシマフクロウ、オオワシ、カタシロワシなどの絶滅危惧種も含まれている。
また、鹿児島県・奄美大島や沖縄にいるフクロウの一種で琉球コノハズク、チゴハヤブサなど小型の猛禽類も数が減っているそうだ。
数が減っている理由としては、生息地の破壊、風力発電の衝突死、狩猟やペット目当ての捕獲、農薬や動物用医薬品による中毒死など、さまざまな理由が考えられるそうだ。
猛禽類の数が減れば、いずれ生態系に悪影響が出てくるだろう。
回りまわって、人間にもその影響が及ぶことになる。
人間が起こしてきたことは仕方がない。
どのような結果が待っているとしても、それは連帯責任として、全員で甘んじて受けなければいけないのだろう。
ただ、かわいそうなのは子どもたちであり、もしもまだ間に合うのなら、少しでも被害が少なくて済みますようにと願いたい。
シマエナガ・・・元気に命を繋いでいってほしいものです。