ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

和室リフォーム

2019-01-18 16:40:33 | 日記
昨年から予定していた和室のリフォームが終った。

今回やってもらったのは、畳の表替えと壁紙の張替え、障子紙の張替えだった。

和室は義両親が使っていたのだが、畳についた失禁の汚れが拭いてもなかなか落ちなかったことと、畳表面の擦り切れも気になっていた。

また、畳と同様に拭いても落ちない汚れがついた壁紙の張替えもお願いすることにした。

畳は、すでに畳屋さんが持って行っており、表替えが終っているはずで、壁紙の張替えが終了した頃に運び入れてもらうことになっていた。

この壁紙を選ぶ作業はリフォーム会社で行ったのだが、私は行く前からすごく楽しみだった。

今までの壁紙は無難な白系だったが、今度は思い切って色物にしてみたいと思っていた。

「なんでもいいよ。好きにして」と夫に言われたので、楽しみは倍増した。

思い切って暗めの朱色にしてみようか、それとも青か緑がいいだろうか・・・あれこれ頭の中で想像を巡らせながら行ったリフォーム会社。

「こちらから選んでください」と言って渡されたクロスの見本表をウキウキしながら開いて愕然とした。

(これしかないの・・・?)と思ったほど、見本表はほとんどが白系で色物は少なかった。

当然、私が考えていた暗めの朱色はない。

青と緑はあったが、青は実際に見るとインパクトが強すぎて、後々飽きるかもしれないと思ったので止めた。

また、緑は想像していた色と違った。

やっぱり予算をもう少しかけないと、思ったような色の壁紙は手に入らないのかもしれない。

というわけで、考えていた色は諦めて、薄茶の壁紙があったのでそちらでお願いすることにした。

薄茶の中に白い和紙のような模様があるので、和室には良いだろうと思った。

朝から壁紙を張る職人さんがいらして、さっそく古い壁紙を剥がしていく。

カッターで傷をつけると、手でするすると剥がれた。

その後、綺麗になった壁板に職人さんは手早く壁紙を貼っていった。

その手早さと美しさ・・・さすがプロのお仕事だと思った。

内装の仕事は、いつまで見ていても飽きない。

不器用なので、クロス職人は難しいかもしれないが、もしも若返ったとして、これから仕事を選べるのなら建築に関わる仕事をやってみたかった。

就職試験に走り回っていた二十歳の頃、自分が何が好きなのか、何がやりたいのかなんて分からなかった。

ただ、お給料や待遇の良い有名な会社ばかりを狙って受けていた。

まぁ、あの時はそれでよかったのだ。そのあとの七転八倒の苦しみも、今の自分に必要だった。

というわけで、朝9時から始まった壁紙の張替えは夕方に終わり、畳も到着して今度は畳屋さんがてきぱきと畳を並べ入れてくれた。

青々とした畳の良い香りが家中に広がる。

リフォームが終った和室は、どこか違う家の様な気がするほど、イメージが変わって明るくなった。

当初の予定とは違った薄茶の壁紙も、思っていたより明るくて良かった。

やはり飽きがこないと言う意味では、薄茶くらいが良かったのだと思う。

せっかく畳を綺麗にしたので、しばらく家具は置かず、ぜんぶ均等に日焼けをさせてから中に置く家具を考えようと思っている。

ちなみに畳は「生き物」なので一年に一~二度は、固く絞った雑巾で水拭きをして、水を与えた方が長持ちするそうだ。
(畳屋さんがいっちょりました)

そんなこんなで、昨年から楽しみにしていた和室のリフォーム終了。

あ~楽しかった!





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