ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

2度目のキャンプ

2020-09-10 15:34:22 | 旅行

還暦を目前にして新しくテントを買ってしまい、二十数年ぶりにキャンプを再開したのだが、先日2度目のキャンプへ行ってきた。

行ったのは、札幌からも近いオートリゾート苫小牧アルテン

ここは二十数年前に子どもたちを連れて初めて行ったキャンプ場で、言うならば我が家のキャンプ生活スタートの地。(というほどキャンプには行っていないけど)

穂別町営キャンプ場も中々よかったのだが、こちらの方はもっと規模が大きくて乗馬やカヌーなどの遊びもできるらしい。

しかし、なんと言っても良いのは、すぐ隣の歩いて行けるくらいの距離に温泉があること。ちなみにキャンパーは、大人600円で二日間は何度でも入浴することができる。

穂別も近くに温泉があることはあるのだが、歩いて行くには少し遠くて、久しぶりのキャンプで色々と忙しかったこともあり、結局お風呂に入らなかった。

そのせいか眠りが非常に浅くて、翌日ひどい寝不足だったので、こうして近くにお風呂があるというのはとても嬉しい。

また車で10分くらいのところに大型のスーパーもあるので、足りない食材などの買い物ができる。

そして、なんといっても良いのはトイレがきれいなことで、洗面台に虫が死んでいるのは仕方がないが、温水シャワー付きトイレがあってトイレットペーパーも十分に揃っている。

またトイレは一晩中煌々と灯りがついているので、深夜のトイレも恐れずに行くことができる。

そんな訳でキャンプはやってみたいが、いきなり山奥の不便な場所でのキャンプはちょっと、、、という人には苫小牧アルテンはおすすめのキャンプ場だと思う

と、ここまで書いて思ったのだけど、つくづく私(たち)の身体は便利な都会的生活に慣らされていたことを思い知らされる。

蛇口を捻ればキレイな水やお湯が出てきて、お尻まで洗ってくれるし、薪を焼べてススで顔を真っ黒にしなくても、お風呂に入ることができる。

スイッチひとつで夜でも昼間のように明るい部屋で読書をすることができるし、小腹が空けば夜中でも開いている店がある。

だからなのだろうか。あえて不便な自然的生活に身を置きたくなるのは。

電気の灯りのない夜は、漆黒と言えるほどに暗い。そして長い。

キャンプをすると、時間の感覚が無くなる。

時間が止まったような長い夜にする事もなく暇を持て余して空を見上げる。

すると、そこには満天の星空が広がっている。

本当はどこでもこんな星空が広がっているのだが、昼間のように明るくなってしまった都会では見ることが難しい。

このように星空を眺め、焚き火の炎を見つめ、川の音や風の音に耳を澄まして一夜を過ごすことが、キャンプの醍醐味じゃないかと思ったりする。

そして、日頃いかに便利で恵まれた生活をしていたかということを身に染みて感じ、感謝の念を強くして、また都会的生活に戻ってくるというのもまたキャンプの醍醐味?かもしれないと思う。

夕暮れ時、周りのテントでは夕飯の準備が始まった。

 

 

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