つくば植物園の熱帯山地雨林温室の観察路で展示されていました。長く伸びた花茎の先端に写真のような美しい花が咲いています。花は鮮やかな紅紫色で、唇弁についている黄色がアクセントになっています。しばらくは花の前で釘つけになり、目を奪われてしまいました。かすかな芳香もありました。説明板によれば、ニューギニア原産で、「Spathoglottis portus finschii」と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で咲いていた原種の胡蝶ランの一種です。園芸店で見る華やかな胡蝶ランとは違い、やや小ぶりですが、薄い桜色の花びらが正面から見ると大きな耳を持つゾウのような感じがして興味深い花でした。説明板によれば、フィリピン原産で、「Phalaenopsis schilleriana」と記されていました。写真は3月21日に撮影しました。