白と薄い紅色のバランスが良い大輪の八重桜です。写真のように赤茶色の若葉と花を同時に楽しむことができる桜で、公園などで良く見かける桜です。蕾の時期は紅色が濃く、開花に伴って徐々に白色が強くなりますので、花の房全体がとても優雅で美しく見えます。花期の終わりごろになると、花の中央付近にある雌しべが葉化して緑に見えてきます。この様子が、普賢菩薩が乗っている象の鼻のように見えるとされ、花の名称になったとのことです。写真は4月15日に撮影しました。
サトザクラ系で、中央部分の紅紫色がやや濃い小さな花びらが数多く付いている菊咲きの八重桜です。この桜も花が重いのか下向きに咲き、とても高貴・優雅に見えます。写真は4月15日に近くの遊歩道で撮影しました。
サトザクラ系の園芸品種で、薄紅色の花びらが盛り上がるように咲くとても優美な八重桜です。写真のように蕾の段階では紅色で、開花後の花びらの先端の方は紅色がやや濃くなっています。重そうに花が下向きに咲き、陽光に映えてとても美しい桜ですね。葉は、花よりやや遅れて満開の頃から芽を出しますので、花が目立つ桜です。銘板によれば、江戸後期に築地の浴恩園に植えられていた桜だそうです。写真は近くの大学に隣接する遊歩道で4月15日に撮影しました。