つくば植物園の山地雨林温室で展示されています。前掲のデンドロビウムと色違いのように見えますが、説明によると別のランのようです。鮮やかな黄橙色がとても美しく、ほんのり芳香がしていました。説明によれば、ミャンマー、中国南部地域に分布する「Dendrobium densiflorum」と記されていました。写真は4月5日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で展示されていた原種ランです。世界ラン展の華やかなランもとても美しいですが、世界各地に自生する原種ランを展示しているつくば植物園の中にある原種ランも驚くほどに美しいものが多くあります。その中の一つです。白い花びらに鮮やかな黄橙色の唇弁が付いており、行灯のように筒状にぶら下って咲いています。とても美しく、自然が創造する芸術作品に不思議な感覚を覚えます。説明板によれば、アジア南東部に分布し、「Dendrobium thyrsiflorum」と記されていました。