つくば植物園の熱帯資源温室で咲いています。ニカラグア～ブラジルにかけての地域に分布するアヤメ科の植物のようです。写真のようにアヤメに似た花ですが、直径は5cmくらいで草丈は30cmほどです。素朴な感じがして何とも美しい花です。説明板によれば、「Neomarica northiana」と記されていました。
つくば植物園の落葉樹林では多くの木々が目立たない花を咲かせています。中でも長い簪のような花を枝から垂らしているものを見つけました。北海道から九州に至る我が国の山に分布するカバノキ科の落葉低木に咲く花です。長く枝から垂れているのは、雄花で秋の頃から少しずつ伸びています、雌花は写真でお分かりでしょうか、尾花の付け根付近にごく小さな赤い花が見えます。これが雌花です。変わっていますね。写真は3月29日に撮影しました。
つくば植物園のサバンナ温室で見かけました。緑の葉に隠れるように小さな花が咲いていますので、通り過ぎてしまいそうな目立たない花でした。ニシキギ科で、花は独特の小さな薄黄緑色をしています。（紅葉が美しいニシキギの花と比較してみてくだっさい）説明板によれば、アフリカ南部地域が原産の常緑低木で、「Cassine crocera」と記されていました。写真は3月29日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室裏の庭で咲いていました。オウバイより樹全体が大きく、花も一回り大きいように思います。説明板によれば、中国西部が原産で、「Jasminum mesnyi」モクセイ科です。花には芳香がありました。写真は3月29日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で珍しい花が展示されていました。白い風車のような花と、少し赤味を帯びた咲き始めの花、赤いピンク色をした蕾が付いており、ほんのり芳香が漂っていました。説明板によれば、「Kopsia arborea」、キョウチクトウ科と記されていました。オーストラリア原産の常緑樹で、小さな紫色の果実がなり、扁桃腺などの薬として活用される植物のようです。写真は4月5日に撮影しました。
