つくば植物園の熱帯雨林温室1階では、さまざまなハイビスカスの野生種を観察できます。すでに数種類掲載しましたが、今回は、渋いオレンジ色のハイビスカスです。写真のように花は直径が5cmくらいで大きくはないのですが、柱頭の部分に鮮やかな紅色の星型のようなものが見えてまことに不思議な優美さがあります。説明板によれば、ハワイ原産で、「Hibiscus saintjohnianus」、アオイ科、フヨウ属の常緑低木です。写真は8月22日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。鉢に植えられていましたが、茎が短くて草丈がとても低く、葉の上にすぐ花があるような感じです。写真のように淡黄緑~紅紫色が滲むように変化しているとても美しい花でした。ほんのり柑橘系の香りがします。説明板によれば、カリマンタン島原産で、「Phalaenopsis bellina」、ラン科ファレノプシ属の着生ランです。熱帯雨林の樹木や岩に着生して生育しているようです。写真は8月20日に撮影しました。