つくば植物園の絶滅危惧植物展示コーナーで黄色い筒状の花を咲かせていました。説明板によれば、絶滅危惧IA類(CR)で、琉球(石垣島、西表島)、台湾、中国等に生育し、「Titanotrichum oldhamii」、イワタバコ科、マツムラソウ属の多年草です。常緑樹の林の中の崖(岩場)などが生育地で、近縁絶滅が心配されている貴重な植物です。和名は、植物学者松村氏の名前に由来するそうです。写真は、9月16日に撮影しました。
つくば植物園の海岸植物展示区画だ見かけました。ツルボの海岸型の変種で、草丈が短く、淡赤紫色の穂状の花を咲かせ、葉に艶があります。説明板によれば、「Scilla scilloides var. litoralis」、ユリ科、ツルボ属の多年草です。花には蜜が多いのか、鉢などの虫がとまって蜜を吸っていました。写真は9月16日に撮影しました。
つくば植物園の海岸植物展示区画で咲いていました。写真のように砂地の地面近くで地面を這うように横に伸びて、黄色い花が咲き、とても可憐です。説明板によれば、日本各地の海岸付近に生育し「Ixeris repens」、キク科、ニガナ属の多年草で、花は初夏から秋口まで咲いています。山野に咲くニガナの仲間でしょうか。葉の形がイチョウに似ていることから、「ハマイチョウ」とも呼ばれることがあります。海岸で黄色い花を見つけたら・・観察してみましょう。写真は9月16日に撮影しました。