つくば植物園の林の下で咲いていました。別名は「ヤマシロギク(山白菊)」で、前掲の「シロヤマギク(白山菊)」と呼び方が似ていて、混乱しそうですが、写真を見ながら違いを理解してください。和名は白い色をした嫁菜ということのようです。説明板によれば、日本(本州~九州)、台湾の山の道端などに分布し、「Aster ageratoides subsp. leiophyllus」、キク科、シオン属の多年草です。写真でお分かりのように葉に繊毛がほとんどないのが特徴で、シラヤマギクと見分けることができるそうです。写真は9月13日に撮影しました。
この花は以前にも掲載していますが、今回の野菊の仲間紹介で比較のために再度掲載します。説明板によれば、日本(北海道~九州)、朝鮮、中国に分布し、「Aster scaber」、キク科、シオン属の多年草です。写真でお分かりのようにこの花も白い花弁が、等間隔についていないところが野生種らしくて趣があります。葉や茎には繊毛があり、触るとざらざらしているように感じます。写真は9月13日に撮影しました。