ハイビスカスの花をもう一つ。トロピカルな紅色の花がとても印象的なハイビスカスです。説明板によれば、ハワイ原産で、「Hibiscus kokio」、アオイ科、フヨウ属の常緑低木です。多くの園芸品種の交配親として使用される原種だそうです。この花を見るとフラを踊る女性の髪飾りにつけられた花を思い浮かべます。写真は8月29日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室1階でたまたま咲いているのを見つけました。花の直径は3cmくらいで小さいですが、雌しべが長く伸びており、名前のように風船がぶら下がっている感じのとても美しい花です。説明板によれば、東アフリカ熱帯地域が原産で、「Hibiscus schizopetalus」、アオイ科、フヨウ属の常緑低木です。別名は「Coral Hibiscus」と言われ、まさにサンゴのような美しさを表現しています。ハイビスカスの仲間と言っても世界には色々あるんですね。写真は8月20日に撮影しました。
つくば植物園で種別は不明であると表示されていましたが、赤紫色の花がとても変わっている珍しい花でしたので、掲載しました。説明板によれば、フィジー原産で、「Hibiscus sp.」アオイ科、フヨウ属の常緑低木です。写真は8月20日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室1階の展示コーナーには各種のハイビスカスの原種が展示されています。その中から花が咲いている数種類を紹介します。写真のように白い5枚の花弁から淡紅色の花柱が飛び出しているように見えるとても上品な感じの花です。盛りを過ぎてやや黄色みを帯びているのが残念でしたが、説明板によれば、ハワイ諸島のカウアイ島原に生息する固有種で、「Hibiscus waimeae」、アオイ科フヨウ属の常緑低木です。花にはほのかな芳香があります。写真は8月20日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室1階の階段を降りてすぐのところで咲いていました。純白の10枚の細い花弁が独特でとても美しいですね。説明板によれば、ヒマラヤ~インドシナ地域が原産で、「Jasminum laurifolium」、モクセイ科、ジャスミヌム属の常緑低木ですが、期待したジャスミンの香りはありませんでした。英語名は「Angel wing jasmine」で、とてもロマンチックな名前です。写真は8月20日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯雨林温室1階の展示場が新たにオープンして熱帯雨林に生育する植物を間近に観察できるようになりました。説明板によれば、台湾・フィリピン原産の「Ardisia squamulosa」、ヤブコウジ科、ヤブコウジ属の常緑低木です。写真のよう淡桃色の小さな花弁が反り返って独特の形をしています。緑の葉が年中美しいことから、観葉植物として愛好する人も多いようです。写真は8月20日に撮影しました。