つくば植物園の熱帯雨林温室で見かけました。淡い黄緑色の唇弁を持つ白系統の花です。近づくとほんのり芳香がします。説明板によれば、ニューギニア原産で、「Dendrobium forbesii」、ラン科、セッコク属の着生ランです。パプア・ニューギニアなどの熱帯雨林の、標高1000mクラスの渓谷の湿った所で生育しているようです。写真は9月16日に撮影しました。
つくば植物園で見かけました。初秋のまだ強い日差しを受けて赤紫色に輝いて見えました。写真のように蔓性の植物で、北海道~九州までの各地の野山、草原などに生育し、名前の通り、クサフジより葉の幅が大きいのが特徴です。花はマメ科らしく独特の形状をしていますね。説明板によれば、「Vicia pseudo-orobus」、マメ科、ソラマメ属のつる性多年草です。近年この植物の自生地での個体数が激減しており、絶滅が心配されるようになっています。その主な原因は、土地造成や舗装道路の設置などで草地が開発されたことによるものが多いようです。自然をできるだけ残して共生したいものです。写真は9月16日に撮影しました。