つくば植物園でピンク色の球形の花を咲かせていました。説明板によれば、関東地方の海岸付近に自生し、「Cirsium nipponicum var. comosum」、キク科アザミ属の多年草です。写真のように萼の部分にも棘が多く触ると痛そうです。草丈は1mくらいで、葉も切れ込みが大きくくっきりしています。ナンブアザミの変種であると図鑑に出ていました。ナンブアザミより花がきれいなようにも見えますが、たくさんの花をつけるのは似ています。写真は10月20日に撮影しました。
つくば植物園で見かけた園芸品種のダイモンジソウです。薄いピンク色をして花が約2cmくらいで大きいのが特徴でした。原種の写真は以前にも掲載していますので、比較してご覧ください。写真は10月12日に撮影しました。
つくば植物園で見つけました。草丈が低く、地面からすぐのところにとても美しい黄色い花が咲いています。説明板によれば、ヨーロッパ、アジア(地中海沿岸）に分布し、「Sternbergia lutea」、ヒガンバナ科、シュテルンベルギア属の多年草（球根）です。遠くから見るとクロッカスと似ているように見えます。花の直径は5cmくらいで花弁には縦に筋模様が見えます。写真は10月12日に撮影しました。
つくば植物園で10月上旬ころ咲いていました。黄金色の美しい花で、ヒガンバナの仲間です。説明板によれば、中国や台湾・ビルマ辺りに分布し、「Lycoris africana」、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。名前を見てアフリカ産かと思いましたが、違うようです。わが国でも園芸用のものが広まって自生しているところもあるとか。通常見かけるヒガンバナより花期が遅く、9月下旬から10月上旬にかけて咲き、黄金色の花が特徴で、愛好者も多いようです。写真は10月12日に撮影しました。
