季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)

2009-09-07 10:09:13 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室で咲いていました。この植物は、5月18日に掲載した通り、初夏に閉鎖花をつけることで知られています。盛夏を過ぎるころから直径2-3cmの写真のような可愛い花をつけます。夏の茶花としてもつかわれるとか。花の形状はムクゲに似ており、別名は「タカサゴフヨウ」です。写真は8月20日に撮影しました。
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ヤエマツリカ

2009-09-06 21:29:15 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室1階で咲いていました。濃い緑の葉に純白の八重の花が咲いてとても美しい花で、甘い香りがします。写真では、茶色に変色したものがありますが、花は咲き始めは純白、最盛期を過ぎるとやや黄色みを帯びて、花後には焦げ茶色になっていくようです。説明板によれば、園芸種で、「Jasminum sambac ’Grand Duke of Tuscany'」、モクセイ科、ジャスミナム属の常緑蔓性の低木です。野生種は、アラビア~インド・ヒマラヤ~東南アジア地域に分布しているようで、別名をアラビアジャスミンともいうと図鑑に出ていました。花の甘い香り成分は、香水やジャスミンティーの原料にされるそうです。また・・ハワイでは、あの首から胸にかけるレイとして使われる花としても知られています。写真は8月20日に撮影しました。
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ハイビスカス・セントジョニアヌス

2009-09-05 08:46:17 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室1階では、さまざまなハイビスカスの野生種を観察できます。すでに数種類掲載しましたが、今回は、渋いオレンジ色のハイビスカスです。写真のように花は直径が5cmくらいで大きくはないのですが、柱頭の部分に鮮やかな紅色の星型のようなものが見えてまことに不思議な優美さがあります。説明板によれば、ハワイ原産で、「Hibiscus saintjohnianus」、アオイ科、フヨウ属の常緑低木です。写真は8月22日に撮影しました。
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ファレノプシス・ベリナ

2009-09-05 07:45:54 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。鉢に植えられていましたが、茎が短くて草丈がとても低く、葉の上にすぐ花があるような感じです。写真のように淡黄緑~紅紫色が滲むように変化しているとても美しい花でした。ほんのり柑橘系の香りがします。説明板によれば、カリマンタン島原産で、「Phalaenopsis bellina」、ラン科ファレノプシ属の着生ランです。熱帯雨林の樹木や岩に着生して生育しているようです。写真は8月20日に撮影しました。
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ヤマトリカブト(山鳥兜)

2009-09-04 20:50:05 | 趣味・季節の花
つくば植物園の植物の多様性展示区画で見かけました。青紫色の独特の花の形をした花で美しいですが、毒を持つ植物で、人とのかかわりの中では、古代から吹き矢に塗る毒として使われたと記されていました。本州(中部~東北)の野山でやや湿り気の多い場所に自生し、「Aconitum japonicum subp,japonicum」、キンポウゲ科、トリカブト属の多年草です。国立科学博物館の研究資料によれば、全草が有毒で、世界最強と言われるほどに強い毒性分があるそうです。触るのも注意しましょう。毒が最も多く含まれるのは、根の部分で過って食べたり飲んだりすると、呼吸困難となり、死に至ることもあるというから恐ろしいです。また逆にこの毒性分を利用して漢方薬とし、他の薬と混ぜて使われるそうです。毒は大切!と記されていましたが、納得ですね。古の人は偉いとつくづく感心させられます。写真は8月20日に撮影しました。
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モロコシソウ(唐土草)

2009-09-04 13:20:10 | 趣味・季節の花
つくば植物園の植物の多様性区画の木陰でとても小さな黄色い花(直径約1cm)を見つけました。一見するとナスの花にも似ていて、花弁は丸く反り返って可愛い形をしています。説明板を見てびっくり。有毒成分を含み、昔は葉を乾燥させて箪笥などに入れて防虫剤に使用されたそうです。本州から琉球諸島にかけての海岸近くの照葉樹林の中で生育し、「Lysimachia siikokiana」、サクラソウ科、オカトラノオ属の多年草です。写真は8月20日に撮影しました。
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プロイピス・アムボイネンシス(ギボウシモドキ)

2009-09-04 12:43:54 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室1階の展示室で見かけました。初めて見ました。白い花びらとハート形をした緑の葉のコントラストがとても上品で美しいです。現地の人たちは、「森の天使」と呼んで愛でていると言われますが、納得です。説明板によれば、東南アジア、ニューギニア、メラネシアの熱帯雨林地域に分布し、「Proiphys amboiensis」、ヒガンバナ科、プロイピス属の多年草(球根)です。園芸店では、「ユーリクレス・アボイネンシス」、「ギボウシモドキ」として園芸種が販売されて人気があるようです。写真は8月20日に撮影しました。
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バンダ・サンデリアナ

2009-09-03 10:12:17 | 趣味・季節の花
つくば植物園で新装された熱帯雨林温室1階の熱帯雨林の様々な環境で育つ植物展示コーナーで見かけました。上部にある薄いピンクいをした花弁が木漏れ日を受けて美しく光って見えました。たまたま研究員の方がおられて説明をしていただきました。お話によれば、この花はフィリピンにある熱帯雨林で育つフタバガキ科の枝にしか着生しないランで、フィリピンでのラワン材の乱伐からこのフタバガキ科の樹が激減し、当然のこととしてこのランも森から消え、絶滅が危惧されてる大変貴重なランだとわかりました。フィリピンでもラワン材の伐採の後に植林するなどの保護活動は行われているようですが、森の再生には長い年月が必要であり、それまでこの美しいランが生き残って欲しいと感じました。写真は8月20日に撮影しました。
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ネオレゲリア・カロライナエ

2009-09-03 09:54:18 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室で見かけました。石垣のようなところに植えられていました。緑と中心部が紅色をしたとても美しい葉を持っていることから、観葉植物として愛好されています。説明板によれば、「Neoregelia carolinae」、パイナップル科、ネオゲリア属の多年草です。この植物の花は、茎の中央に3mm程度の青みを帯びた黄緑色の花が水たまりの中で数多く咲いています。ほとんど目立ちませんので、やはり観葉植物なんですね。葉に黄色い筋等が入って3色に見える園芸種のものを「トリカラー」と言って愛好する人が多いようです。写真は原産地のブラジル等で生育している野生種だと思います。写真は8月20日に撮影しました。
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ナリヤラン(成屋蘭)

2009-09-02 08:44:49 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室1階で咲いています。写真のように、淡い紅色と濃い紫色の唇弁がとてもすっきりして品位を感ずる花です。説明板によれば、熱帯アジア~太平洋諸島にかけて分布し、「Arundina graminifolia」、ラン科、ナリタラン属の多年草で、地生の野生ランです。わが国の八重山諸島にも自生し、和名は西表島にある小島の集落の名前に由来するようです。写真は8月20日に撮影しました。
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ケイロコスツス・スペキオスス

2009-09-02 08:25:08 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室1階で見かけました。ショウガ科独特の葉の間から花茎が出て薄い透き通ったような花弁をつけてとても優美でした。説明板によれば、熱帯アジア~オーストラリア地域に分布し、「Cheilocostus speciosus」、ショウガ科と記されていました。初めてみた珍しい花だと思います。写真は8月20日に撮影しました。
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ハイビスカス・コキオ

2009-09-01 11:34:19 | 趣味・季節の花
ハイビスカスの花をもう一つ。トロピカルな紅色の花がとても印象的なハイビスカスです。説明板によれば、ハワイ原産で、「Hibiscus kokio」、アオイ科、フヨウ属の常緑低木です。多くの園芸品種の交配親として使用される原種だそうです。この花を見るとフラを踊る女性の髪飾りにつけられた花を思い浮かべます。写真は8月29日に撮影しました。
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フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)

2009-09-01 11:22:30 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室1階でたまたま咲いているのを見つけました。花の直径は3cmくらいで小さいですが、雌しべが長く伸びており、名前のように風船がぶら下がっている感じのとても美しい花です。説明板によれば、東アフリカ熱帯地域が原産で、「Hibiscus schizopetalus」、アオイ科、フヨウ属の常緑低木です。別名は「Coral Hibiscus」と言われ、まさにサンゴのような美しさを表現しています。ハイビスカスの仲間と言っても世界には色々あるんですね。写真は8月20日に撮影しました。
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ハイビスカス・種別不明

2009-09-01 11:18:05 | 趣味・季節の花
つくば植物園で種別は不明であると表示されていましたが、赤紫色の花がとても変わっている珍しい花でしたので、掲載しました。説明板によれば、フィジー原産で、「Hibiscus sp.」アオイ科、フヨウ属の常緑低木です。写真は8月20日に撮影しました。
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ハイビスカス・ワイメアエ

2009-09-01 11:10:13 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯雨林温室1階の展示コーナーには各種のハイビスカスの原種が展示されています。その中から花が咲いている数種類を紹介します。写真のように白い5枚の花弁から淡紅色の花柱が飛び出しているように見えるとても上品な感じの花です。盛りを過ぎてやや黄色みを帯びているのが残念でしたが、説明板によれば、ハワイ諸島のカウアイ島原に生息する固有種で、「Hibiscus waimeae」、アオイ科フヨウ属の常緑低木です。花にはほのかな芳香があります。写真は8月20日に撮影しました。
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