鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

Diamond Snow・・・今宵見る夢は・・・。

2008-01-02 17:23:01 | Weblog
今夜見る夢は、今年最初のはつゆめ・・・。

現実が辛かったりすると、夢は、楽しい気分にさせてくれるような幻想をみせてくれる場合があるようです。
ずっと以前ですが、かなりbarren な日々を送っていた時期のある日、ワタクシは、とても素敵な夢をみました。
人の夢の話ほど、つまらない・・・なんて言うけれど、なかなか綺麗な夢だったんで、ちょっと書いてしまいます。

夜なのに、暗くなく、あたりは、明るい夜空のようなのです。
地上ではなく、屋上のような、屋根の上のようなそんなところにいるのですが、空から、雪が舞い降りてくるんですね。
手のひらで、受け止めると、それは、なんとダイヤモンドに変っています。
それは、ひとの手にふれるとダイヤモンドにかわるDiamond Snow(・・・ってそんなのないけど・・・)
だった訳で・・・。
地上に落ちると(人の手のひら以外は)蒸発してなくなってしまいます。
手のひらのダイヤモンドの雪は、夜なのに、キラキラと煌き、七色の虹のように光っています。
雪は、3つばかりワタクシの手のひらに落ちてきましたが、あとは、みんな蒸発してしまいました。
どうもタイムアウトだったみたいです(スーパーのタイムセールじゃあるまいし、夢なんだから、もっと大盤振る舞いしたってよさそうなものですが、見ているひとが小市民なんで、夢のスケールも相当、小さいようなのです)。
手のひらにのこったダイヤモンドの雪は、一粒が、1カラットくらいの大きさでしょうか。
当時、ダイヤモンドなんて、生活圏外だったので(欲しいとも思わなかったのです)、その美しさに飽かずながめておりまして、3つのダイヤモンドの雪を握りしめて、なんとも幸福な気分で目が覚めた・・・ってだけの夢なんですけどね。

スケール的には、小市民的ですが(どうせなら、一財産築けるくらいキャッチしときゃよかったのに・・・とおもいますけどね)、この夢の凄いところは、その夢をみた日は、その夢の余韻が一日中持続して、なんとも幸福な気分になっていたことです。
その余韻は、その後、時々、思い出して、楽しむことができるのです。
儚いはずの寝ている間にみた幻想が、現実にリンクされている稀有なパターンでした。

「荘周が夢を見て蝶になり、蝶として大いに楽しんだ所、夢が覚める。果たして荘周が夢を見て蝶になったのか、あるいは蝶が夢を見て荘周になっているのか・・・。」
・・・という中国の荘子の胡蝶の夢のエピソードもありますが、夢ってほんと不思議です。

どなた様も今宵は、よい夢をご覧になって下さいませ。