光は、暖かいのに、風は、冷たい・・・。
三夜に渡って、『BASARA~謀略の城』綴ってまいりましたが、今夜は、おまけ。
脚本に関しては、今回あまり良い評価ができませんでした(ごめんなさい!)。
でも面白かったですよ。
舞台を見るたび、これだけの作品を作るのに、一体、どれくらいの人の仕事なんだろうと、観客席から見ていて、いつも思うのです。
脚本・演出、俳優さん達、舞台美術、音楽・音響、劇場のスタッフさん、お掃除のおばさん?に至るまで、いろいろな人の力がひとつになって、今日の舞台の幕が開く・・・毎回、毎回、そう思うわけです。
シェイクスピアのセリフには、印象的なものも多いけれど、今回、三人姉妹の魔物のセリフ。
『焔は、ごうごう、釜は、ぐらぐら、煮えろよ、煮えろ。煮えたぎれ・・・』
ワタシは、記憶にないのだけれど、これって『マクベス』の中にあったのかなぁ。
井上ひさしさん原作の『天保十二年のシェイクスピア』の中の挿入歌で、このフレーズがあったのだけれど。
シェイクスピアのオリジナルなんでしょうか・・・???
因みに『天保十二年のシェイクスピア』では、
『焔は、ごうごう、釜は、ぐらぐら、煮えろよ、煮えろ。煮えたぎれ。禍の雑炊よ。煮えたぎれ。禍の闇鍋よ。煮えたぎれ。』
・・・と続いていて、岡崎司さん独特のおどろおどろしいメロディで、後に、メタル歌手の冠徹弥さんが、過激に歌っておりましたが・・・。
やっぱり、西洋の魔女は、大鍋で、薬草とか、妖しいモノ(トカゲの足だとか、蛇の抜け殻?だの、毒人参だの)煎じているイメージがありますからね。
(メタル・マクベスでは、魔女の林さんが、カレーを煮ておりましたが・・・って、前に書いたね・・・)
400年以上昔のお話が、現代に続いていて、脚色されたり、演出されたりして、上演されているってことは、時をへだてても、面白いものは、面白いし、ヒトの心の中にすむ魔物も、変わっていないってことになるのでしょうかね。
だから、シェイクスピアは、何度見ても面白いし、現代風に好きなようにアレンジもできるのだろうし、原本がしっかりしているから、パロディでも、充分面白い・・・のでしょう。
新しいものばかりが、必ずしも良いのではないという見本が、シェイクスピアなんでしょうね・・・たぶん。
三夜に渡って、『BASARA~謀略の城』綴ってまいりましたが、今夜は、おまけ。
脚本に関しては、今回あまり良い評価ができませんでした(ごめんなさい!)。
でも面白かったですよ。
舞台を見るたび、これだけの作品を作るのに、一体、どれくらいの人の仕事なんだろうと、観客席から見ていて、いつも思うのです。
脚本・演出、俳優さん達、舞台美術、音楽・音響、劇場のスタッフさん、お掃除のおばさん?に至るまで、いろいろな人の力がひとつになって、今日の舞台の幕が開く・・・毎回、毎回、そう思うわけです。
シェイクスピアのセリフには、印象的なものも多いけれど、今回、三人姉妹の魔物のセリフ。
『焔は、ごうごう、釜は、ぐらぐら、煮えろよ、煮えろ。煮えたぎれ・・・』
ワタシは、記憶にないのだけれど、これって『マクベス』の中にあったのかなぁ。
井上ひさしさん原作の『天保十二年のシェイクスピア』の中の挿入歌で、このフレーズがあったのだけれど。
シェイクスピアのオリジナルなんでしょうか・・・???
因みに『天保十二年のシェイクスピア』では、
『焔は、ごうごう、釜は、ぐらぐら、煮えろよ、煮えろ。煮えたぎれ。禍の雑炊よ。煮えたぎれ。禍の闇鍋よ。煮えたぎれ。』
・・・と続いていて、岡崎司さん独特のおどろおどろしいメロディで、後に、メタル歌手の冠徹弥さんが、過激に歌っておりましたが・・・。
やっぱり、西洋の魔女は、大鍋で、薬草とか、妖しいモノ(トカゲの足だとか、蛇の抜け殻?だの、毒人参だの)煎じているイメージがありますからね。
(メタル・マクベスでは、魔女の林さんが、カレーを煮ておりましたが・・・って、前に書いたね・・・)
400年以上昔のお話が、現代に続いていて、脚色されたり、演出されたりして、上演されているってことは、時をへだてても、面白いものは、面白いし、ヒトの心の中にすむ魔物も、変わっていないってことになるのでしょうかね。
だから、シェイクスピアは、何度見ても面白いし、現代風に好きなようにアレンジもできるのだろうし、原本がしっかりしているから、パロディでも、充分面白い・・・のでしょう。
新しいものばかりが、必ずしも良いのではないという見本が、シェイクスピアなんでしょうね・・・たぶん。