鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『蜉蝣峠』③~脚本家 VS 演出家

2009-03-16 21:03:15 | Weblog
春本番・・・と言っていいのか・・・そんな暖かさ。

一昨日の続き。

このお芝居、チケットを取るのが、相当、難しかったようで、特に、土日祝日は、ちょっと無理かな・・・と思っていたのだけれど、運よく、公演開始後、初めての土曜日分をGet!

脚本・クドカン(宮藤官九郎)さんで、主演が、古田新太さん、堤真一さん・・・と・・・くれば、観に行かずばなるまい・・・と演劇ファンなら・・・多分、そう思う・・・と思う(すみません、変な日本語で・・・)。

絶対、観たい・・・と思わせる組み合わせなんですものね。

大人計画の『キレイ~神様と待ち合わせした女』で、初めてクドカンさんをみたとき、随分、細いひとだな・・・と思っていたのだけれど、慢性胃炎?だそうで・・・。
脚本書いたり、俳優さんやったり、ギター弾いたり、コマーシャルに出たり・・・とマルチな才能をお持ちだ。

『メタル・マクベス』の脚本、『犬顔家の一族』の金田一さん(本当は、もっと長い役名ですが、忘れちゃいました)、そして、今回の『蜉蝣峠』の脚本と3回目になるのかな・・・。
テレビ・ドラマの脚本も手がけられておられるし、不思議なクドカン・ワールドが展開する・・・。
やっぱ、才能のある方ですね。

本日のブログとは、何の関係ないけれど、次回の『R2C2』も楽しみ・・・。

劇団☆新感線には、座付作家の中島かずきさんがおられますが、最近は、劇団外からの脚本家さんを招聘しての公演も多いようです。

お芝居は、主役となる役者さんの占めるウエイトが大きいけれど、脚本がつまらなければ、全ては、お仕舞い・・・。
その脚本をどう演出するかが、演出家さんの腕のみせどころですかね。

『蜉蝣峠』は、クドカン・いのうえバッテリーの新たな新感線ワールドを拡大した感じがするものの・・・、初回の『メタル・マクベス』が凄すぎたせいか、少し、地味な舞台設定となったようです。
セットもそれ程、凝った複雑なものでは、なかったようですし・・・。

タイトル・ロールの壊・PUNKの意味するところは・・・。
壊れてしまった?闇太郎の心なんだろうか・・・と今更ながら考えてしまいますが・・・。