鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

雨は、まだなのだろうか・・・???

2010-06-09 21:01:01 | Weblog
くもりがち。

今年の梅雨入りは、遅くなりそうな気配・・・。
降りそうで、降らない雨。

夏の暑さの前の一寸、寒いくらいの・・・そんな梅雨の時期・・・。
少し憂鬱だけれども、なんとなく心地よい・・・。

もちろん、そんな梅雨時は、理想で、実際は、蒸し暑くて、ベタベタで・・・どうにも気持ちの悪い・・・というのが梅雨の定番か・・・。

東日本の太平洋側に御住まいの方ならご存知だろうけれど、オホーツク高気圧から北東気流『ヤマセ』が吹き込むと気温が上がらず、涼しい(・・・を通り越して寒いくらいになる)梅雨や、夏になったりするのだけれど、今年は、どうだろうか・・・。

今年の春から初夏にかけては、炬燵を仕舞えず、コートも仕舞えずといったヘンな気候だったけれども、夏に、涼しいのは、贅沢な気がする。
避暑ということを考えなくても済むからである。
地元にいても、高原にいるような涼しさを、真夏に味わえるというは、コレ正に、贅沢・・・といえないだろうか・・・?

しかし、季節が順調に進まないと、まず、食生活に影響がでる。
野菜が高騰する・・・とか、お米が不作・・・ってことになりますかね?

梅雨入りのはなしから、冷夏にそれてしまったが、私が最初に経験した『冷夏』というのは、中学生のときで、そういう時に限って、普段は、何処へもいかない父が、
『海に行こう』
などと言い出し、父の会社に勤める、数家族と一緒に、海の近くの保養所に泊まりに行った。

冷夏だから、寒い・・・。
雨も降っているのに、海である・・・。

なんで、いつも、いつも、こう間が悪かったのだろうと、後になって思う。
子供の頃は(今でもだけれど)、なんだか、とっても間が悪いのだ。

海で遊べることもなく、大人達は、お決まりの宴会だし、子供は、早く寝るしかない。
夜は、近くで聞こえる海鳴りが激しくて、怖くて、怖くて眠ることができなかった。

こんなことなら、家で、マンガでも読んでいた方が、数倍、幸福というものである。

後にも先にも、父と外出したのは、これが最後である。