昨日の雨で、今年の我家の楓も、終わったようです。
楓の木も老朽化したのか、土地が痩せてきているのか・・・以前の勢いがなくなったような気がします。
それでも・・・。
秋の終わりと冬の訪れのはざまで、今年も赤く色づきました。
青目のシロネコが、いなくなってから、ちょうど1年経ちました。
楓や橡(くぬぎ)の落葉の中を、トコトコ歩いていた姿を思い出します。
積もった落ち葉の中を、カサコソと音を立てて歩いて来たり。
舞い落ちてくる葉っぱと遊んだり、楓の木で、爪とぎをしたり・・・。
真っ白な背中に、真っ赤な楓の葉っぱをくっつけていたり。
シロネコは、いつも楽しそうでした。
フレンドリーすぎる猫でした。
冬の日暮れは、早いのです。
早く、早く・・・帰っておいで・・・。
今でも、そんなふうに願わずにはいられない冬の扉の向こうへ行った日です。