鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

秋から冬の夜空へ・・・。

2021-10-21 22:23:44 | 自然・気象

昨日の風も納まって、穏やかな秋の日。

 

夕刻から宵にかけて、十六夜の月。

今日は、オリオン座流星群がピークだということだけれど、夜が更けるにつれて、雲が出てきて、星空を見ることができなさそうな・・・。

 

月・木星・土星のコンジャクションが見られたのは、先週だったような気がしますが、今秋は、十三夜、満月、オリオン座流星群・・・と、天体のイヴェントは、盛りだくさん・・・。

 

始めて、オリオン座をみたのが、小学生のときで、寒い冬の深夜に、ベランダで、星を眺めていたのでした。

冬の夕刻、東の空から、ゆっくりと立ち上ってくる巨人・オリオン。

 

オリオン座が、わかると、おおいぬ座のシリウスも見つけられるし、こいぬ座のプロキオンも見つけることができて、冬の大三角形でした。

どうして、いぬの形に見えるのか、謎でしたが、ああ・・・そいういば、なんとなく・・・。

目を北に転じると、ひしゃくの形の北斗七星、Wの形のカシオペア座。北極星。

 

そういえば、オリオン座のベテルギウスは、超新星爆発するそうで???地球の時間で、どれくらいで、爆発するのか・・・???地球よりの距離が、650光年ってコトは、今見ているベテルギウスの光は、650年前の光で・・・なんて、ことを考えると、アタマがグラグラしてきますね。

 

冬の星座だとばかり思っていたオリオン座を、夏の早朝に見つけたときは、物凄い驚きで、真夏にオリオン座がみられるんだ・・・こんなに長く生きていたのに知らなかったよ・・・などとヘンな感動がありましたね。

 

夜空に輝く星の光は、既に、過去のもの・・・。

今、眺めるベテルギウスの光は、鎌倉時代か、室町時代に発せられた光。

 

そんなことを考えていると、人間の一生なんて、儚いものだなぁ・・・と思ったり。