昨日の風も納まって、穏やかな秋の日。
夕刻から宵にかけて、十六夜の月。
今日は、オリオン座流星群がピークだということだけれど、夜が更けるにつれて、雲が出てきて、星空を見ることができなさそうな・・・。
月・木星・土星のコンジャクションが見られたのは、先週だったような気がしますが、今秋は、十三夜、満月、オリオン座流星群・・・と、天体のイヴェントは、盛りだくさん・・・。
始めて、オリオン座をみたのが、小学生のときで、寒い冬の深夜に、ベランダで、星を眺めていたのでした。
冬の夕刻、東の空から、ゆっくりと立ち上ってくる巨人・オリオン。
オリオン座が、わかると、おおいぬ座のシリウスも見つけられるし、こいぬ座のプロキオンも見つけることができて、冬の大三角形でした。
どうして、いぬの形に見えるのか、謎でしたが、ああ・・・そいういば、なんとなく・・・。
目を北に転じると、ひしゃくの形の北斗七星、Wの形のカシオペア座。北極星。
そういえば、オリオン座のベテルギウスは、超新星爆発するそうで???地球の時間で、どれくらいで、爆発するのか・・・???地球よりの距離が、650光年ってコトは、今見ているベテルギウスの光は、650年前の光で・・・なんて、ことを考えると、アタマがグラグラしてきますね。
冬の星座だとばかり思っていたオリオン座を、夏の早朝に見つけたときは、物凄い驚きで、真夏にオリオン座がみられるんだ・・・こんなに長く生きていたのに知らなかったよ・・・などとヘンな感動がありましたね。
夜空に輝く星の光は、既に、過去のもの・・・。
今、眺めるベテルギウスの光は、鎌倉時代か、室町時代に発せられた光。
そんなことを考えていると、人間の一生なんて、儚いものだなぁ・・・と思ったり。